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- 人口900万人の小国に先端テック企業が密集
- 2020年には19のIPOが生み出された
- 資金調達額は、68社が19.5億ドル(2019年)から121社が65.5億ドル(2020年)へ
- 累積投資額は、78億ドル(2019年)から99億ドル(2020年)に
- 過去10年間で、イスラエルの起業家のためのスタートアップへの資金提供は400%増加
情報ソース
「The Israeli Tech Review」調査会社IVCがMeitar法律事務所と共同で昨年12月に発表
データ提供会社Refinitiv資料
今日、イスラエルは、疑問を抱く文化、国軍の伝統、高等教育、英語の普及、リスクへの貪欲さ、チームスピリットなどが混在しているため、動きの速い企業が出現しやすい場所となっていると認識されているようです。
イスラエルはサイバーセキュリティのスタートアップで有名になりましたが、現在ではさまざまなセクターにて躍進しています。
- AI
- サイバーセキュリティ
- eコマース
- 仕事やヘルスケアのためのリモートテクノロジー
など
イスラエルから高度技術をもつテック企業が続出する理由
政府によるイニシアチブ・プログラム「Yozma Programme」
Yozmaとはヘブライ語で「イニシアチブ」の意味で、Yozma Programme(プログラム)は1993年に政府により発行され、次のことが約束されました。
イスラエルの外国人VCに魅力的な税制優遇措置を提供し、政府からの資金で投資額を2倍にする
イスラエル政府はハイテク経済を非常に支持しています。イスラエル・イノベーション庁(IIA)は、シードステージおよびアーリーステージの新興企業を支援するための新しい資金調達プログラムを開始することを発表し、このプロジェクトに8,000万新シェケル(2,500万ドル)を計上しています。
これは、国内の新興企業、または創業者がハイテク産業におけるアラブ系イスラエル人、超正統派ユダヤ人、女性などの不特定多数のコミュニティの出身者である新興企業に対して、最大110万ドルまでの投資ラウンドの40%、投資総額の50%の価値のある助成金を参加企業に提供するものです。
アラブ系イスラエル人はイスラエルの人口の20%を占めていて、テクノロジー分野では圧倒的に不足しているため、IIAの支援プログラムは、この格差に対処するために設計されています。
そのため、ベンチャーキャピタル企業が立ち上がり、マイクロソフト、グーグル、サムスンなどの大手テック企業がイスラエルに研究開発センターやアクセラレーターを置くようになりました。
その結果、イスラエルにはシリコンバレーはありませんが、シリコン・ワディ*」というテクノロジー産業の集積地が誕生しました。(*ワディとはアラビア語で乾燥した砂漠の川底の意味)
もう一つの特徴として、イスラエルのハイテク産業の多くは、8200部隊など、イスラエルのエリート軍事諜報部の元メンバーから生まれています。イスラエルの学生は13歳から高度なコンピューティングの勉強をしており、ハイテク産業への文化的な後押しは強いものがある。伝統的な職業は、ソフトウェアの専門家に比べて給料が低いので、若年層から明確な目標設定が生まれやすいと思います。
イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の関係
2021年10月に「ドバイ国際博覧会」が予定されているアラブ首長国連邦(UAE)もハイテクを推しすすめていることで有名ですが、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)との間の最近の国交正常化協定以来、アラブ諸国との関係は融け始めているようです。実際、協定以降、5万人以上のイスラエル人がアラブ首長国連邦を訪問しています。

11月下旬には、中東最大の金融イノベーションハブであるドバイを拠点とするDIFC FinTech Hiveが、イスラエルのフィンテック(Aviv)と画期的な協定を締結しました。両者は今後、イスラエルとアラブ首長国連邦の間で、国境を越えた知識やビジネスの交換を促進するために協力していくことになります。
