未来予想図(2030-2040-2050年)
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【保存版】ほったらかし分散投資法に最適!18の王道ETF徹底比較

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米国のインフレ率が一時9%台に突入したことがニュースになりましたが、日本でも 46年4ヶ月ぶりの高水準(4%台)になりました。

「最近、食品の価格が高くなってきた気がする・・・。」

「何か分からないけど心配・・・。」

とりあえず、株も下がっているって聞くし貯金するのが一番安心ですね。

しかし、実は現金はインフレに弱い資産ですので、インフレに強い資産を持っておくことは大切なことなんです。歴史的にみて、インフレに強いのは「労働」と「株式」ということが証明されています。

このページでは、「株式」に投資する上で最もコア資産に適しているETFについて解説していきます。

米国ETFまとめ
  • 歴史的に米国が最も高い成長を続けてきた(世界で唯一4%ルールが適用可能)
  • 米国ETFで押さえておくべき王道ETFは18種類

株式投資ってほったらかしておいていいの?

会社でも優秀な人材ほど、あれこれ教えなくても勝手に育っていく人がいると思います。そんな人なら、安心して仕事を任せられますよね。これが常にアップデートする指数ETFの強みです。

えー、私はほっておかれるのやだな、、

人の場合は、完全にほったらかしというわけには行きませんよね💦

今回は、貴重な資金をほったらかしておいても、安心して運用を任せられる具体的にな方法を紹介します。

でも、米国ETFって種類300種類もあって、どれを買っていいかわからないな・・・。

選択肢が多すぎますよね。人気のある王道銘柄をまとめました!この記事を読めば、人気のある理由が分かります。

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そもそもETFとは?

ETF(Exchange Traded Fund)は直訳で「上場投資信託」になります。

ETFは簡単に言うと、株を詰合せパックにした投資信託を上場させて、自由に売買できるようにしたものです。

最近では、1日1回しか約定できない投資信託に対して、いつでも売買できるETFはその自由度からも人気な投資商品です。

豆知識

投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェットが、亡くなるときに総資産90%をS&P500ETF、残り10%は政府短期国債に投資するように奥さんに伝えたと言われるほど、利確率が高く初心者向けなのがETF投資なんです。

※ただし投資信託の優位性ももちろんあります。そうでないと、投資商品としての存在価値がなくなってしまいますので。

投資プラン別米国ETF特徴

投資プラン別で分けると、下記の3種類に分類されます。

  • 値上がり益狙い
  • 配当金狙い
  • 暴落耐性が高い
投資プラン別米国ETF特徴
投資目的特徴ティッカー
値上がり益
狙い
低い
運用コスト
VONG
VUG》《VOO》《QQQVTI
IVV》《VIG
配当金
狙い
高配当金 VYM》《SPYD
HDV》《VT》《VGT
暴落耐性
が高い
価格変動
が低い
BND》《AGG
TLT》《GLD》《IAU
クリックで各ETF詳細説明へジャンプできます。

値上がり益というのは、株を買った時より打った時の値上がりの儲けのことで、値上がり益狙いETFの特徴は、もっとも低い経費率と安定した配当金です。高配当狙いETFの特徴は、低い経費率と高い配当利回りです。暴落時に強いETFは、暴落に対して逆の動きをするように設計された特徴があります。

これらのETFは、実績のある世界TOP3の運用会社(※1)の中から厳選していますので、はじめはこの中からどれを主軸に、投資していくかを考えて行けば間違いないでしょう。

※1バンガード社、ブラックロック社、ステートストリート社、合計運用額1000兆円以上(順不同)

米国ETFの運用資産額TOP10は下記の通りです。(2020年時点)

運用資産額
TOP10
ティッカー運用資産正式名称
1位SPY29.8兆円SPDR
S&P500 ETF
2位IVV21.1兆円iシェアーズ
S&P 500 ETF
3位VOO16兆円バンガード
S&P500ETF
4位VTI15.6兆円バンガード
トータルストック
マーケットETF
5位QQQ12.7兆円インベスコQQQ
トラスト・シリーズ゙1ETF
6位AGG8.1兆円iシェアーズ
コア 米国総合債券市場 ETF
7位VEA7.6兆円バンガード
FTSE先進国市場ETF
8位GLD7.3兆円金国際価格
9位IEFA7兆円iシェアーズ
コアMSCI EAFE ETF
10位VWO6.2兆円バンガード
FTSEエマージング
マーケッツETF

