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【保存版】王道の買い方=インデックス投資『投資信託 vs. ETF 徹底比較』コスト・税金から考える最適な選択肢とは?

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投資信託とETF、これら2つ新NISAなどで積み立てをするときのがインデックス投資選択肢になります。

どちらが不労所得を実現するために最適なのでしょうか?興味津々の方も多いことでしょう。

結論から申し上げますと、

投資信託は、積み立てや分散投資に適しており、30~40年以上の超長期運用に有利な傾向になり、60年の運用では確実に有利に転じます

一方で、

ETFは、20年程度の中長期保有では有利で、短期売買や市場の変動を活かしたトレードにも適しています

まとめると、

月5万円までならクレカポイントのつく投資信託、それ以上の金額はほとんど変わらない(20年で1%程度、40年で最大~4%程度、60年で最大~7%程度の差)なのでどっちでもOK

具体的な手順は、① 投資したいインデックス指数を決める→② そのインデックスが換える商品、ファンドを探す

人気のインデックスは、全米株式か全世界株式(オルカン)に集中していますが、NASDAQやSOX指数

このような事実に基づいて、自身の投資目的に応じて、どちらがバランスの取れた選択かを考えることが重要です。

ここでは、初めて投資される方を対象に分かりやすく比較しつつ、投資経験者の方にも勉強になるよう徹底解説していきます。あなたに合った選択肢を見つける、資産運用に役立つ知識が得られます。

投資信託とETF、それぞれの特徴を理解し、不労所得への一歩を踏み出してみませんか?

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そもそもインデックス投資とは?

インデックス投資とは
  • 指数とは、簡単に言うと「個別株の詰め合わせバスケット」のようなもの。
  • 投資すべき指数(インデックス)は米国のみ!
  • インデックス投資の本質は、今後の未来も世界が良くなることを信じるということ!

インデックス投資とは、個別の企業などの「個別株」ではなく「指数」を買う投資方法です。それぞれの指数によって詰め合わせてある中身に違いがあります。

指数(インデックス)には以下のようなものがあります

  • 日経平均(日経新聞社が東証一部上場企業から選んだ225社、別名:日経225)
  • TOPIX(日本の東証一部上場全銘柄)
  • NYダウ(アメリカの工業株30社)
  • S&P500(アメリカの上位500社)
  • NASDAQ(アメリカのテクノロジー系メイン3000社以上)
  • SOX指数(半導体関連)
  • 中国 上海総合指数など
  • インド S&P CNX Nifty
  • 全世界(オールカントリー)

この他にも様々な種別(小型、先物、コモディティ、セクター別など)や地域別(アジア太平洋、ヨーロッパ、中東、中南米)など数百の指数があります。

注意点としては、日本株は世界マーケットの中の6%ほどしかなく、値動きも40%のシェアがある米国指数に連動する傾向が年々高まってきているので、日経1つだけに絞って投資するというのは賢明ではありません。(日本株が割安という意見もあります)

出典:ブラックロックジャパン


このような、指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資手法のことをインデックス投資と言い、その商品(詰め合わせバスケット)には次の2種類あります。

  • インデックス ファンド(投資信託)
  • ETF

投資信託(インデックスファンド)とETFの違いとは?へジャンプ

インデックス投資は最近になって発明された商品で、以前は、投資先を1社づつ見極めて株を買うしかありませんでしたが、1971年に入りようやく米国でインデックスファンドが誕生しました。

日本では、初めてのインデックスファンド誕生は1985年で、気軽に買えるようになったのは、ここ20~30年の出来事なのです。

インデックス投資のメリット

インデックス投資のメリットは大きく3つあります。

  1. 少額で分散投資できる
  2. 管理の手間がかからない
  3. 長期投資なら勝てる可能性が高い

メリット① 少額で分散投資できる

インデックス投資は、少額で複数の会社に分散投資することができます。
例えば以下の様なイメージです。

選択肢 A(インデックス投資)

1万円で100社が詰め合わせられたバスケット商品B」を買う

選択肢 B(個別株投資)

  • 100万円でA社の株」を買う

この、どちらの可能性に投資するかということです。

同じ金額でリスクを分散できるなら断然インデックス投資という事になります。

メリット② 管理の手間がかからない

インデックス投資は、指数に投資する様に設計された商品のため、ファンドの中の会社が入れ替わって新陳代謝が起こります。つまり購入株売買のような管理の手間がかかりません。

個別の企業の株を買っていた場合、企業が潰れてしまったらおしまいです。

例えば、NYダウを構成する30社のうち、1900年代から生き残っている企業は20社程度しかありません。世の中からイケていないと判断された10社は、2000年以降に指数から外されて消えていったということです。

メリット③ 長期投資なら勝てる可能性が高い

これまでの数十年間はS&P500への投資はいつはじめても、長期保有をすれば必ずプラスになるとも言われてきました。特にリーマン・ショック以降は4倍以上になっており、米国で30代でアーリーリタイアするファイヤームーブメントという概念まで生まれました。

暴落の直前の高値で買ってしまっても、長く持ち続ける(放置しておく)ことで一喜一憂する必要がないということです。

インデックス投資のデメリット

インデックス投資のデメリットには、次のようなものがあります。

  1. 良くも悪くも平均的なリターン
  2. 投資の知識は身につかない
  3. 今までは良くても、今後必ず儲かる保証はない

① 商品選びが大切

インデックス投資は、手間がかからないことと引き換えに、個別株や仮想通貨のような大きなリターンは望めません。銘柄入れ替えなどがあるとはいっても様々な企業があるため、あくまでも市場の動向に応じた平均的なリターンになります。

