
株式投資ってほったらかしておいていいの?

会社でも優秀な人材ほど、あれこれ教えなくても勝手に育っていく人がいると思います。そんな人なら、安心して仕事を任せられますよね。

えー、私はほっておかれるのやだな、

人の場合は、完全にほったらかしというわけには行きませんよね。
今回は、貴重な資金をほったらかしておいても、安心して運用を任せられる具体的にな方法を紹介します。
投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェットが、亡くなるときに総資産90%をS&P500ETF、残り10%は政府短期国債に投資するように奥さんに伝えたと言われるほど利確率が高く初心者向けなのがETF投資なんです。

でも、米国ETFの種類って300種類もあって、どれを買っていいかわからないな。

選択肢が多すぎますよね。人気のある王道銘柄をまとめました!この記事を読めば、人気のある理由が分かります。
人気のある米国ETF 【TOP10】
米国ETFの運用資産額TOP10は下記の通りです。
運用資産額TOP10 | ティッカー | 正式名称 | 運用資産残高 |
---|---|---|---|
1位 | SPY | SPDR S&P500 ETF | 29.8兆円 |
2位 | IVV | iシェアーズ S&P 500 ETF | 21.1兆円 |
3位 | VOO | バンガードS&P500ETF | 16兆円 |
4位 | VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | 15.6兆円 |
5位 | QQQ | インベスコQQQトラスト・シリーズ゙1ETF | 12.7兆円 |
6位 | AGG | iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF | 8.1兆円 |
7位 | VEA | バンガードFTSE先進国市場ETF | 7.6兆円 |
8位 | GLD | 金国際価格 | 7.3兆円 |
9位 | IEFA | iシェアーズ コアMSCI EAFE ETF | 7兆円 |
10位 | VWO | バンガード FTSEエマージングマーケッツETF | 6.2兆円 |
投資プラン別米国ETF特徴
投資プラン別で分けると、下記の3種類に分類されます。
値上がり益というのは、株を買った時より打った時の値上がりの儲けのことで、値上がり益狙いETFの特徴は、もっとも低い経費率と安定した配当金です。高配当狙いETFの特徴は、低い経費率と高い配当利回りです。暴落時に強いETFは、暴落に対して逆の動きをするように設計された特徴があります。
これらのETFは、実績のある世界TOP3の運用会社(※1)の中から厳選していますので、はじめはこの中からどれを主軸に、投資していくかを考えて行けば間違いないでしょう。
※1バンガード社、ブラックロック社、ステートストリート社、合計運用額1000兆円以上(順不同)

証券会社 | 取引可否 | ◯ メリット | × デメリット |
---|---|---|---|
SBI証券 | OK | SBIネット銀行との連携で ◎ドル円転換がラクで最速、かつ最安 ◯逆指値注文ができる | 米株用のスマホ・アプリない サイトがごちゃごちゃしていて見づらい 銘柄分析▲ 資産推移が見れない 時間外取引できない トレールストップ注文ができない |
マネックス証券 | OK | 米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い銘柄が最多で最速対応 ◎時間外取引ができる ◎逆指値/トレールストップ注文ができる ◯ある程度の銘柄分析できる(銘柄スカウター) 米株用のスマホ・アプリあり | ドル転換に時間がかかる(1営業日) |
楽天証券 | OK | 楽天ポイントとの連携ができる ◎銘柄分析できる 米株用のスマホ・アプリあり | 米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い外国銘柄が少ない 時間外取引できない |
↓ 2008年から2020年の株価の推移を見てみると、それぞれ特徴がよく現れています。

VYM(紫)、QQQ(緑)が飛び抜けていますが、全てのETFで米国市場が右肩上がりなのがよくわかります。長期で見ればリーマン・ショックの暴落から株価は必ず回復しています。
一方、債権ETF(青)などの株価安定型ETFは、ほぼ横ばいで推移しているのが分かります。
↓ 各ETFの特徴をマッピングでみてみましょう。
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縦軸は、株価安定率(株価が下がらなかった=安定)、横軸では配当金の利回り(株価に対しての、配当金でもらえるお金)を示しています。BNDなどの債権ETFは安定型、SPYDやHDVは配当利回り重視なことが分かります。