2020年度パフォーマンス比較

↓ 2008年から2020年の株価の推移を見てみると、それぞれ特徴がよく現れています。

VYM(紫)QQQ(緑)が飛び抜けていますが、全てのETFで米国市場が右肩上がりなのがよくわかります。長期で見ればリーマン・ショックの暴落から株価は必ず回復しています。
一方、債権ETF(青)などの株価安定型ETFは、ほぼ横ばいで推移しているのが分かります。

↓ 各ETFの特徴をマッピングでみてみましょう。

作成:Shin

縦軸は、株価安定率(株価が下がらなかった=安定)、横軸では配当金の利回り(株価に対しての、配当金でもらえるお金)を示しています。BNDなどの債権ETFは安定型、SPYDやHDVは配当利回り重視なことが分かります。

なんとなくそれぞれの特徴を掴めましたか?
それでは、具体的な銘柄内容についてみてみましょう⬇︎

【参考にそれぞれの株に株価レンジを記しています】
S&P500指数の暴落時推移:3102.71ドル ⇨ 2234.81ドル(下落率28%)

株価などの数値は特徴を比較するため、ある時点の情報を抽出したもので、現在の株価と時点差があります。

値上がり益狙い(低運用コストETF)

VOO (安定した成長率)

正式名称バンガード
S&P500ETF
ティッカーシンボル【VOO】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
285

202
(下落率29%)
運営会社バンガード社
ベンチマーク指数S&P500
設定2010年9月
運用資産総額63兆円
経費率0.03%
配当金利回り(参考)2%弱
銘柄数500社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+17.11%

投資の神様と言われるウォーレン・バフェットが奥さんに勧めた事で有名なETF

配当は低いが安定、長期的には7%のリターンを期待できる

Tech銘柄中心に構成される(構成比率)
1位/Microsoft Inc.(5.53%)2位/Apple Inc.(5.26%)3位/Amazon Inc.(4.03%)4位/Facebook Inc.(2.14%)5位/Alphabet Inc.(1.70%) ←(配当金が低い理由)

下手に個別株に手を出すならVOO1本でOK

アメリカこそがもっとも将来性の高い投資先と言われる理由
  • アメリカは世界最大の経済大国。GDPは世界最大。
    • 中国に追いつかれつつあるものの、現時点ではトップ
出典:ガベージニュース
  • アメリカはこれからも人口が増えていく人口増加国
    • 主要先進国で人口が大きく伸び続けているのはアメリカのみ
出典:幻冬社GLODONLINE
  • アメリカは法制度、会計制度や株主重視の文化(自社株買いなど)がしっかりしている。
    • 自社株買いとは、企業が自分の会社の株を買い戻す行為のことでこれをやると株価が上昇します
出典:NHK「アメリカ株好調のカラクリ」
  • 世界を変えたGAFAMは全てアメリカ企業!イノベーションが起きるのはいつも米国から
    • 日本やヨーロッパからはほとんどこういった企業が伸びていません。

これほど、素晴らしい条件が揃っている先進国は、米国において他にはありません。下の直近10年チャートからもそれが分かります。

アメリカを除いたらほぼ横ばいです。

VTI(全米)

正式名称バンガード
トータルストック
マーケットETF
ティッカーシンボル【VTI】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
157

110
(下落率30%)
運営会社バンガード社
ベンチマーク指数S&P500
設定2010年5月
運用資産総額20兆円
経費率0.03%
配当金利回り(参考)2.35%程度
銘柄数3597社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+20.59%

米国株式100%カバー
じっちゃま推奨ETF
セクター構成比率:1位テクノロジー20.8%、2位金融19.8%
10年間の配当変化率=2.53倍(18年連続増配)

こちらも↓VOOで紹介している米国株に投資するメリットが当てはまります。

3年増配率シェア:14.77%(3位)

IVV

正式名称iシェアーズ
S&P 500 ETF
ティッカーシンボル【IVV】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
339.81

224.65
(下落率34%)
運営会社ブラックロック社
ベンチマーク指数S&P500
設定2010年5月
運用資産総額20兆円
経費率0.03%
配当金利回り(参考)2.24%
銘柄数506社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+10.2%
  • 運用総額20兆円以上の巨大ファンドならではの低い経費率
  • 同ファンドはStandard & Poor’s 500 Index(以下SP500)に連動する投資成果を目指す。
  • SP500はすべての上場した米国株式証券の時価総額の約80%を含む。構成銘柄のウェイトは発行済み株式の浮動株調整後時価総額に基づいて加重される。
  • 消費者の非循環、金融、エネルギー、テクノロジー、通信、産業、民生、循環、基本材料およびユーティリティなど分野に投資する。投資アドバイザーはBlackRock Fund Advisors (BFA)。