また、商品選びを間違えると何年も機会損失を積み重ねることになってしまいます。世の中にはイケてない指数もあるので、インデックスファンドなら何でもOKというわけではありません。

そのため、ずっと放置しておくためには、下記のポイントを元にインデックスファンドを選ぶ必要があります。

  • インデックス投資の王道は全米株式指数もしくは全世界指数の2択
  • 常に中身がメンテナンス更新されているもの
  • 手数料が高すぎないもの

投資の知識が身につかない

インデックス投資のデメリットは、良くも悪くも一時的な株価の上下に左右されないため、ニュースなどを毎日気にする必要がなく、投資の知識が身につき辛いところにあります。

今までは良くても、今後必ず儲かる保証はない

ここ20年間はアメリカの代表的な株価指数であるS&P500のインデックスを買っていれば儲かっていたかもしれませんが、向こう20年が必ず儲かるという保証はどこにもありません。

上の図は米国の主要指数であるS&P500の過去150年間のチャートです。

1970年代には商品相場が加熱し、株式が不審で16年もかけて20%近く下落したアメリカ史上最悪のインフレ期があり、長期的に上昇しなかったため「米国株式の死」と言われた時期として記憶されています。

この時期は、対象的に商品市場は活況で、トウモロコシは295%上昇。石油は70年代に15倍上昇し、1バレル40ドルに。金や銀は10年間に20倍にもなり、その他たくさんの商品の価格が急上昇していました。


このように、株式と商品は歴史的に一定のサイクルで入れ替わる傾向があるため、株式と商品、債券などの違う資産クラスに分散投資することが投資の基本となっています。

ただし、米国インデックスが右肩下がりになる可能性は上昇する可能性よりも低く、もし20年以上の長期的に下がり続けるとしたら戦争などの世界的なイベントが起きて、そもそも世界中が大変なことになっている状態と考えるのが一般的です。

投資信託(インデックスファンド)とETFの違いとは?

賢い投資の第一歩は、投資信託とETFの基本を理解することから。ここでは、わかりやすく説明し、初心者でも安心してスタートできるポイントをお伝えします。不労所得への扉を開くために、ぜひこのセクションをじっくり読んでみましょう。

インデックスファンド(投資信託)とETFの違い?

インデックス(投資信託)とよく比較される投資商品として、ETFというものがあります。

ETFとは、(上場投資信託:Exchange Traded Funds)のことでインデックスファンドの一種ですが、1日1回しか注文できない投資信託に対して、上場しているため株式の様に簡単に売買できます。

それぞれの違いをまとめると、以下の特徴があります。

投資信託ETF
購入単位100円から1株単位
自動再投資×
【購入時】為替手数料-(※1)-(※1)
【購入時】手数料-(※2)
売却時】手数料上限22ドル
0.495%(※3)
保有中】信託報酬手数料0.09~0.16%0.03~0.15%
クレカポイント
上の数字は代表的な投資商品から持ってきています
上記の数字以上の商品は割高すぎるイメージです

(※1)最近は無料のところが多い。かかる場合は1ドル4銭(往復8銭)が平均値

(※2)無料になるノーロードも増えてきている

(※3)SBI証券などの無料キャンペーン除く

投資信託とETFの主な違いは、具体的には、取引の形態にあります。例えば、投資信託は日1回基準価額に応じて約定し、ETFは株式市場で自由に取引され、リアルタイムに売買が可能です。

このような理由から、ETFは即座で柔軟な取引が可能であり、短期トレード志向の投資家に向いています。

投資信託とETF(上場投資信託)の違い

投資信託

  • 購入価格決定のタイミング: 1日1回基準価額が決まるため、注文時の約定金額がわからない。
  • 手数料: 購入時手数料や信託報酬がかかる。
  • 適しているケース: 投資初心者や積立投資を行いたい人、基準価額の上昇が期待されるアクティブファンドへ投資したい人に適している

ETF

  • 購入価格決定のタイミング: リアルタイムで価格が変動し、取引所でリアルタイムに購入できる。
  • 手数料: 一般的な投資信託より信託報酬が高め。
  • 適しているケース: 値動きがわかりやすく、長期的に見て運用管理費用が低い商品を求める人に適している

違いが少ないこと

また、信託報酬手数料というのは、保有時の年間にかかる手数料で、ETFでも投資信託でも安い部類であれば大して変わりません。例えば、上の表のETFであれば100万円運用して800円とかなり安くなっており、これも投資が身近になった理由のひとつです。

どんな投資信託を選べばいいか?

投資信託は、例えば、あなたが株式や債券などの複数の資産に投資する際に、プロのファンドマネージャーがその代わりに管理・運用してくれる制度です。

自動再投資のおかげで“複利”の力を得ること自動でできることが、最大のメリットです。

これにより、手軽に多様な資産に分散投資ができ、初心者でもリスクを抑えながら投資を始めることができます。具体的には、日本株式ファンドやグローバル債券ファンドなどがあります。手数料はかかりますが、リスク分散のメリットが大きいです。

投資信託の種類

投資信託選び方のポイント
  • 運用資産額が大きい投資信託のほうが永続しやすい
  • 高すぎる信託報酬手数料に注意

投資信託の欠点は、ETFに比べてまともな商品が全体の数%程度と限られているので、投資信託の王道は、S&P500か全世界指数に連動したものもが王道です!

