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【MQ】Marqeta(マルケタ)は革新的な金融カード決済プラットフォームを提供する企業

この記事は約8分で読めます。
マルケタ(MQ)社サマリー
  • 銀行以外の一般会社向けに金融カード決済の拡張型プラットフォームを提供
  • ドアダッシュ(DASH)、スクエア(SQ)、アファーム(AFRM)などが顧客
  • マルケタのプラットフォームを利用すると企業は簡単にプリベイトカードやデビットカード、クレジットカードなどの各種カードを発行できる
  • NRR(売上維持率)が驚愕の200%
シンノスケ
シンノスケ

次の4つの視点に着目して分析していきます。

テンバガー分析
  • 「時価総額」:今後の上昇余地は?
  • 「テクニカル」:IN/OUTタイミング?
  • 「テーマ性」:次世代期待のビジネスか?
  • 「業績」:決算の良否。売上と利益の成長率は?
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時価総額

企業概要

ティッカーMQ [NASD]
会社名Marqeta, Inc.
セクターTechnology |
 Software – Infrastructure | 
USA
設立2010年
IPO(上場)2021年 6月
CEOJason Gardner氏
時価総額15.7Bドル
本部カリフォルニア州
オークランド
従業員数509人

単位:T=1兆、B=10億M=100万

IPO幹事構成

シェアホルダー

Source : Futubull
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テクニカル

バリュエーション

IPO後初値 32.5 ドルから、▲10 %の価格帯で推移しています。

IPO後の株価推移でよくあるしばらく軟調なパターンとなる展開が予想できます。

価格帯別出来高

引用:楽天証券

テクニカル指標

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テーマ性(事業内容)

サービス・商品

マルケタの提供するサービスは、これまでのクレジットカードのシステムとは一線を画すものがあります。顧客とエンドユーザーに、革新的な支払い経験を提供するためのカスタマイズされた決済カードを作成するのを支援しています。

これまでの
クレジットカード
マルケタの
システム
銀行の
インフラの中
クラウド
カスタム不可カスタム可能
カードの種類は
画一的
無数のカードの
種類が生まれる

これまでのクレジットカードのインフラストラクチャーというのは主にメインフレームコンピュータ上に構築されていました。

そのシステムは、つぎはぎだらけのソフトウェアコードで書かれた硬直的かつ画一的なものであり、発行処理者と呼ばれる銀行のインフラストラクチャーの中に存在していたので、それぞれ独自性がありました。

これに対してマルケタ(MQ)の発行システムは個々の企業の外であるクラウド上で構築しています。最新のプログラミング言語で書かれているので誰でも利用できます。

銀行もフィンテック企業もウェブ企業もそれを利用することができます。そのように発行されたカードは従来のビザやマスターなどの決済ネットワークに乗せて決済することが可能です。

マルケタのサービスのメリット
  • シンプルでデータが豊富でアクセス可能な拡張性のあるプラットフォーム
  • オープンAPIを利用しているため、カード発行者が自分のカードにレイヤーを加えることによって、さまざまな利用形態に合わせてデザイン・カスタムすることができる
  • クレジットカードとの違いは、活動実績や記録も取れるという企業によって自由にできるという柔軟性が従来のメインフレームコンピュータで作られている
  • 直前にお金を送ることもできるので、資金効率が良い
  • 最高水準の信頼性とセキュリティを備えたカードプログラム

マルケタ(MQ)のようなカード発行プラットフォームは極めて複雑で、金融監督当局からの厳しい監視、高い技術力や財務力が必要で、参入障壁が高いようです。

顧客

スクエア(SQ)やストライプのような大手がマルケタ(MQ)の提供するテクノロジーを使用しています。

  • Affirm、DoorDash、Instacart、Klarna、Squareなど
  • スクエア(SQ)のシェアが約70%

ビジネスモデル

これまでに発行されたマルケタのカード数は3.2億です。

マルケタのビジネスモデルは、実際にクレジットカードやデビットカードを処理する時に発生する決済手数料その一部をマルケタが受け取るものです。

つまり、決済ボリュームに連動するビジネスモデルになっているということです。

マルケタは2020年は600億ドル分のトランザクション取引を処理しました。

また、NRRリテンション率(ユーザーが再び利用する確率)が200%と非常に高いのも特徴です。もっといえば、一度顧客にしたらその顧客にたくさんの付加価値サービスを追加販売しているために、リテンション率が200%になっているということです。