組入上位10銘柄の投資銘柄

VUG

正式名称バンガード
米国グロースETF
ティッカーシンボル【VUG】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
202

134


246


233
運営会社バンガード社
ベンチマーク指数CRSP
USラージキャップ
グロース
インデックス
(米国株式市場の
大型グロース株
セグメントを
網羅する指数)
設定2004年1月
運用資産総額約6.3兆円
経費率0.04%
配当金利回り(参考)0.77%
銘柄数257社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+34.63%
特徴
VONGとVUG投資会社TOP10は全く同じ
  • パフォーマンスの高い人気セクターへの加重投資
  • S&P500に採用されていないテスラ(TSLA)にも投資できる
引用:バンガード社HP
  • VONGより少しだけ高いリターン
引用:バンガード社HP
VONGとVUGの違いは微妙に違うセクターバランス
  • 大きな違いは資本財とヘルスケアセクター
  • 6位以下も微妙に違うが、電気通信や生活必需品に差がある
  • VONGにあってVUGにない銘柄は251社(VONG全体の18.3%)
  • VUGにあってVONGにない銘柄は58社(VUG全体の8.2%)
引用:バンガード社HPより

VONG

正式名称バンガード
ラッセル1000
グロース株ETF
ティッカーシンボル【VONG】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
198

132


241


229
運営会社バンガード社
ベンチマーク指数ラッセル1000
グロース株インデックス
(ラッセル1000=

米国時価総額
TOP1000社の
大型株に連動)
設定2010年9月
運用資産総額0.5兆円
経費率0.08%
配当金利回り(参考)0.79%
銘柄数450社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+34.25%
特徴
  • VOOを大きく上回るリターン
トータルリターンVOOVONG
1年15.1%37.4%
5年14.1%20.0%
10年13.7%17.1%
引用:バンガード社HP
  • パフォーマンスの高い人気セクターへの加重投資
  • S&P500に採用されていないテスラ(TSLA)にも投資できる
引用:バンガード社HP
  • ラッセル1000に連動しつつも、安い経費率0.08%(他社ETFのIWFは0.19%)
  • QQQとは違い金融セクターも保有する
引用:バンガード社HP

QQQ(ナスダック連動安定銘柄)

正式名称インベスコ
QQQトラスト
シリーズ゙1ETF
ティッカーシンボル【QQQ】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
237.1

169.5

215.2
(下落率9%)
運営会社インベスコ社
ベンチマーク指数NASDAQ100指数
設定1999年
運用資産総額14.8兆円
経費率0.2%
配当金利回り(参考)0.79%弱
銘柄数103社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+46.13%
  • GAFAM(Google,APPLE,Facebook,AMAZON、Microsoft)を中心としたグロース銘柄で構成されたグロース株ファンド
  • 成長の高い銘柄が多いため、配当金は低水準である(配当利回り1.0%以下)、インカムでなくキャピタルを狙いに行くETF
  • 過去20年、ITバブル崩壊、リーマン・ショック、コロナショックを乗り越えS&P500に匹敵するパフォーマンスを記録(年利5%程度)
  • 過去10年、5.3倍(年利17%程度)の超ハイパフォーマンスを記録
  • ハイテクセクターが暴落局面に弱いという過去の常識をひっくり返した
  • 巣篭もり需要で底堅く、今後もAIや5Gなどの情報インフラ系が伸びていくことが予測されるため、不況時でも右肩上がりが期待できる

VIG

正式名称バンガード
米国増配株式ETF
ティッカーシンボル【VIG】
株価推移
(コロナショック時)
121.56ドル

89.67ドル
(下落率26%)
運営会社バンガード社
ベンチマーク指数S&P500
設定2010年5月
運用資産総額20兆円
経費率0.06%
配当金利回り(参考)1.8%
銘柄数184社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+11.38%

 

10年以上の連続増配企業のみで構成される(64年間:Procter&Gamble Co 57年間:Jhonson&Jhonson 47年間:Abbot Laboratoriesなど)

  • 連続増配企業のみをかき集める、分かりやすい運用コンセプト
  • 将来高配当化する可能性を秘める(過去実績では配当金2倍に)
  • 市場暴落時のダメージが相対的には小さめ(株価、分配金ともに)
  • 米国ETF上位30位の人気ファンド
  • 運用資産4.5兆円