S&P500とは、右肩上がりの米国経済まるごと詰め込んだインデックス指数のことです。

初心者におすすめは、S&P500指数に連動した下記の1〜3になりますが、どれを買ってもほぼ同じです。少しリスクをとって、値上がりを期待したいという場合はNASDAQ(テクノロジーの指数)を選ぶことになります。

全米株指数(S&P500 連動)
  • 楽天VTIーリスク小
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)ーリスク小
  • SBI・バンガード・S&P500インデックスーリスク小
  • iFreeレバレッジ NASDAQ100ーリスク大

それぞれの特徴は以下になります。※手数料は変動する可能性があります。

① 楽天VTI
  • 楽天VTI → 米国約4000社 CSRP USトータル・マーケット・インデックス
  • 手数料:0.191%
② eMAXXIS Slim米国株式(S&P500)
  • 米国約500社 S&P500
  • 手数料:0.1620%
③SBI・バンガード・S&P500インデックス
  • 米国約500社 S&P500
  • 手数料:0.09264%
④iFreeレバレッジ NASDAQ100
  • NASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざす指数
  • 手数料:0.99%

こちらは“レバナス”の愛称で親しまれている投資信託です。レバレッジ+ナスダックを省略した呼び方です。

レバレッジとは投資金額以上の動きをするという意味ですが、iFreeレバレッジ NASDAQ100はレバレッジが2倍の商品なので、通常の株価変動の2倍の動きをします。つまり、上がったときは2倍上がり、下がったときも2倍下がるというものです。

全世界指数
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)ーリスク小
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンドーリスク小
  • カントリーETF新興国系ーリスク大

それぞれの特徴は以下になります。※手数料は変動する可能性があります。

⑦ eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、世界47ヵ国に分散投資することができるインデックス・ファンドであり、信託報酬が低い特徴があります。
  • 手数料:0.1144%
⑧ 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)よりも信託報酬が高いです。
  • 手数料:0.202%。
⑧ カントリー別新興国系
  • 様々な種類の投資商品があります。
  • 手数料:高め。

どんなETFを選べばいいか?

ETF(上場投資信託)は、具体的には、株式市場で個別株と同様に取引可能な投資信託です。例えば、東証上場ETFでは、日経平均株価に連動するETFやTOPIXに連動するETFなどがあります。

これらは株式取引のように市場価格で売買され、時価簿価のズレが少なく、低コストで取引できます。一般的には、投資家が柔軟に資産を運用できる魅力があります。

ETFの特徴

ETFの方が圧倒的にバリエーションが多く、1株単位の価格も様々で魅力的な内容のものを自由に選んで買えるのが、最大のメリットです。

例えば、次のようなものがあります。

  • VOO:S&P 500指数に連動(約上位500銘柄)
  • VTI:米国企業4000社分散ETF(全米にまるっと投資)
  • HDV:高配当銘柄ETF(配当金好きならこれ)
  • TECL:テクノロジーセクター3倍レバレッジETF(大きな上昇が欲しいならこれ)
  • など

例えば、米国に投資したいだけでも色々な数百種類のETFがあり、好みが分かれるところです。

「鉄板ETF」を次の記事にまとめましたので、ぜひ参考になさってください。

いずれも主要国内オンライン証券から取引可能です。

国内証券会社比較表

下の表は、それぞれの証券会社の機能の詳細比較です。

証券会社銘柄数売買
手数料
為替
手数料
時間外
取引
逆指値トレール
ストップ
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 3a4dbd97-0e61-42e6-a9fd-61b764e74899.png5,000超0.45%
($0〜$22)
片道25銭/1$
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 64571251-be55-4a2c-ba39-f5fb44b5b4e7.png5,4440.45%
($0〜$22)
片道25銭/1$
(SBIネット銀行
経由片道4銭
××
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: efc520d2-484f-4d0c-8d2f-d60a2ec25fb2.png4,8590.495%
($0〜$22)
片道25銭/1$××
2023/7時点

私は、長期でほったらかしにしたい銘柄を

不意にポチポチさわってしまわないように(笑)

次の3つの証券会社を特徴別に使い分けています。

  • (短期)米中個別短期トレード → マネックス証券
  • (長期コア売買)米株ETF(売却益ETF、高配当ETF)、個別株 SBI証券
  • (長期ドルコスト平均積立) 米国投資信託(S&P500) → 楽天証券

投資信託の魅力とは

未経験者も安心!「投資信託」の魅力を余すことなく解説します。手軽な積み立てや分散投資、そして税金のメリットまで、初めての方にもわかりやすくお届けします。資産形成の第一歩を踏み出すなら、まずはこのセクションでしっかりと理解しましょう。

投資信託のメリット

月5万円までのクレカポイント活用

投資信託では、月5万円までの投資額ならばクレジットカードのポイントをゲットすることができ有効活用できます。例えば、毎月のクレカポイントを積み上げて、年末のボーナス時に一気に投資に回すことで、ボーナスを有意義に活用できます。