ピカピカのSaaS企業でもNRRは120%くらいのことが多い中、この数字は強い特徴だと思います。

売上構成

収益の大半は、プラットフォーム上のカード取引から生み出される事業者から得る手数料が占めています。

また、プラットフォームへの月次アクセス料、ATM手数料、不正監視、トークン化など、決済処理以外のサービスからも収益は生み出されています。

Source : Futubull

地域

マルケタのビジネスは現在アメリカのみとなっています。

Source : Futubull

マルケタの投資リスク

マルケタの事業リスクは、顧客の中でスクエア(SQ)の占める比率が70%と一社の占める割合が多すぎると考えられることです。

これは、スクエアキャッシュというアプリが大成功して急成長したことが要因です。

スクエアという会社の本質はマーケティング会社で、スクエアのテクノロジーの裏方は実はマルケタがやっています。

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業績

決算

次回の決算日

2021/8/13

Source : seeking alpha

業績指標一覧

指標
売上成長率(YtoY)+125%
PSR(LTM)
PSR(NTM)
ROA(総資産利益率)-14.68%
ROE(自己資本利益率)
ROI(投資利益率)22.30%
Gross Margin(粗利率)42.60%
Operating Margin(営業利益率)-12.20%
Profit Margin(純利益率)13.10%

M = Mllion(100万)
B = Bllion(10億)

アナリスト予想
https://app.koyfin.com/

売上成長

カードのトランザクションが増えれば増えるほど、マルケタに対価が入る仕組みになっており、売上高は右肩上がりになっています。

2021年3月末〆の四半期間でマルケタは240億ドルのトランザクション取引を処理しました。

前年同期比は+167%で、2020年通年の売上高は2.9億ドルで前年比+103%でした。

引用 : マネックス証券
引用 : マネックス証券

利益成長

EPS(一株利益)PSR推移

GAAP(米国会計基準):すべての損益を反映したEPS
non-GAAP(非米国会計基準):継続事業の利益を反映したEPS

利益率推移

キャッシュフロー

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MQに投資できる国内オンライン証券会社

証券会社取引可否◯ メリット× デメリット為替手数料購入手数料
SBI証券OK(SBIネット銀行との連携で)
◎ドル円転換がラクで最速、かつ最安
逆指値注文ができる
◯ある程度の銘柄分析できる
米株用のスマホ・アプリあり
米株用のスマホ・アプリない
サイトがごちゃごちゃしていて見づらい
銘柄分析▲
資産推移が見れない
時間外取引NG
トレールストップ注文ができない
$1あたり片道25銭
(SBIネット銀行利用で片道4銭)
約定代金の0.45%
(最低$0、上限$20)
マネックス証券OK取り扱い銘柄が最多で最速対応
◎時間外取引OK
◎逆指値/トレールストップ注文ができる
◯ある程度の銘柄分析できる(銘柄スカウター)
米株用のスマホ・アプリあり
資金移動、ドル転換に
時間がかかる(中1営業日)
$1あたり片道25銭約定代金の0.45%
(最低$0、上限$20)
楽天証券OK楽天ポイントとの連携ができる
◎時間外取引OK
◯ある程度の銘柄分析できる
米株用のスマホ・アプリあり
米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い外国銘柄が少ない
時間外取引できない
$1あたり片道25銭約定代金の0.45%
(最低$0、上限$20)
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この記事の情報ソース

↓売り出し目論見書

↓公式のIR資料

↓その他ツールサイト

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