配当金狙い(高配当ETF)

VYM (1本で十分分散がきく、信頼と安定の定番銘柄)

正式名称バンガード
米国高配当株式
ETF(VYM)
ティッカーシンボル【VIG】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
87.1ドル

60.84ドル
(下落率30%)
運営会社バンガード社
ベンチマーク指数FTSE
ハイディビエント
イールド
インデックス
設定2006年11月
運用資産総額規模4兆円
経費率0.06%
(高配当ETF最安)
配当金利回り(参考)3.78%
銘柄数400社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+3.11%

VYMは高配当ETFの中では安定志向で、時価総額加重型のパッシブ運用(≒インデックス運用)となっています。

米国高配当銘柄への投資(幅広いセクター)10年間の配当変化率:2.604倍(連続増配9年) 

セクター構成比率:1位金融18.5%、2位消費財14.2%

SPYD(配当利回りが最強NO1ルーキー)

正式名称SPDR
ポートフォリオ
S&P 500高配当株式ETF
ティッカーシンボル【SPYD】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
35.5ドル

21.04ドル
(下落率40%)
運営会社ステートストリート社
ベンチマーク指数S&P500高配当指数
設定2015年10月
運用資産総額規模257億円
経費率0.07%
配当金利回り(参考)5.8% 
(1位 :
株価暴落時
7%以上)
銘柄数80社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+3.11%

SPYDの特徴は「他の高配当株ETFと比べ利回りが高い」と言うことと、S&P500の高配当上位80銘柄に「ほぼ均等(1〜2%)に分散投資する」ところです。

米国株と不動産REITを組み入れ(不動産20%)、平常時でも3−4%利回りを維持(平常時株価:39ドル)でも利回りは4.5%と高い水準を示す)、コロナショックの40%近い暴落時(株価:24.03ドル)の時の利回りは7.26%!!利回り7%のETFとは14年間持ち続けたら、配当金だけで投資金額が回収できる!
SPYDだけでは、リスクが高いが例えばインデックス投資メインで組み合わせて投資する人が多いイメージ。

SPYDの隠された弱点 ⇨ 好景気に株価上昇しづらい、不景気に株価が落ちやすい(80銘柄のみの構成で不動産REITも含んでいるリスク)

HDV

正式名称iシェアーズ
コア 米国高配当株 ETF
ティッカーシンボル【HDV】
株価推移
(ドル)
(コロナショック時)
89.36ドル

62.00ドル
(下落率31%)
運営会社ブラックロック社
ベンチマーク指数モーニングスター配当
/フォーカス指数
設定2011年3月
運用資産総額規模8,400億円
経費率0.08%
配当金利回り(参考)3.7%
銘柄数75社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+4.07%

米国高財務優良企業のうち高配当銘柄への投資(エネルギー、ヘルスケア)上位13社で約7割
セクターシェア率1位=AT&T(ワーナー・ブラザース、HBOが傘下):9.97% 配当利回り:5.4%
セクター構成比率:1位エネルギー21.8%、2位通信17.1%

  • このファンド1本だけでもOK
  • 優良企業の精選だが配当利回りが高い
  • 配当金だけでなく株価の伸びも期待できる
  • ディフェンシブ銘柄で構成(下がりにくい)
  • 増配率、連続増配企業がメインディッシュ
  • 構成銘柄の組み替えも多い(高いメンテンス)
  • SPYDとの相性が良い
    (セクターの被りがなく分散性を補い合う)

VT(全世界)