これは賢い資産運用の一環であり、資産を形成する過程で得られるお得なメリットです。クレカポイントを上手に利用して、資産形成のスピードをアップしましょう。

手軽な積み立てと手間の軽減

投資信託は手軽な積み立てが可能であり、資産運用を手間なく始めることができます。例えば、毎月の生活費から一定額を積み立てることで、自動的に資産が形成されます。

初心者でも気軽に始めやすく、煩雑な手続きが不要なので、未経験者にとっても魅力的な選択肢と言えるでしょう。手軽さと手間の軽減が、投資信託の大きなメリットとなります。

分配金再投資の自動化

分配金を有効活用するためには、再投資が欠かせません。投資信託では、分配金の再投資を自動化することが可能です。

例えば、分配金が発生した場合でも、手動で再投資手続きを行う必要がなく、自動的に資産を増やすことができます。投資信託の自動化は、資産形成をスムーズに進める秘訣と言えるでしょう。

なぜ投資信託を選ぶのかその理由

長期運用者に向いている

投資信託はその手軽さと安定性から、長期にわたる運用に適しています。例えば、10年以上の長期間にわたって定期的な積み立てを継続することで、市場の変動に強くなります。将来にわたり安心して資産を築きたい方にとって、投資信託は理想的な選択肢と言えるでしょう。

暴落に対するリスクヘッジにも最適

将来の不確定な状況に対するリスクヘッジが、投資信託の魅力の一つです。例えば、株式市場が一時的に下落した場合でも、積み立てを続けることでリスクを分散し、着実に資産を増やすことができます。投資のリスクを最小限に抑えながら、将来への備えをしっかりと整えることが可能です。

買い時と売り時の柔軟性がある

投資信託は市場の変動に柔軟に対応できるため、買い時と売り時の選択肢が豊富です。例えば、市場が上昇している時には少額ずつ積み立て、下落時には一気に投資額を増やすことで、市場の変動を有利に活かせます。市場の変化に合わせて柔軟に対応することで、より効果的な資産運用が期待できます。

ETFの利点と短所

「ETF」って何?気になる方に向けて、その特徴や適性を掘り下げてご説明します。リスク分散の仕組みや投資スタイルに合わせた利用方法まで、これから投資を始めるあなたにピッタリの情報が満載です。

ETFの特徴と適性

ポートフォリオの多様性とリスク管理に優れるETF! しかし、その一方で短期売買志向者にも適した特長があります。市場変動に柔軟に対応するETFの利点と短所を理解し、投資戦略に組み込みましょう。

ポートフォリオの多様性

ETFは複数の資産を含むポートフォリオとして取引されるため、市場の広範な動きに対してリスクを分散できます。ポートフォリオの多様性を活かして、堅実な資産運用を実現しましょう。

短期売買志向者向けの特長

ETFは日中価格が透明で、流動性が高いため、短期売買志向者にとって魅力的です。市場の瞬時の変動に対応しやすく、迅速な取引が可能です。しかし、短期売買はリスクが伴いますので注意が必要です。

市場変動に対する適応性

ETFは時価総額の変動に比例してポートフォリオが変動する仕組みを持っています。市場変動に適応しやすい特長があり、投資家は変動する市場に柔軟に対応することができます。ただし、これにはリスクも付随していますので、注意深く取り組みましょう。

ETFのデメリット(分配金と税金の取り扱い)

分配金と税金の基本事項を理解しよう! ETFが分配金を配当として支払う仕組みには、雑所得としての課税があります。これにより、投資家は受け取った分配金に対して税金を納める必要があります。しかし、一方で分配金再投資を活用すれば、税務メリットも期待できます。雑所得と税金効果を理解し、賢い税務プランを構築しましょう。

分配金が課税される

例えば、VOOというETFであれば年に4回分配金が配られますが、もらったETFの分配金は雑所得としてその都度課税されるため、この点が大きなデメリットになります。分配金の受け取りに伴って発生する税金を把握し、計画的に資産運用を進めましょう。

具体的には、次のような内容になります。

2重課税

まず、10%の外国税が差し引かれ、その後国内で約20%の税金が課されます。具体的には、外国税10%を差し引いた残りの90%に対して国内税が20%かかり、計算すると、90% × 20% は 18%となります。

したがって、合計すると28%の税金がかかることになります。この時の外国税10%は、外国税控除制度といって確定申告によってある程度取り戻すことが可能です。

確定申告は手間がかかりますが、外国税分を取り戻せるチャンスでもあります。。

(わざと自動控除にしない理由とは、、)

必ず全額返ってくるわけではない外国税控除制度

しかし、外国税10%は必ずしも全額返ってくるわけではなく、確定申告によって一部または全部を取り戻すことが可能ということになっています。

具体的な返還率は個人の所得や税制によって異なります。外国税分の返還を受けることで、総税率28%が20%に近づく可能性がありますが、再計算時には細かい調整が入ることに留意が必要です。

目安参考(年間配当10~100万円の場合)

年収外国税控除
900万円9~10割
600万円5~7割
300万円3~4割

長期保有におけるキャピタルゲイン税

ETFを長期間保有した場合、売却益にはキャピタルゲイン税がかかります。しかし、長期保有に伴う税率の優遇措置があり、税金の負担が軽減される点に注意が必要です。戦略的な長期保有でキャピタルゲイン税のメリットを享受しましょう。