なんとなくそれぞれの特徴を掴めましたか?
それでは、具体的な銘柄内容についてみてみましょう⬇︎
値上がり益狙い(低運用コストETF)
VONG
- 正式名称:バンガード・ラッセル1000グロース株ETF
- チャート名称:VONG(US NASDAQ GM)
- 【株価レンジ参考】:198→132→241→229(ドル)
- 運営会社:バンガード社
- ベンチマーク指数:ラッセル1000グロース株インデックス
(ラッセル1000=米国時価総額TOP1000社の大型株に連動) - 設定:2010年9月
- 運用資産総額:0.5兆円
- 経費率:0.08%
- 配当金利回り(参考):0.79%
- 銘柄数:450社
- 年初来トータルリターン(参考):+24.24%
トータルリターン | VOO | VONG |
---|---|---|
1年 | 15.1% | 37.4% |
5年 | 14.1% | 20.0% |
10年 | 13.7% | 17.1% |



VUG
- 正式名称:バンガード・米国グロースETF
- チャート名称:VUG(US NASDAQ GM)
- 【株価レンジ参考】:202→134→246→233(ドル)
- 運営会社:バンガード社
- ベンチマーク指数:CRSP USラージキャップ・グロース・インデックス
(米国株式市場の大型グロース株セグメントを網羅する指数) - 設定:2004年1月
- 運用資産総額:約6.3兆円
- 経費率:0.04%
- 配当金利回り(参考):0.77%
- 銘柄数:257社
- 年初来トータルリターン(参考):+25.79%



QQQ(ナスダック連動安定銘柄)
- 正式名称:インベスコQQQトラスト・シリーズ゙1ETF
- チャート名称:QQQ(US NASDAQ GM)
- 【株価レンジ(参考)ドル】:237.1→169.5→215.2(下落率9%)
- 運営会社:インベスコ社
- ベンチマーク指数:NASDAQ100指数
- 経費率:0.2%
- 配当金利回り(参考):0.79%弱
- 5年トータルリターン(参考):1.08%
- 銘柄数:103
- 特徴:↓
VOO (安定した成長率)
- 正式名称:バンガードS&P500ETF
- チャート名称:VOO(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:285ドル⇨202ドル(下落率29%)
- 運営会社:バンガード社
- ベンチマーク指数:S&P500
- 経費率:0.03%
- 配当金利回り(参考):2%弱
- 5年トータルリターン(参考):10.87%
- 銘柄数:500
- 特徴:↓
投資の神様と言われるウォーレン・バフェットが奥さんに勧めた事で有名なETF
配当は低いが安定、長期的には7%のリターンを期待できる
Tech銘柄中心に構成される(構成比率)
1位/Microsoft Inc.(5.53%)2位/Apple Inc.(5.26%)3位/Amazon Inc.(4.03%)4位/Facebook Inc.(2.14%)5位/Alphabet Inc.(1.70%) ←(配当金が低い理由)
下手に個別株に手を出すならVOO1本でOK
- アメリカは世界最大の経済大国。GDPは世界最大。
- 中国に追いつかれつつあるものの、現時点ではトップ

- アメリカはこれからも人口が増えていく人口増加国
- 主要先進国で人口が大きく伸び続けているのはアメリカのみ

- アメリカは法制度、会計制度や株主重視の文化(自社株買いなど)がしっかりしている。
- 自社株買いとは、企業が自分の会社の株を買い戻す行為のことでこれをやると株価が上昇します


- 世界を変えたGAFAMは全てアメリカ企業!イノベーションが起きるのはいつも米国から!
- 日本やヨーロッパからはほとんどこういった企業が伸びていません。
これほど、素晴らしい条件が揃っている先進国は、米国において他にはありません。下の直近10年チャートからもそれが分かります。