正式名称バンガード
トータル ワールド
ストックETF
ティッカーシンボル【VT】
株価レンジ
(ドル)
(コロナショック時)
76.78ドル

54.46ドル
(下落率29%)
運営会社ブラックロック社
ベンチマーク指数FTSEグローバル
オールキャップ
インデックス
設定2008年6月
運用資産総額規模約1.6兆円
経費率0.08%
配当金利回り(参考)3.3%
銘柄数約8000社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+18.21%
特徴
  • 全世界の株式市場の約98%をカバー
  • 47カ国、全世界に分散投資できる
  • 過去10年間のうち、8年間はVTやVOO(米国株)のリターンの方が高い
    • 米国株は3.3倍
    • 全世界株は2.1倍
全世界派(VT)の主張
  • 米国の暗黒の時代をお忘れですか?
    • 1966年2月〜1982年8月は横ばい
    • 2000年代にはBRICS新興国株に負けていた
出典:Quick Money World
  • 米国1強は、永続するとは限らない
    • 人類の歴史では特定の一つの国が栄え続けたことはありません
    • ローマ帝国、江戸幕府。。
    • 1900年の時点で世界の時価総額に占める米国の割合は15%しかありませんでした
    • GDPで見れば中国がアメリカを抜くことはもはや必然
引用:diamond-hill.com
  • わざわざ勝つ国を予想して選ばなくていい
    • VTのような時価加重型のファンドに投資しておけば、「強い国には多く投資して弱い国には少なく」して、自動で調整してくれます。
    • 人類・世界経済はトータルで成長する
  • インデックス投資の生みの親も「全世界株派」
    • 全世界株への分散投資が「理論的に正しい」投資手法
    • 「現代ポートフォリオ理論」ノーベル経済学賞受賞
      1. 市場全体に投資せよ(全世界株というリスク資産を買え)
      2. リスク資産と無リスク資産の比率を調整せよ
全米派(VT)の主張
  • 全世界株には低成長の国を含む
    • 低成長の国が足を引っ張っている
  • 新興国の成長も米国市場に含まれる
    • 米国の大企業はほとんどがグローバル企業
  • 世界分散はリスク低減にならない
    • 米国株でも全世界でも暴落するときは一緒
    • ここ10年は全世界の方がリスクが高かった
  • 全世界株に投資すると、余計なリスク、コストを負う
    • 未熟な国(会計、法制度、政情不安のある国に投資する「固有のリスク」も背負う
    • 経費コスト 「VOO:0.03% VTI:0.03% ←→VT:0.08%
  • 唯一無二の長い歴史がある
    • 何か大事件があるたびに叫ばれてきた「米国悲観論」は今のところ例外なく否定されてきました(参考:NYダウの株価歴史)
NYダウの歴史

結論:米国オンリーか全世界か悩むのなら「全世界株」にしておきましょう!

VGT

正式名称バンガード
米国情報技術セクター ETF
ティッカーシンボル【VGT】
株価推移
(ドル)
(コロナショック時)
247.83

181.5
(下落率26%)
運営会社バンガード社
ベンチマーク指数MSCI US
インベスタブル
マーケット
情報技術25/50インデックス
設定2004年1月
運用資産総額規模4.7兆円
経費率0.1%
配当金利回り(参考)3.3%
銘柄数343社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+39.68 %
  • 3年増配率:17.04%(1位)
  • 連続増配年数:10年(3位)
  • 特徴:配当利回りはVTと同等だが、経費が高い

暴落時に強いETF(株価安定型ETF)

金ETFや債権ETFなどの暴落に強いETFには以下の特徴があります。

  • 金利が高くなると株価は下がる(株価と逆の動きをする)
  • リターンは株式に比べると長期では劣る
  • 短期債権は利回りは低いが、株価は安定する
  • 長期債権は利回りは高いが、株価の変動は激しい
  • リーマンショック級の変動があってもほとんど影響を受けていない

TLT(長期国債ETF)

正式名称iシェアーズ
米国国債 20年超 ETF
ティッカーシンボル【TLT】
株価推移
(ドル)
(コロナショック時)
171.5

144.9

163.02

(下落率5%)
運営会社ブラックロック社
ベンチマーク指数iシェアーズ米国国債
20年超指数
設定2002年7月
運用資産総額規模1.78兆円
経費率0.15%
配当金利回り(参考)1.81%
銘柄数37社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+17.92%

上図は年初来からコロナショック時のチャートをS&P500指数と比較したものであるが、暴落局面で反発し株の値動きと逆相関の特徴になっている事がわかります

LQD(優良社債ETF)

正式名称iシェアーズ
iBoxx USD
投資適格社債 ETF
ティッカーシンボル【LQD】
株価推移
(ドル)
(コロナショック時)
134.27ドル

106.7ドル

131.44ドル

(下落率2%)
運営会社ブラックロック社
ベンチマーク指数米ドル建て投資適格社債
で構成される指数
設定2002年7月
運用資産総額規模5.4兆円
経費率0.15%
配当金利回り(参考)2.93%
銘柄数2353社
1年トータルリターン
(2020年参考)
+11.14%
  • この1本で2000を超える適格社債に分散
  • 適格社債(AAA〜BBB) ↔︎ ハイイールド社債(BB以下)
  • 約3.8兆円の運用規模を誇る人気ファンド
  • 安定したトータルリターン(4〜6%程度)
  • 高い分配利回り(3〜4%程度)
  • リーマン・ショック時でさえ最大15%しか下げなかった下落耐性
  • 米国ETF上位30位の人気ファンド