コストと税金の比較

お金に関する肝心な話!「コストと税金」を比較検討し、あなたの資産に最適な選択を見つけます。コスト面や税金効果の理解は、将来の資産形成において大きな差を生むことも。しっかりと確認していきましょう。

投資信託とETFのコスト比較

手数料と運用コストの分析

投資を始めるにあたり、手数料や運用コストは大きな要因です。投資信託とETFでは手数料の仕組みが異なり、投資信託は手数料が発生しない分、初期のコストが抑えられます。ETFの場合は取引ごとに手数料がかかりますが、運用コストは比較的低い傾向にあります。コスト面での比較を通じて、自身の資産状況に適した選択を見つけましょう。

分配金再投資に伴う税金影響

分配金再投資を考える上で避けて通れないのが税金の問題です。ETFでは最大で28%課税されますが、投資信託では10%になっており、さらに自動再投資を選択していれば複利の効果を最大効率で利用することができます。

しかしながら、正確には投資信託が有利とは断言できなく、投資信託とETFは税制において異なる特徴があり、どちらが有利かは状況によります。投資信託は分配金に20%の税金がかかりますが、ETFは外国税10%を差し引いた後に20%の税金がかかります。ただし、最終的な税金額は売却時の利益によって変動します。分配金を得た直後にすぐに売却する場合、ETFは税金が発生しない可能性があります。

利益が少なければETFが有利

一方で、投資信託の場合は分配金全体に20%の税金がかかります。具体的なシナリオを考えると、分配金を得た状態で1円も利益が出ない場合、ETFの税金はゼロとなります。しかし、同じ状況で投資信託を売却すると20%の税金がかかり、最終的な受け取り金額はETFよりも少なくなります。要するに、利益の大小や増加額が影響を及ぼすため、利益が少なければETFが有利になることがあります

具体的に利益が出た場合、ETFと投資信託の税金の取り扱いを考えてみましょう。

仮にどちらも2倍に増えたとしましょう。投資信託の分配金が最初に大きいのはスタート地点が大きいからです。

税金を考慮すると、ETFは利益の20%が課税され、投資信託は全体の20%が課税されます。しかし、分配金が増えるほど投資信託が有利になっていき、分配金が2倍以上に増えると投資信託が有利に転じます。

分配金の増加には時間がかかり、40年以上の長期間でないと有利になる可能性は低いです。つまり、運用期間が非常に長い場合や株価上昇率が高い場合に、投資信託が有利になることがあります。

簡潔にまとめれば、運用期間が短いか株価上昇率が低い場合はETFが有利であり、逆に40年くらいの超長期で分配金が多く増える場合に投資信託が有利に転じます。

長期運用におけるコスト変動要因

長期的な視点でコストを評価することが重要です。投資信託は手数料が発生しないため、長期間にわたり一定のコストで運用が可能です。ETFは手数料の他に運用コストが影響しますが、これも長期的な運用においてはコストの変動が相対的に緩やかです。

税金効果を考えた投資戦略

税制改正への適応性

税制は変動する可能性があります。将来の税制改正に備え、投資戦略を柔軟に適応できるかが重要です。投資信託は分配金が発生しないため、税制改正への影響が少ない傾向があります。ETFの場合、分配金の税金処理に影響されることがあります。将来の変化に備え、柔軟性を持った投資戦略を構築しましょう。

タイミングとリタイアメントプラン

投資のタイミングやリタイアメントプランも税金に大きな影響を与えます。投資信託は積立投資が容易で、自在なリタイアメントプランが立てやすいです。ETFの場合は取引ごとの税金処理が必要であり、柔軟性が制約されることがあります。将来のライフイベントに備え、税金効果を考慮した戦略を練りましょう。

未来予測に基づく税金最適化

将来の市場動向や税制変更を予測し、最適な税金対策を練ることが重要です。未来予測に基づく税金最適化を考えた投資戦略が求められます。投資信託では分配金の影響が少なく、比較的予測が立てやすい傾向があります。ETFの場合は市場の変動による影響が強く、予測が難しいことがあります。将来の不確実性に備え、税金最適な戦略を見極めましょう。

未来を見据えたときの最適な選択肢

投資は未来のために。このセクションでは、将来を見据えた最適な選択肢に焦点を当てます。リタイアメントや将来の目標に向けて、どちらが適しているかをしっかり考えてみましょう。

長期運用者向けの投資信託利点

安定的な利回りの見込み

投資信託は長期的な運用に向いています。積み立てにより市場の変動に左右されず、安定的な利回りが期待されます。たとえば、毎月5万円を投資することで、定期的かつ安定的に資産を形成できます。

コンプライアンスとリスクヘッジ

将来を見据えるなかで、コンプライアンスへの配慮とリスクヘッジが不可欠です。投資信託は法令順守が徹底されており、適切なリスク分散も実現できるため、投資家は安心して資産を形成できます。例えば、投資信託では法定リバランスにより、リスクを最小限に抑えつつ成績向上が期待できます。

自動リバランスのメリット

長期にわたり資産を運用する際、ポートフォリオのバランスを維持することが重要です。投資信託では自動的なリバランスが行われるため、投資家は手間いらずで最適なポートフォリオを保てます。例えば、株式の割合が目標よりも上回った場合、自動的に調整が入り、リスクを分散します。