アメリカを除いたらほぼ横ばいです。
VTI(全米)
- 正式名称:バンガード トータルストックマーケットETF
- チャート名称:VTI(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:157ドル⇨110ドル(下落率30%)
- 運営会社:バンガード社
- ベンチマーク指数:S&P500
- 経費率:0.03%
- 配当金利回り(参考):2.35%程度
- 3年増配率:14.77%(3位)
- 銘柄数:3592
- 特徴:↓
米国株式100%カバー
セクター構成比率:1位テクノロジー20.8%、2位金融19.8%
10年間の配当変化率=2.53倍(18年連続増配)
こちらも↑VOOで紹介している米国株に投資するメリットが当てはまります。
IVV
- 正式名称:iシェアーズ S&P 500 ETF
- チャート名称:IVV(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:339.81ドル⇨224.65ドル(下落率34%)
- 運営会社:ブラックロック社
- ベンチマーク指数:S&P 500
- 経費率:0.03%
- 配当金利回り(参考):2.24%
- 銘柄数:506
- 特徴:↓
- 運用総額20兆円以上の巨大ファンドならではの低い経費率
- 同ファンドはStandard & Poor’s 500 Index(以下SP500)に連動する投資成果を目指す。
- SP500はすべての上場した米国株式証券の時価総額の約80%を含む。構成銘柄のウェイトは発行済み株式の浮動株調整後時価総額に基づいて加重される。
- 消費者の非循環、金融、エネルギー、テクノロジー、通信、産業、民生、循環、基本材料およびユーティリティなど分野に投資する。投資アドバイザーはBlackRock Fund Advisors (BFA)。
組入上位10銘柄の投資銘柄

VIG
- 正式名称:バンガード 米国増配株式ETF
- チャート名称:VIG(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:121.56ドル⇨89.67ドル(下落率26%)
- 経費率:0.06%
- 配当金利回り(参考):1.8%
- 銘柄数:184
- 特徴:↓
10年以上の連続増配企業のみで構成される(64年間:Procter&Gamble Co 57年間:Jhonson&Jhonson 47年間:Abbot Laboratoriesなど)
- 連続増配企業のみをかき集める、分かりやすい運用コンセプト
- 将来高配当化する可能性を秘める(過去実績では配当金2倍に)
- 市場暴落時のダメージが相対的には小さめ(株価、分配金ともに)
- 米国ETF上位30位の人気ファンド
- 運用資産4.5兆円
配当金狙い(高配当ETF)
VYM (1本で十分分散がきく、信頼と安定の定番銘柄)
- 正式名称:バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
- チャート名称:VYM(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:87.1ドル⇨60.84ドル(下落率30%)
- 運営会社:バンガード社
- ベンチマーク:FTSEハイディビエント・イールド・インデックス
- 経費率:0.06%(高配当ETF最安)
- 配当金利回り(参考):3.78%
- 5年トータルリターン(参考):9.8%
- 純資産額:3兆3,200億円
- 開始日:2006年11月
- 銘柄数:400
- 特徴:↓
米国高配当銘柄への投資(幅広いセクター)10年間の配当変化率:2.604倍(連続増配9年)
高配当ETFの中では安定志向
セクター構成比率:1位金融18.5%、2位消費財14.2%
SPYD(配当利回りが最強NO1ルーキー)
- 正式名称:SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF
- チャート名称:SPYD(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:35.5ドル⇨21.04ドル(下落率40%)
- 運営会社:ステートストリート社
- ベンチマーク指数:S&P500高配当指数
- 経費率:0.07%
- 配当金利回り(参考):5.8% (1位!株価暴落時7%以上)
- 5年トータルリターン(参考):11.8%
- 純資産額:257億円
- 開始日が2015年10月と若い
- 銘柄数:80
- 特徴:↓
1番の特徴は「他の高配当株ETFと比べ利回りが最強NO1である」と言うこと。米国株と不動産REITを組み入れ(不動産20%)、平常時でも3−4%利回りを維持(平常時株価:39ドル)でも利回りは4.5%と高い水準を示す)、コロナショックの40%近い暴落時(株価:24.03ドル)の時の利回りは7.26%!!利回り7%のETFとは14年間持ち続けたら、配当金だけで投資金額が回収できる!
SPYDだけでは、リスクが高いが例えばインデックス投資メインで組み合わせて投資する人が多いイメージ。
SPYDの隠された弱点 ⇨ 好景気に株価上昇しづらい、不景気に株価が落ちやすい(80銘柄のみの構成で不動産REITも含んでいるリスク)
HDV
- 正式名称:iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
- チャート名称:HDV(US NYSE ARCA)
- 株価レンジ(参考):89.36ドル⇨62.00ドル(下落率31%)
- 運営会社:ブラックロック社
- ベンチマーク指数:モーニングスター配当/フォーカス指数
- 経費率:0.08%
- 配当金利回り(参考):3.7%
- 5年トータルリターン(参考):8.9%
- 純資産額:8,400億円
- 開始日:2011年3月
- 銘柄数:75
- 特徴:↓
米国高財務優良企業のうち高配当銘柄への投資(エネルギー、ヘルスケア)上位13社で約7割
セクターシェア率1位=AT&T(ワーナー・ブラザース、HBOが傘下):9.97% 配当利回り:5.4%
セクター構成比率:1位エネルギー21.8%、2位通信17.1%
- このファンド1本だけでもOK
- 優良企業の精選だが配当利回りが高い
- 配当金だけでなく株価の伸びも期待できる
- ディフェンシブ銘柄で構成(下がりにくい)
- 増配率、連続増配企業がメインディッシュ
- 構成銘柄の組み替えも多い(高いメンテンス)
- SPYDとの相性が良い
(セクターの被りがなく分散性を補い合う)
VT(全世界)
- 正式名称:バンガード トータル ワールド ストックETF
- チャート名称:VT(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:76.78ドル⇨54.46ドル(下落率29%)
- 運営会社:ブラックロック社
- ベンチマーク指数:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
- 経費率:0.08%
- 配当金利回り(参考):3.3%
- 3年増配率:16.02%(2位)
- 純資産額:約1.6兆円
- 開始日:2008年6月
- 銘柄数:約8000社
- 全世界の株式市場の約98%をカバー
- 47カ国、全世界に分散投資できる
- 過去10年間のうち、8年間はVTやVOO(米国株)のリターンの方が高い
- 米国株は3.3倍
- 全世界株は2.1倍
- 米国の暗黒の時代をお忘れですか?
- 1966年2月〜1982年8月は横ばい
- 2000年代にはBRICS新興国株に負けていた