GLD (金ETF)

正式名称SPDR
ゴールド シェア
ティッカーシンボル【GLD】
(US NYSE ARCA)
/1326(東京証券取引所)
株価推移
(ドル)
(コロナショック時)
157.8

137.8

165.9ドル
(下落率+5%)
運営会社ステートストリート社
ベンチマーク指数ロンドン金価格
設定2004年11月
運用資産総額規模6.9兆円
経費率0.40%
(IAUは0.25%)
配当金利回り(参考)なし
銘柄数
1年トータルリターン
(2020年参考)
+16.94%

有事の金と言われる金(ゴールド)価格に連動したETFだけあって、暴落時は金に買いが集まる特徴があります。コロナショック時は一度株価が下落したが、元値への戻りが早いです。
また、社会不安やインフレ時には、金の価格が上がるためGLD株価が上がる事が期待できます。
※日本市場でも購入可能です(1326)

より経費率の安い(0.18%)ゴールドETF「GLDM」もおすすめです

IAU (金ETF)

正式名称iシェアーズ
ゴールド トラスト
ティッカーシンボル【IAU】
株価推移
(ドル)
(コロナショック時)
15.7

14.2

16.9
(下落率+7%)
運営会社ステートストリート社
ベンチマーク指数ロンドン金価格
設定2005年1月
運用資産総額規模3.3兆円
経費率0.25%
配当金利回り(参考)なし
銘柄数
1年トータルリターン
(2020年参考)
+23.83%

iシェアーズ ゴールド トラスト(IAU)はGLDとほとんど同じ値動きで、運用金額の規模はGLDほどではありませんが、経費率が0.25%と低く、価格が低めのため投資しやすく初心者におすすめのETFです。

AGG(債券ETF)

正式名称iシェアーズ
コア 米国総合債券市場 ETF
ティッカーシンボルAGG】
株価推移
(ドル)
(コロナショック時)
117.86ドル

106.57ドル

117.48ドル
(下落率0.3%)
運営会社ブラックロック社
ベンチマーク指数バークレイズ・キャピタル
米国総合指数
設定2003年9月
運用資産総額規模9兆円
経費率0.05%
配当金利回り(参考)3.31%
構成債券銘柄数8384
1年トータルリターン
(2020年参考)
+7.43%
  • 初心者でも投資しやすい鉄板の債券ETF
  • 米国7000本の以上の優良債券にまるっと投資する総合債券ファンド
  • 債券ファンドなので利息がももらえる
  • 債券=国債+社債のようなもの
  • 全体の70%以上がAAA格付け
  • 1990年〜2015年の間にデフォルトしてしまったAAA債券は0.00%
  • 経費率最安値
  • 金利が上がれば、債券価格が下がる。逆も然り
  • 変動率:金利1.0% = AGG価格5.6%
  • 安心しすぎず為替リスクに注意

BND(債券ETF)

正式名称バンガード
米国トータル債券市場ETF
ティッカーシンボルBND】
株価推移(ドル)
(コロナショック時)
88.34ドル

80.44ドル

87.75ドル
(下落率0.6%)
運営会社バンガード社
ベンチマーク指数バークレイズ
キャピタル 米国総合指数
設定2007年4月
運用資産総額規模30.3兆円
経費率0.04%
配当金利回り(参考)3.21%
構成債券銘柄数9995
1年トータルリターン
(2020年参考)
+4.7%

買い付け手数料無料なETF

下記のETFは、特定口座、一般口座、NISA口座にて無料で買い付けできるキャンペーンが適用されます。

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VTVTVT
VOOVOOVOO
VTIVTIVTI
IVVIVVSPY
SPYSPYRWR
EPIEPIGLDM
DHSDHSAIQ
DLNDLNFINX
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  • インド株収益ファンド(EPI)
  • 米国株 高配当ファンド(DHS)
  • 米国大型株配当ファンド(DLN)
  • 米国株クオリティ配当成長ファンド(DGRW)
  • SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(RWR)
  • AIビッグデータ ETF(AIQ)
  • フィンテックETF(FINX)
  • ゲノム&バイオテクノロジーETF(GNOM)

参考

積立方法については、こちらの記事で解説しています。↓

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