短期売買志向者に適した投資信託の特長

市場トレンドへの即応性

短期売買志向者にとって、市場の動向に素早く対応できることが重要です。投資信託は市場トレンドに即座に参加でき、リアルタイムの売買が可能です。急な変動にもスピーディーに対応できる利点があります。例えば、特定のセクターが急激に伸びると予測される際に、関連する投資信託に投資することで短期的な利益を狙えます。

分散投資とセクター特化の比較

投資信託は様々なセクターへの投資が可能で、一方で投資信託は総合的なポートフォリオを構築します。分散重視の方は投資信託、特定のセクターに着目するなら投資信託が適しています。自身の戦略に応じた選択が可能です。例えば、特定の産業や国に注目し、それに特化した投資信託に投資することで、その成績を追うことができます。

過去のリターン率と将来性の評価

短期の売買では過去のリターン率が参考になりますが、注意が必要です。投資信託は過去の実績やトラッキングエラーを重視しやすい一方で、投資信託は将来性を見据えた戦略が求められます。リタイアメントプランに合わせた選択が重要です。例えば、過去のリターンが優れている投資信託でも、今後の成績が同様であるとは限りません。将来性を見極め、自身の投資目標に合致するかを検討することが必要です。

60年後の投資信託と資産差

シミュレーションと将来予測
将来を見越しての投資判断には、シミュレーションや将来予測の結果が重要です。60年後の資産差を考える上で、投資信託とそれぞれにおいて適切なシミュレーションを行い、将来の資産形成を計画しましょう。例えば、将来の株価の動向や景気サイクルを想定

投資振択とETFの選び方のポイント

どちらを選べばいいか分からない方必見!「投資振択」と「ETF」の選択基準を徹底解説。あなたのライフスタイルや投資目的に合わせて、ベストな選択を見つけるヒントがここにあります。

①投資する人の投資戦略

投資戦略を選択する際、考慮すべき条件と要因は多岐にわたります。まずは自身のリスク許容度を正確に把握しましょう。次に、目標リターンを設定し、これに基づいて戦略を組み立てます。

投資目的によって最適な選択は異なりますので、自身の目的に即した戦略の検討が不可欠です。最終的には、現実的で実践的なトータルリタイアメントプランを構築することが成功の鍵となります。

②リスク許容度と目標リターン

投資振択とETFの選択基準において、リスク許容度と目標リターンの理解が肝要です。まず、自身のリスクに対する許容度を正確に評価しましょう。例えば、初めての投資家は慎重になりがちで、低リスクのETFが適しているかもしれません。それに基づいて、目標リターンを設定します。

投資はリスクとリターンが表裏一体ですが、バランスを取りながら選択することで、より安定した資産形成が可能となります。リスクとリターンの調和が成功の鍵です。例えば、長期の視点で成長が見込まれる分野への投資が、リターンを最大化する手段となります。

③投資目的別の最適な選択

投資目的によって、最適な選択肢は異なります。資産の増加、将来のリタイアメント、教育資金の積み立てなど、目的によって求められるリターンやリスクは変化します。投資振択やETFの選択は、目的を明確にし、その目的に最も適した手段を見極めることが必要です。

例えば、リタイアメント資金を積み立てる場合、長期の視点で成長が期待される銘柄に投資することが効果的です。一長一短を理解し、自身の目的にマッチする選択を行いましょう。ほかにも、教育資金の積み立てでは教育に関連した企業への投資が適しています。

④現実的なトータルリタイアメントプランの構築

遠い将来に向けた投資戦略を練るうえで、現実的なトータルリタイアメントプランを構築することが重要です。将来の資産の必要額や収支を考慮し、賢明なリタイアメントプランを描きましょう。

投資信託やETFの組み合わせも、これに基づいて検討されるべきです。現実的な計画は成功への近道です。例えば、将来の医療費や生活費を見越して、リスクの低い投資商品に一部資産を割り当てることが重要です。

【ETF vs 投資信託】デメリットとリスク比較

甘い話ばかりじゃありません。「デメリットとリスク」にも目を向け、不安を解消しましょう。失敗しないための注意点やリスクヘッジの方法を理解し、安心して資産運用を進めましょう。

投資信託に潜む潜在的リスク

投資信託の魅力には数々のメリットがありますが、潜在的なリスクも見逃せません。繰り上げ召喚には注意が必要です。

積み立て型の投資ではなく、一括で購入する際、運用会社や信託銀行が必要に応じて資産を引き上げることがあります。

これを予測せずに大きな金額を投資すると、思わぬ出金に繋がる可能性があります。信頼性の高い運用会社や信託銀行の選定が重要であり、未来の不確実性に対する戦略を練ることも大切です。

ETFの注意すべき点

ETFは多くのメリットがありますが、注意が必要なポイントも存在します。

一つ目は貸し株のリスクです。ETFは株を貸し出すことができ、その対価として手数料を得ますが、貸し出された株が使われた際に市場での損失が生じる可能性があります。

二つ目はETF発行者の信用度です。発行者が信頼性を欠く場合、ETFの価格が乱高下し、投資家に損失をもたらす可能性があります。最後に、マーケットの変動に対する適応策も考慮する必要があります。ETFは市場の動きに連動するため、変動に対する柔軟な対応が求められます。


『出口戦略』定期売却設定の比較:ETF vs 投資信託

資産運用の計画において、定期売却設定は重要な要素です。ETFと投資信託でどれだけ異なるのか、そしてどちらが効果的なのか。このセクションで比較し、あなたにぴったりの戦略を見つけましょう。

定期売却設定とは?