- 米国1強は、永続するとは限らない
- 人類の歴史では特定の一つの国が栄え続けたことはありません
- ローマ帝国、江戸幕府。。
- 1900年の時点で世界の時価総額に占める米国の割合は15%しかありませんでした
- GDPで見れば中国がアメリカを抜くことはもはや必然

- わざわざ勝つ国を予想して選ばなくていい
- VTのような時価加重型のファンドに投資しておけば、「強い国には多く投資して弱い国には少なく」して、自動で調整してくれます。
- 人類・世界経済はトータルで成長する
- インデックス投資の生みの親も「全世界株派」
- 全世界株への分散投資が「理論的に正しい」投資手法
- 「現代ポートフォリオ理論」ノーベル経済学賞受賞
- 市場全体に投資せよ(全世界株というリスク資産を買え)
- リスク資産と無リスク資産の比率を調整せよ
- 全世界株には低成長の国を含む
- 低成長の国が足を引っ張っている

- 新興国の成長も米国市場に含まれる
- 米国の大企業はほとんどがグローバル企業
- 世界分散はリスク低減にならない
- 米国株でも全世界でも暴落するときは一緒
- ここ10年は全世界の方がリスクが高かった
- 全世界株に投資すると、余計なリスク、コストを負う
- 未熟な国(会計、法制度、政情不安のある国に投資する「固有のリスク」も背負う
- 経費コスト 「VOO:0.03% VTI:0.03% ←→VT:0.08%」
- 唯一無二の長い歴史がある
- 何か大事件があるたびに叫ばれてきた「米国悲観論」は今のところ例外なく否定されてきました(参考:NYダウの株価歴史)

結論:米国オンリーか全世界か悩むのなら「全世界株」にしておきましょう!
VGT
- 正式名称:バンガード 米国情報技術セクター ETF
- チャート名称:VGT(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:247.83ドル⇨181.5ドル(下落率26%)
- 経費率:0.1%
- 配当金利回り(参考):3.3%
- 3年増配率:17.04%(1位)
- 連続増配年数:10年(3位)
- 特徴:配当利回りはVTと同等だが、経費が高い
暴落時に強いETF(株価安定型ETF)
金ETFや債権ETFなどの暴落に強いETFには以下の特徴があります。
- 金利が高くなると株価は下がる(株価と逆の動きをする)
- リターンは株式に比べると長期では劣る
- 短期債権は利回りは低いが、株価は安定する
- 長期債権は利回りは高いが、株価の変動は激しい
- リーマンショック級の変動があってもほとんど影響を受けていない
TLT(長期国債ETF)
- 正式名称:iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF
- チャート名称:TLT(US NASDAQ GM)
- 【株価レンジ(参考)ドル】:171.5→144.9→163.02(下落率5%)
- 運営会社:ブラックロック社
- ベンチマーク指数:iシェアーズ米国国債20年超指数
- 経費率:0.15%
- 配当金利回り(参考):1.81%
- 銘柄数:41
- 特徴:↓

