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【AI】シースリーエーアイ(C3.ai)はセールスフォース(SAIL)キラー!?

シースリーエーアイ社サマリー
  • CEOはトーマス・シーベル氏 ー スーパー・セールスマン
  • クラウドを通じて企業向けにAIをSaaSとして定期購読させるビジネスモデル
  • 予知保全や不正検知、膨大なセンサーデータの分析など、AI機能を前面に打ち出している
  • AIそのものへの投資先として注目される
  • 売上成長率 : 70%超
  • ひとつの契約のサイズが他のSaaS企業よりも1回り大きい
  • CRMソリューションだけにとどまらずエンタープライズ・リソース・オプティマイゼーションや、その他、あらゆる場面に応用可能

シースリーエーアイ社について

企業概要

ティッカー【AI】
会社名C3.ai
カテゴリーSaaS
設立2009年
上場2020年12月
CEOTomas Siebel氏
時価総額5.31Bドル
本部アメリカ合衆国
カリフォルニア州
レッドウッド・シティ
従業員数482人

C3.aiは、先進的なAIソフトウエア・プロバイダーとしてデジタル変革を加速しています。C3.aiは、大規模AI、予測分析、IoTアプリケーションの開発・導入・運用向けのC3 AI Suiteのほか、拡大し続けるターンキーAIアプリケーションのポートフォリオを提供しています。C3.aiのソリューションの中核には、革命的なモデル駆動型のAIアーキテクチャーがあり、データ科学とアプリケーション開発を飛躍的に強化しています。

IPO情報

公開規模は1億ドル(約110億円)とされているが、この金額は仮のもので、最終的な取引規模は変更される可能性が高いということです。

  • 主な引受幹事会社はMorgan Stanley、JP Morgan、Bank of America
  • C3.aiは、「AI」のティッカーでニューヨーク証券取引所に上場する。公開株数や公募価格帯は未定

CEOトーマスシーベル氏とは

およそテクノロジーを売らせたら、オラクルのラリー・エリソン氏の右に出るスーパー・セールスマンは居ません。

ラリー・エリソン

そのラリー・エリソンが手塩にかけて育てた営業のエースがトーマス・シーベル氏です。でもシーベル氏はオラクルを離れ、シーベル・システムズを創業しました。

トーマス・シーベル

C3.aiは、Siebel氏がSiebel Systemsを売却した後、2007年と2008年に行っていた慈善事業から生まれました。

エネルギー問題や気候変動の問題に取り組んでいたが、最終的には営利企業の方が大きな影響を与えられるかもしれないと考え、C3.aiを設立した。

Siebel氏

トーマス・シーベル氏なきあとオラクルでスーパー・セールスマンの名をほしいままにした人がマーク・ベニオフ氏。ところがベニオフ氏も独立し、セールスフォースを立ち上げました。

マーク・ベニオフ

セールスフォースが登場したことで、元祖CRMのシーベル・システムズは駆逐されてしまいました。

そこで今回、トーマス・シーベルはシースリー・エーアイ(ティッカーシンボル:AI)を設立、マイクロソフト、アドビなどの強力を得てAIによって駆動されるCRMシステムでセールスフォースの追い落としを計略しているというわけです。

これはいわばシリコンバレーの「神々たちの戦い」といえますね

業績

C3.aiの前会計年度(4月決算)の売上高は前年比71%増の1億5700万ドルでした。純損失は6900万ドルの赤字でした。また、前四半期(7月決算)の売上高は、前年同期比16%増の4050億ドルでした。

同社は7月末時点で2億9300万ドルの累積赤字を計上しています。

S-1資料 業績ハイライト

  • 2020年の売上の増加年率71%(2017年33M$→2018年62M$→2019年92M$→2020年157M$)
  • サブスクの売上86%
  • 2024年の潜在市場2,710億$
  • 1日の予測数1.1億回
Source:公式S-1資料

S-1資料 売上成長

Source:公式S-1資料

ぱっと見すごい成長率です。

売上成長の多くはサブスクリプションで占めています。

Source:公式S-1資料

高成長率の理由

特にFY19Q4からFY20Q1の間の売上のジャンプが凄いですが、これは主にBaker Hughes社との大型契約によるものと考えられます。

その後一部契約を減らされているようで、 その影響でFY20Q4からFY21Q1の間はQoQで減収しましたが、S-1冒頭のグラフでそれが意図的に消されていることには違和感を感じます。

四半期の期間 (4月末決算なので)
FY21Q1とは、2020年5月~7月の業績です。

  • Q1=5〜7月
  • Q2=8〜10月
  • Q3=11〜1月
  • Q4=2〜4月

シースリーエーアイに注目する理由

シースリーエーアイに注目する理由として、次のことが挙げられます。

  • AIに特化した企業
  • 名物経営者がやっている会社
  • コーク・ブラザーズ、マイクロソフト、TPG、ベーカーヒューズなどの投資家が参入
  • 一流の顧客リスト

S-1資料 AIビジネスモデル

Source:公式S-1資料

シースリーエーアイの代表的な顧客リスト

  • 3M
  • ロイヤルダッチシェル
  • アメリカ空軍
  • Adobe
    など
Source:公式S-1資料

投資リスク

1社当たり契約金額

1社の売上でドカンと業績が良くなったりする訳なので顧客数は少なく1顧客当たりの売上が大きいです。

顧客数は2020年10月末時点で64顧客のみで、平均契約金額は$14.1mnと超高額です。 1つの契約をミスるとすぐにコンセンサス未達となるリスクが高く、Fastlyの様なことが起こる可能性も考えられます。

業界別売上

業界別の売上の偏りが激しいのも懸念材料のひとつです。

  • ユーティリティ:67%
  • 製造:29%
  • 防衛:3%
  • 航空:1%

サブスクの安定感

Subscription Revenueが86%などとうたってはいるものの、Financialには通常のサブスク企業の様な業績の底堅さが期待しきれないことが懸念になりそうです。

株価:バリュエーション

公開価格

公開価格=34ドル
IPO後株式数:9,689万株

想定時価総額:約$3.3Bn

20年10月末までの四半期のSubscription Revenueは$35.9Mnなので、四半期×4がARRと仮定するとARR倍率は「23倍」ほどの想定。妥当な値付けかなという感覚です。

ARR(Annual Recurring Revenue)倍率

SaaS企業においては、上場企業でもPERではなく、売上ベースのPSR(時価総額÷売上予想(ARR=四半期×4)で評価します

Trading View で見てみる

モノのインターネットプラットフォーム(IoT)市場における業界のリーダー

ビッグデータや分析から、人工知能やコンピューティングへのユビキタス接続まで、IoTはあらゆるテクノロジーや業界で幅広い用途を持っています。このデジタル世界での存続と成長は、戦略的なパートナーシップとコラボレーションによってのみ可能です。

IoT、クラウド、人工知能(AI)、ビッグデータ、モビリティなどのトレンドテクノロジーが早期に採用されたため、北米の組織はIoTテクノロジーをプロセスに統合することに熱心です。米国は北米市場のリーダーですが、カナダでもIoTクラウドプラットフォームの採用が急増すると予想されています。

*Altair
*ARM
*AT&T
*AWS
*Ayla Networks
*Bosch
*C3.ai
*Cisco Jasper
*Dell/EMC
*Ericsson
*Eurotech
*GE
*Google
*Hitachi

引用:Kenneth Researchは調査レポート「モノのインターネットiotプラットフォーム市場:世界的な需要の分析及び機会展望2026年」2020年11月 20日発刊

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