定期売却設定は、資産を定期的に一定金額で売却する仕組みです。これにより、自動的に売買が行われ、投資家は感情に左右されずに資産を適切に調整できます。例えば、毎月一定額を指定して売却すれば、リスクヘッジを目指しつつ、積立投資のような効果も期待できます。

ETFの定期売却設定の利点

ETFの定期売却設定には魅力的な利点があります。具体的には、市場価格の即時反映により、市場の変動を逃すことなく売買が行えます。例えば、特定の月に市場が好調な場合、その時点で売却することでリターンを最大化できます。これにより、柔軟かつ効果的な資産運用が可能です。

投資信託の定期売却設定の利点

投資信託の定期売却設定は、一定金額を定期的に売却することで、リスク分散をスムーズに行えるメリットがあります。具体的には複数のファンドに分散して投資信託を選び、定期的に売却することで異なる市場の動きに対応しやすくなります。これにより、特定の銘柄のリスクを回避しつつ、安定した資産の構築が可能です。


【向き不向き】ETF vs 投資信託

ここでは、さまざまなかたののライフスタイルや目標には、どちらが向いているのか、将来に安心感をもたらす賢い投資戦略を見つけ出すお手伝いをします。

ETFが向いている人の特徴

自分で積極的に投資を管理したい方にとって、ETFが適しています。例えば、株式市場の動向に敏感に反応し、短期的な変動にアクティブに対応することが期待される投資家にとって、ETFは魅力的です。取引単位が低く、市場価格に即して柔軟な売買が可能であり、自己の投資戦略を実践する上で手頃な手段となります。


投資信託が向いている人の特徴

一方で、手軽に資産運用を始めたい初心者の方には、投資信託がフィットします。具体的には、プロのファンドマネージャーが運用を担当し、分散投資を通じてリスクヘッジを図りたいと考える方に適しています。例えば、特定の銘柄にリスクを取りたくない方や専門的な知識がない初心者にとって、投資信託は手軽で安定感抜群の選択肢です。


各選択肢のメリット・デメリット比較

ETFのメリット

1. 高い流動性: 例えば、日中でも柔軟に取引が可能で、資産を素早く活用できます。
2. 低い運用コスト: 具体的には、手数料が比較的低く、積極的な資産運用に適しています。

ETFのデメリット

1. 専門知識の要求: 例えば、市場の理解が必要であり、初心者には学習コストがかかります。
2. 短期的な価格変動: 具体的には、市場の変動が大きく、短期的なリスクがあることが挙げられます。

投資信託のメリット

1. プロの運用: 例えば、経験豊富なファンドマネージャーが運用を担当し、初心者でも安心して資産運用ができます。
2. 分散投資: 具体的には、複数の銘柄への投資でリスクを分散し、安定感を提供します。

投資信託のデメリット

1. 低い流動性: 例えば、売買の際に市場価格に即した柔軟な取引が難しく、資産を素早く活用するのが難しいことがあります。
2. 手数料が発生: 具体的には、ETFに比べて手数料がやや高めであり、運用コストが掛かることが挙げられます。

『投資信託 vs. ETF』まとめ

長期運用と短期売買のバランス

これまでの議論を総括すると、投資信託は積み立てや分散投資に適しており、長期運用に向いています。 一方で、ETFは短期売買や市場の変動を活かしたトレードに適しています。自身の投資目的に応じて、どちらがバランスの取れた選択かを考えることが重要です。

各選択肢の詳細な比較

コストと税金、将来の見通し、運用の手間やリスクなど、様々な観点から投資信託とETFを比較しました。両者のメリットとデメリットを理解し、自身の状況に最も適した選択をすることが賢明です。

今後の投資戦略への示唆

これからの投資戦略を考える上で、将来のライフプランやリタイアメントの目標を明確にし、それに基づいて適切な選択を行うことが肝要です。 投資は単なる資産運用ではなく、人生設計の一環と捉え、着実な資産形成に努めましょう。


インデックス投資をはじめるステップ

インデックス投資を始める流れは、以下の3つのステップです。

  1. 口座開設をする
  2. どの商品に投資するか決める
  3. 積立ての設定をする

まずは証券会社を選ぶ必要があります。それぞれの特徴についてはこちらの記事で解説しています。

口座解説の方法はこちらの記事で解説しています。

買い方:一括か積立(ドルコスト平均法)か?

一括か積立(ドルコスト平均法)どっちがいいのかについてはこちらのページで解説しています。

インデックス投資をする上でのNG行動

  1. 投資タイミングを測る
  2. 短期売買をする
  3. SNSの投資アカウントを追いかける

① 投資タイミングを測る

インデックス投資において「株をいつ買っていつ売るか?」と言うタイミングを一生懸命測るのはNGです。これでは、インデックス投資のメリットを自ら捨ててしまっているようなものです。

つまり直近の1~2ヵ月、半年程度の動きなんて見ていても仕方がないのです。

インデックス投資はそもそも、10年、20年といった長期の投資スパンで行うことでメリットを受けられる投資です。
まずはいきなり利益を増やすことを考えず、コツコツ積み立てていくことから始めましょう!