上図は年初来からコロナショック時のチャートをS&P500指数と比較したものであるが、暴落局面で反発し株の値動きと逆相関の特徴になっている事がわかります
LQD(優良社債ETF)
- 正式名称:iシェアーズ iBoxx USD投資適格社債 ETF
- チャート名称:LQD(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:134.27ドル⇨106.7ドル⇨131.44ドル(下落率2%)
- 運営会社:ブラックロック社
- ベンチマーク指数:米ドル建て投資適格社債で構成される指数
- 経費率:0.15%
- 配当利回り(参考):2.93%
- この1本で2000を超える適格社債に分散
- 適格社債(AAA〜BBB) ↔︎ ハイイールド社債(BB以下)
- 約3.8兆円の運用規模を誇る人気ファンド
- 安定したトータルリターン(4〜6%程度)
- 高い分配利回り(3〜4%程度)
- リーマン・ショック時でさえ最大15%しか下げなかった下落耐性
- 米国ETF上位30位の人気ファンド
GLD (金ETF)
- 正式名称:SPDR ゴールド シェア
- チャート名称:GLD(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)ドル】:157.8→137.8→165.9ドル(下落率+5%)
- 運営会社:ステートストリート社
- ベンチマーク指数:ロンドン金価格
- 経費率:0.40%(IAUは0.25%)
- 配当金利回り(参考):ー
- 銘柄数:ー
- 特徴:↓
有事の金と言われる金(ゴールド)価格に連動したETFだけあって、暴落時は金に買いが集まる特徴があります。コロナショック時は一度株価が下落したが、元値への戻りが早いです。
また、社会不安やインフレ時には、金の価格が上がるためGLD株価が上がる事が期待できます。
※日本市場でも購入可能です(1326)
より経費率の安い(0.18%)ゴールドETF「GLDM」もおすすめです↓
IAU (金ETF)
- 正式名称:iシェアーズ ゴールド トラスト
- チャート名称:IAU(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)ドル】:15.7→14.2→16.9ドル(下落率+7%)
- 運営会社:ステートストリート社
- ベンチマーク指数:ロンドン金価格
- 経費率:0.25%
- 配当金利回り(参考):ー
- 銘柄数:ー
- 特徴:↓
iシェアーズ ゴールド トラスト(IAU)はGLDとほとんど同じ値動きで、運用金額の規模はGLDほどではありませんが、経費率が0.25%と低く、価格が低めのため投資しやすく初心者におすすめのETFです。

AGG(債券ETF)
- 正式名称:iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF
- チャート名称:AGG(US NYSE ARCA)
- 【株価レンジ(参考)】:117.86ドル⇨106.57ドル⇨117.48ドル(下落率0.3%)
- 運営会社:ブラックロック社
- ベンチマーク指数:バークレイズ・キャピタル 米国総合指数
- 経費率:0.05%
- 配当利回り(参考):3.31%
- 初心者でも投資しやすい鉄板の債券ETF
- 米国7000本の以上の優良債券にまるっと投資する総合債券ファンド
- 債券ファンドなので利息がももらえる
- 債券=国債+社債のようなもの
- 全体の70%以上がAAA格付け
- 1990年〜2015年の間にデフォルトしてしまったAAA債券は0.00%
- 経費率最安値
- 金利が上がれば、債券価格が下がる。逆も然り
- 変動率:金利1.0% = AGG価格5.6%
- 安心しすぎず為替リスクに注意
BND(債券ETF)
- 正式名称:バンガード・トータル債券市場ETF
- チャート名称:BND(US NASDAQ GM)
- 【株価レンジ(参考)】:88.34ドル⇨80.44ドル⇨87.75ドル(下落率0.6%)
- 運営会社:バンガード社
- ベンチマーク指数:バークレイズ・キャピタル 米国総合指数
- 経費率:0.04%
- 配当利回り(参考):3.21%

ご自身がどのようなポートフォリオでどのETFに投資するか。最適解を見つけて、目的にあった運用を心がけてください。
参考
「10 Best-Performing ETFs of 2020」2020/12/16時点

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