イスラエル個別株31選(米株)
LMND
Lemonade : AI保険アプリを提供、決算ピカピカ銘柄
FVRR
Fiverr: フリーランスサービスのオンラインマーケットプレイス、決算ピカピカ銘柄
NICE
マルチメディア・ソリューションを提供(電話、ウェブ、ラジオ、ビデオ通信などのコンテンツや対話、取引などを管理・分析するソリューション)
ARK保有+4850%、決算ピカピカ銘柄
TUFN
サイバーセキュリティ、*CUP中、決算直近3回クリア
RADA
RADA : 創設1985/6〜 防衛レーダーソリューションとアビオニクスシステムの提供。決算直近3回クリア
$151(最高値)→▲90% $10.6(現在値)
SSYS
3次元造形機、3Dプリンタの専業メーカー。アメリカとイスラエルに本社。
NNDM
3DプリンタPCB、ARK保有、CEOがインタビューで10倍の売上になると約束
PERI
ペリオン・ネットワーク:広告技術企業で、ウェブおよびモバイルベースのデジタルビジネスにエンゲージメントおよび収益化アプリケーションを提供
KRNT
IPO来690%、高速産業用インクジェットプリンター、衣料品、アパレル、家庭用品、繊維アクセサリー装飾産業向けの顔料インクおよび化学製品を製造
NVMI
2.18B、半導体、IPO来311%、決算◉
TSEM
半導体、ARK保有、最高値$650→2→30、決算○
INMD
*CUP形成完了、医療美容機器の開発
DRIO
2016/12月$117→5→23.5、現在上昇トレンド入り?週+20%、月+50%以上上昇、決算×
FROG
JFrogは2008年にイスラエルで創業したソフトウエア企業。
世界で5,600社、Fortune100の7割の企業で採用
CHKP
直近3回決算クリア、(ARK保有、YoY3~4%成長)
GILT
(ARK保有)、YoY▲30%)
CYBR
上場情報セキュリティ企業であり、特権アカウントセキュリティを提供
決算ピカピカだったが、直近決算はミス、ARK保有
WIX
世界で1億人以上が利用するドラッグ&ドロップのホームページ作成ツール
決算直近1回クリア、ARK保有
ALLT
高性能のトラフィック制御ソリューションプロバイダー。DSLおよび無線ブロードバンド事業者
GMDA
骨髄移植、*Cup (446M)
医学界の学会の臨床結果で窓を開けての上昇(Feb/2021)。
NNOX
医療用画像システム
SEDG
最先端の太陽光発電用パワーコンディショナ、IPO後+1300%
FRSX
自動運転マルチカメラ(LiDARなしのカメラと赤外線)
CGEN
臨床段階の創薬、開発
CAMT
半導体、YoY0%→20%
ELLO
$562→33 赤字だが上昇トレンド入り?
FORTY
*CUP長期?設定1997 (黒字YoY5~25%くらい)
CRNT
過去最高値$31→4.8
RWLK
リウォーク・ロボティクス(ロボット義足)
イスラエルETF4選
イスラエル関連ETFは、どこも右肩上がりの強いチャートをしています。この中でも、特にITEQのパフォーマンスが高いです。
しかしながら、イスラエルETFは、どれも国内オンライン証券では購入できないようです。
EIS
ITEQ
ETFMG社
IZRL
ARK社
ISRA
VanEck社
活況な未上場スタートアップ企業
イスラエルでは過去に、2013年に10億ドル以上でGoogleに買収されたWazeのような画期的なスタートアップ企業を輩出しています。Wazeの100人の従業員は平均で約120万ドルを受け取り、これは当時のイスラエルのハイテク企業の従業員への給与としては最大のものであったようです。
イスラエルには現在、10億ドル以上の評価を受けているテック企業が30社以上ありますが、次のように未IPOのスタートアップも豊富のようです。
- Moon Active(モバイルゲーム開発会社)
- Cato Networks(クラウドベースの企業向けセキュリティプラットフォームを提供)
- Gett(配車アプリ開発会社)
- BioCatc(行動生体認証スタートアップ)
など