② 短期売買をする

インデックス投資は

  • 広い視点に基づいて
  • 長期的にやるもの

なので、短期トレードはムダでしかありません。
株価が10%上昇したから売って、価格が5%下落したから損切りする…といったデイトレーダーのようなことをやっている人がいますが、これはNGです!

一生懸命、短期間の値動きを追いかける必要はまったくありません。短期で株を売買するなら個別株投資で良いので、インデックス投資をする意味も無くなります。

インデックス投資は、10年、20年は売らないつもりで投資していくことが大切なのです!

③ SNSの投資アカウントを追いかける

投資の世界は、影響力の大きい人が目立つ世界です。TwitterやYouTubeなどのSNSを見ていると、

  • ○ヵ月で〇〇万円増やしました!
  • ○年で+〇〇%の利益を得ました!

こういった人ばかりが目についてしまいます。

派手に稼いでいる人を見ると、自分がやっているインデックス投資が不安になってくる人も思います。でも、惑わされてはいけません。インデックス投資を長期で続けていれば、”あなたの資産”は増えていく可能性が高いことを常に忘れないでください。

隣の芝は青く見えるもの。。人の投資成績を気にしていても仕方がないのです。

積み立て設定方法

投資商品はETFのみの解説ですが、つみたて設定の方法は投資信託も同じようなものです。

インデックス投資のポートフォリオ(配分)例

インデックス投資を行ううえで、全ての投資を一つの指数に投じることはせず資産配分を考えて投資しましょう。資産配分についてはこちらの記事で紹介しています。

おまけ)インデックス投資の本質

インデックス投資の本質は、世界が良くなる、成長していくことを

信じるということです。

インデックス投資は暴落相場に弱い投資法なのか?

「インデックス投資は、リスクコントロールできないからダメな投資」

「リスクそのものが問題なのではなく、リスクをコントロールできないことが問題なのだ」

金持ち父さん貧乏父さんの著者で実業家:ロバート・キヨサキ氏

上記のようなことが言われており、実際コロナショック時には20%以上の株価暴落に見舞われたインデックスファンドですが、果たしてインデックス投資はダメな投資方法なのでしょうか?
結論から言います。

結論:インデックス投資は、ダメな投資法ではない

インデックス投資の本質

インデックス投資に投資して暴落相場に逢うと忘れてしまいがちですが、今一度インデックス投資の本質を抑えておきましょう。

  • 暴落が不可避でそのダメージを全部受けるということは、裏を返せば上昇相場では、そのリターンをすべて受け取れるということ(下げも全部食らうが、上げも全部とる!)
  • 長期間のトータルでみると、下げよりも上げの方が強いので、最終的にはお金は増える

上昇相場ではウキウキでつみたて続けて、値下がりした時だけ「インデックス投資はダメだ!」と狼狽売りをしていては、それは結局高く買って安く売っているということ。そんなことをやっていては、お金は増えません。

インデックス投資とビジネスの違いはリスクコントロール

インデックス投資と違い、不動産投資などのビジネスは自身の判断によるリスクコントロールが可能であると言えます。例えば不動産投資でオーナーが自分でできるリスクコントロールには以下のような項目があります。

  • どの立地か
  • どんな物件か
  • どれくらいの自己資金を入れるか
  • どこの管理会社を選ぶか
  • 家賃をいくらに設定するか
  • 広告費をいくら払うか
  • どの部屋をリフォームするか
  • 火災や地震への財産毀損に対する保険や
  • 事故やトラブルで営業停止になることに備えた休業保障
  • 事業活動で生じた賠償責任に備えて保険をかけられる

    など

商売人として、あらゆるリスクを想定することや無駄なリスクを負わないように経営判断すること、またどうしても消せないリスクには時には保険をかけるということは常識なのです。「リスクをとらないと、リターンは得られない」これは経済の大原則なのです。

その点を踏まえて、インデックス投資どうなのか

インデックス投資は、ビジネスに比べてはリスクコントロールできる余地は少ないと言えます。例えば、全世界株式のファンドを買った場合、そのファンドの中で、どんな銘柄を買って、どんな銘柄を売るのかを指示することはできません。また、国別・セクター別の投資割合も指示できないし、気に入らないファンドマネージャーがいても交代させることは不可能です。

インデックス投資でできるリスクコントロールは以下のことだけです

  1. 生活防衛資金を貯めてから投資すること
  2. 自分のリスク許容度の範囲内で投資すること
  3. アセットアロケーション(資産配分)を決めて、守りきること
  4. ファンドは、まともな指数に連動したものを選ぶこと
  5. 運用コスト(手数料)が少しでも安いファンドを選ぶこと

まとめ:ではなぜインデックス投資をするのか?

そもそも誰にも相場を読めないという前提で投資をしているはず。相場が読めるというならトレードで儲けられるはずで、上がる前に買って、下がる前に売るを繰り返していればいいだけ。。

でも、そうはいかないからインデックス投資をするわけです。まとめると下記のような事が理由になります。

  • 世界経済が長期的には発展するという確信があるから
  • そしてその恩恵を受けさせてくれる、インデックスファンドという素晴らしい発明品があるから

インデックス投資で忘れてはならない事

プットオプションという下落相場でも儲けられる、掛け捨て生命保険のようなものがあるが、余計な保険料は長い目で見ればリターンを悪化させるだけ。インデックス投資は、余計なコストを抑えてドンと構えてればいいんです

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