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ドキュサイン(DOCU)について
企業概要
ティッカー | DOCU [NASD] |
会社名 | DocuSign, Inc. |
セクター | SaaS |
設立 | 2003年 |
IPO(上場) | 2018年5月 |
CEO | ダン・スプリンガー氏 (2017年1月18日–) |
時価総額 | 44.9Bドル |
本部 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ |
従業員数 | 5,630人 |
サービス・商品
ドキュサインの提供するサービスは、各種なデバイスで契約書に電子署名できるようにする電子署名ソリューションである「DocuSign eSignature」に代表され次のようなサービスがあります。
- 「DocuSign Contract Lifecycle Management (CLM)」
- 「Intelligent Insights」
- 「Gen for Salesforce」
- 「Negotiate for Salesforce」
- 「Guided Forms」
- 「Click, Identify」
- 「Standards-Based Signatures」
- 「Payments」
- 「eNotary」
「Agreement Cloud」には、他のシステムのデータからの合意の自動生成、交渉ワークフローのサポート、署名後の支払いの収集、人工知能(AI)を使用して、リスクと機会に関する一連の合意を分析など、署名前および署名後のプロセスを自動化するためのその他のアプリケーションもいくつか含まれています。
1. 合意・契約・稟議における準備・署名捺印・実行・管理の一連のプロセスを自動化
ドキュサインの電子署名なら、いつでもどこでも送信、署名可能
2.契約期間満了まで管理
契約ワークフローと管理を自動化
3.文書の準備、レビュー、承認
契約書の準備、レビュー、承認を効率化
4.契約の分析
AI を使用した契約内容の法的概念別に検索および分析
5.既存システムとも簡単に連携可能
Office365 や Salesforce、Dropbox や Google ドライブなどとの連携が可能
6.シヤチハタ社と連携した eHanko が使用可能でハンコ文化にも対応
7.DocuSign を利用していない顧客に対しても「ログイン不要」で承認可能
電子署名ソリューションである「DocuSign eSignature」は、180カ国以上で50万以上の企業・組織が利用する、利用者数世界No1です。
このサービスにより、ユーザーは、契約プロセスを自動化し、ほぼあらゆるデバイスから法的に拘束力のある電子署名が可能になります。
合意や契約などをする際、必要な書類の作成から署名捺印、管理までをオンライン上で行うことができます。
またパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスから使用できるので、時間や場所に関係なく書類作成や署名捺印作業が可能となります。
セキュリティも万全ですし、Word、Excel、PDFなどのツールにも対応可能です。
世界180か国以上、44言語で署名できる
多言語に対応しており、43言語で署名ができ、13言語で文書を送信することができます。そのため、海外企業との取引にも有用です。
世界標準のセキュリティとプライバシー
世界で最も厳しいとされる認証に必要なプライバシー保護、セキュリティ条件を満たしています。紙で情報管理をするよりも安心して利用できます。
ビジネスモデル
文書への署名のみなら無料で利用できる
署名するだけであれば、無料で利用することができます。しかし他のユーザーに契約書の署名を依頼する場合や、管理、機能をカスタムする場合は、有料プランの契約が必要です。
30日間の無料トライアルがあります。
DocuSignの料金
DocuSignには3つのプランがあります。
・Personalプラン(個人向け)
月額プラン:1ユーザーあたり$15
年額プラン:1ユーザーあたり$120
・Standardプラン(企業向け)
月額プラン:1ユーザーあたり$40
年額プラン:1ユーザーあたり$300
ユーザー数:最大3名まで追加可能(4名以上になる場合はDocuSignへの連絡が必要)
・Business Proプラン(企業向け、Standardプランよりも機能が充実)
月額プラン:1ユーザーあたり$60
年額プラン:1ユーザーあたり$480
ユーザー数:最大3名まで追加可能(4名以上になる場合はDocuSignへの連絡が必要)
機能に応じてプランを選択可能
プランによって利用できる機能が異なります。
・Personalプラン
1人で利用するのに適しており、1カ月に5回までエンベロープ(合意に必要な文書のデータや情報)を送信することができます。1回のエンベロープで送信可能な文書やデータには制限はありません。
・Standardプラン
Personalプランよりもビジネスシーンに適した機能を搭載しています。たとえば、送信した文書のリマインダーや有効期限の通知メールを相手先に送信することができます。さらに開封から完了までの進捗状況をリアルタイムで確認することもできます。
・Business Proプラン
Standardプランよりも多くの機能があり、様々なビジネスシーンに対応することができます。たとえば、署名するのと同時に、署名者に支払い依頼ができる機能や、本人認証や運転免許証などの身分証明書を添付できる機能もあります。
ライバル・競合他社
ドキュサイン(DOCU)の業績
決算
EPS、売上高ともに、オールOKです。
過去決算でも1度のみの決算ミスで、直近では7回連続で決算クリアしています。
2021年 Q1 決算 | 直近決算良否 | 予想 | 実績 |
---|---|---|---|
EPS(ドル) | ○パス | 0.28 | 0.44 |
売上高(ドル) | ○パス | 436M | 469.08M |
売上成長率(YoY) | +57.9% | ||
請求額(ドル) | 464 | 527 | |
請求額成長率(YoY) | +54% | ||
FCF(ドル) | 123M | ||
FCF成長率(YoY) | +375% |
2021年 Q2 ガイダンス予想 | アナリスト予想 | 会社予想 |
---|---|---|
EPS予想(ドル) | – | |
売上高予想(ドル) | 472M | 479〜485M |
2021年 年間ガイダンス予想 | アナリスト予想 | 会社予想 |
---|---|---|
EPS予想(ドル) | – | |
売上高予想(ドル) | 197M | 20.3〜20.4M |
売上成長(損益)
キャッシュフロー
今後の業績見通し
2021Q2決算を受け、株価180〜200 ドル台で推移していましたが、1日で+19%(2021/6/4)上昇し、230ドル台に株価を回復しました。
これまでベアトレンド下にありましたが、215 ドル超えから投資タイミングを図ると見られています。
ドキュサイン(DOCU)に投資できる国内オンライン証券会社
証券会社 | 取引可否 | ◯ メリット | × デメリット | 為替手数料 | 購入手数料 |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | OK | (SBIネット銀行との連携で) ◎ドル円転換がラクで最速、かつ最安 ◯逆指値注文ができる ◯ある程度の銘柄分析できる 米株用のスマホ・アプリあり | 米株用のスマホ・アプリない サイトがごちゃごちゃしていて見づらい 銘柄分析▲ 資産推移が見れない 時間外取引NG トレールストップ注文ができない | $1あたり片道25銭 (SBIネット銀行利用で片道4銭) | 約定代金の0.45% (最低$0、上限$20) |
マネックス証券 | OK | ◎取り扱い銘柄が最多で最速対応 ◎時間外取引OK ◎逆指値/トレールストップ注文ができる ◯ある程度の銘柄分析できる(銘柄スカウター) 米株用のスマホ・アプリあり | 資金移動、ドル転換に 時間がかかる(中1営業日) | $1あたり片道25銭 | 約定代金の0.45% (最低$0、上限$20) |
楽天証券 | OK | 楽天ポイントとの連携ができる ◎時間外取引OK ◯ある程度の銘柄分析できる 米株用のスマホ・アプリあり | 米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い外国銘柄が少ない 時間外取引できない | $1あたり片道25銭 | 約定代金の0.45% (最低$0、上限$20) |
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