盛り上がりを見せるオンライン・カジノ銘柄
コロナ禍の中盛り上がりを見せたオンライン・カジノですが、まだ始まったばかりですので、コロナが収束しても、今後急成長することが予測されています。
スポーツ・ベッティングの市場規模は700億ドル、オンライン・カジノの市場は400億ドルになると言われています。
これらの市場は、いずれも賭け事には違いありませんので、州政府の規制対象になっています。
BYD(ボイド・ゲーミング・コーポレーション)
ネバダ州ラスベガスに本社を置くゲーミング事業の展開を行う企業です。
ティッカー | BYD [NYSE] |
会社名 | Boyd Gaming Corporation |
セクター | Consumer Cyclical | Resorts & Casinos | USA |
設立 | 1975年1月1日 |
IPO(上場) | 1993年 10月 |
CEO | キース・スミス氏 |
時価総額 | 7.26Bドル |
本部 | ネバダ州ラスベガス |
従業員数 | 14,284人 |
業績 | |
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売上成長率(YtoY) | -23.68% |
PER(LTM) | -倍 |
PER(NTM) | 30.3倍 |
PSR(LTM) | 5.4倍 |
PSR(NTM) | 4.1倍 |
ROA(総資産利益率) | -2.80% |
ROE(自己資本利益率) | -17.40% |
ROI(投資利益率) | 7.80% |
Gross Margin(粗利率) | 52.40% |
Operating Margin(営業利益率) | -1.40% |
Profit Margin(純利益率) | -8.80% |
2006年11月に閉鎖されていた「スターダスト・リゾート・アンド・カジノ」をオンライン・カジノとして復活させたことを発表しました。
ボイド・ゲーミングはオンライン・ファンタジー・スポーツやスポーツギャンブルを行なっているDKNG(ドラフト・キングス)の子会社であるファンデュエル・グループと提携することで、オンラインでスターダストブランドを復活させました。
事業内容
オンラインカジノのラインナップには、
- バカラ
- ポーカー
- スロット
- ルーレット
- ブラックジャック
などが含まれています。
バリュエーション
現在65ドル付近を推移しており、コロナショック後には、理想的な右肩上がりのチャートを示しいます。
古き良きラスベガスの華やかさ、魅力、懐かしさと新しいスタイリッシュな外観が融合している
ファンデュエル・グループ エイミーハウCEO
SKLZ(スキルズ)
スキルズは、モバイルゲームの開発会社です。
同社の運営するプラットフォームは、ソーシャルコンペティションを促進することで、ゲームの開発者が自身のゲームで数百万ドル規模の収益を上げるよう支援しています。
ティッカー | SKLZ [NYSE] |
会社名 | Skillz Inc. |
セクター | Communication Services | Electronic Gaming & Multimedia | USA |
設立 | 2012年 |
上場 | 2020年 4月 |
CEO | アンドリュー・パラダイス氏 |
時価総額 | 7.4Bドル |
本部 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ |
従業員数 | 211人 |
業績 | |
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売上成長率(YtoY) | +190% |
PER(LTM) | 倍 |
PER(NTM) | 倍 |
PSR(LTM) | 28.8倍 |
PSR(NTM) | 17.9倍 |
ROA(総資産利益率) | -20.80% |
ROE(自己資本利益率) | -21.90% |
ROI(投資利益率) | -42.40% |
Gross Margin(粗利率) | 94.70% |
Operating Margin(営業利益率) | -% |
Profit Margin(純利益率) | -% |
バリュエーション
大幅な調整のあと、1日で33%上昇し、現在17ドル付近を推移しています。
DKNG(ドラフトキングス )
ドラフトキングスは、eスポーツやオンラインカジノを提供している米国の企業です。
デイリーファンタジースポーツ(DFS)、スポーツベッティング、iGamingを楽しむ機会をユーザーに提供しています。
また、スポーツベッティング・プラットフォームやカジノゲーム・プラットフォーム、オンラインや店舗で行うスポーツブックのためのソフトウエアやカジノゲーミング製品の設計や開発も手掛けています。事業は、消費者直接取引(B2C)部門と企業間取引(B2B)の2つの部門を通じて展開しています。収益の大部分は米国で生み出されています。
ティッカー | DKNG [NASD] |
会社名 | DraftKings Inc. |
カテゴリー | カジノ & ゲーム |
設立 | 2012年 |
CEO | ジェイソン・ロビンズ 氏(2012年–) |
上場 | 2020年4 月(Nasdaq) |
時価総額 | 16.51億ドル |
企業価値(EV) | 15.6億ドル |
本部 | マサチューセッツ州 ボストン |
従業員数 | 2200人 |
業績 | |
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売上成長率(YtoY) | +90% |
PER(LTM) | 倍 |
PER(NTM) | 倍 |
PSR(LTM) | 34.8倍 |
PSR(NTM) | 20.9倍 |
ROA(総資産利益率) | -37.80% |
ROE(自己資本利益率) | -46.40% |
ROI(投資利益率) | -31.20% |
Gross Margin(粗利率) | 43.60% |
Operating Margin(営業利益率) | -% |
Profit Margin(純利益率) | -% |
バリュエーション
現在60ドル付近を推移しています。
PENN(ペン ナショナル ゲーミング)
ペン・ナショナル・ゲーミングは、米国でゲーミング施設やレーシング施設、ビデオ・ゲーミング・ターミナル(VGT)を運営しています。
事業施設全体で店舗を通じてスポーツベッティングを展開しているほか、オンライン上でスポーツベッティング、ソーシャルカジノ、ビンゴ、カジノも運営します。また、インディアナ州、アイオア州、ミシシッピ州、ネバダ州、ペンシルバニア州、ウエスト・バージニア州にある施設で、ライブ・スポーツベッティングを提供しています。
ティッカー | PENN [NASD] |
会社名 | Penn National Gaming, Inc. |
セクター | Consumer Cyclical | Resorts & Casinos | USA |
設立 | 1982年 |
IPO(上場) | 1994年 5月 |
CEO | ジェイ・A・スノーデン 氏 (2020年1月1日–) |
時価総額 | 14.14Bドル |
本部 | アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ワイオミッシング |
従業員数 | 18,321人 |
業績 | |
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売上成長率(YtoY) | -23.4% |
PER(LTM) | -倍 |
PER(NTM) | 56.5倍 |
PSR(LTM) | 6.5倍 |
PSR(NTM) | 4.7倍 |
ROA(総資産利益率) | -4.60% |
ROE(自己資本利益率) | -33.60% |
ROI(投資利益率) | -2.60% |
Gross Margin(粗利率) | 48.20% |
Operating Margin(営業利益率) | -11.50% |
Profit Margin(純利益率) | -18.70% |
バリュエーション
現在90ドル付近を推移しています。
リアル・カジノの現状、今後の展望について
現状、米国には約1000のカジノ施設があって、コロナの拡大と共に閉鎖されてきました。
ラスベガスは、カジノだけでなくエンターテイメントも楽しめるアミューズメント・シティです。
ラスベガスには、年間で4000万人以上の観光客が訪れていて、外国人は約650万人、日本人も20万人以上訪問していました。
毎年1月には、世界最大規模の電子機器の見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」が開催されることが有名で、最近では欧州自動車メーカーなども出展し、EV(電気自動車)が展示されることもあり、世界から6万人が集まっていました。
ラスベガスがあるネバダ州のシソラック知事(民主党)は、2020年の5月22日に新型コロナウィルスの感染拡大に伴い3月から閉鎖が続いているカジノを、2020年6月4日から営業再開を目指し段階的に再開することを明らかにしました。