この銘柄はテンバガー期待できるか?
オニールのCAN-SLIMを用いて分析していきます。
企業について、サクッと把握
会社サマリー
スノーフレーク(SNOW)は、企業向けのクラウド・ネイティヴ・アーキテクチャーのクラウドサービスを提供しているSaaS企業です。
時価総額 | 67.4 Bドル |
ティッカー | SNOW [NYSE] |
会社名 | Snowflake Inc. |
セクター | クラウド SaaS |
設立 | 2012年 |
IPO(上場) | 2020年 9月 |
CEO | フランク・スロートマン氏 (元ServiceNow CEO) |
本部 | アメリカ合衆国 モンタナ州 ボーズマン |
従業員数 | 2017人 |
単位:T=1兆、B=10億、M=100万
スノーフレーク(SNOW)はオラクル出身の技術者によって設立されました。
スノーフレーク(SNOW)使命
スノーフレーク(SNOW)のMission Statement
To Mobilize the World’s Data.
” 垣根を超えてデータの力を集結させる ”
サービス・商品
スノーフレーク(SNOW)は、企業向けのクラウド・ネイティヴ・アーキテクチャーを基盤として次のようにサービスの向上を図ってきました。
サービス名 | |
---|---|
2014年 | クラウド・データウェアハウス |
2019年 | クラウド・データプラットフォーム |
2020年。 | データ・クラウド |
スノーフレーク(SNOW)のサービスの使われ方としては、DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目される中で、次のような利用が一般的です。
データウェアハウスに保管したデータを活用して、ビジネスアナリストやデータサイエンティスト、あるいは意思決定者が、Snowflakeの分析アプリケーションを通してそのデータにアクセスし、様々な分析と意思決定を行う
業績指標サマリー
指標 | |
---|---|
売上成長率(YtoY) | +111% |
ROA(総資産利益率) | -12.90% |
ROE(自己資本利益率) | -15.30% |
ROI(投資利益率) | -11.10% |
Gross Margin(粗利率) | 58.50% |
Operating Margin(営業利益率) | -91.10% |
Profit Margin(純利益率) | -89.40% |
M = Mllion(100万)
B = Bllion(10億)
40%ルール
赤字のベンチャー企業の株価を判断する有名な一つの指標として「Rule of 40(40%ルール)」があります。論理的な理由は説明されていませんが、次の2種類の見方があります。
- ① 成長率+利益率=40%以上
- ② 成長率(売上高成長率)+FCF margin=40%以上
40%以上だと良い、40%以下だと悪いとされています。
昨今の米国のソフトウェア企業の決算資料やカンファレンスコールでは、40%ルール(Rule of 40)といえばあたりまえのように「②FCFマージン+売上成長率」が使われているため、当ブログでは②を使用していきます。
下のチャートでは、LTM収益成長率+LTM FCFマージンで比較したものです。この場合、Rule of 40は高い水準となっています。
決算
直近の2022年Q3決算は、
- 売上高が予想を上回り、調整済み EPS の赤字幅は予想ほど悪化なし
- 続くQ4、及び22年度通期ベースの売上高ガイダンスレンジもそれぞれ予想を上回った
2021年 Q3決算 | 決算良否 | 予想 | 実績 |
---|---|---|---|
EPS(ドル) | ○パス | -1.01 | -0.51 |
売上高(ドル) | ○パス | 307M | 334M |
↑ 製品部門(ドル) | 240M | 255M | |
↑ プロフェッショナルサービス部門 | 21.5M | 22M | |
売上成長率(QoQ) | +23% | ||
売上成長率(YoY) | +110% (前回111%) | ||
営業利益率 | 3% | ||
粗利益率 | 69.1% | 71% |
2022年 Q4 ガイダンス予想 | アナリスト予想 | 会社予想 |
---|---|---|
製品売上高 | 317M | 345-350M |
営業利益率 | -1% |
FY2022年 通期予想 | コンセンサス (市場予想) | ガイダンス (会社予想) |
---|---|---|
製品売上高 | 1.07B | 1.13B |
営業利益率 | -9% | -4% |
深掘り(TAMとスノーフレークの強み)
マーケット
グーグル、アマゾン、マイクロソフトが独自の同等の製品を持つ前にこのサービスを提供することで、同社は顧客を惹きつけ、データウェアハウス分野で市場シェアを築くことができました。
そのためスノーフレークの TAM( Total Addressable Market)は巨大になっています。
市場規模は、目論見書のなかで 810 億ドルとしていますが、将来的にそれよりも大きくなるレポートもあります。
新しいデバイスやソフトウェアプログラムの登場により、生成されるデータ量が増加するため、同社のような洗練されたウェアハウスソリューションの需要が高まると考えられます。
誰でも、いつでも、どこでも、誰とでも
スノーフレークが提供する価値は、幅広いデータ分析需要への対応が可能になっていることで、次のようにシンプルにまとめられています。
データ種別も以下のエリアを横断してシームレスに利用可能です。
- 1st PARTY DATA (自社内のデータ)
- 2nd PARTY DATA (取引先、関連会社のデータ)
- 3rd PARTY DATA(第三者のデータ、オープンデータ)
ビジネスモデルとしては、次のような対費用効果の設計となっています。
- データサイズ(S/M/L/XL)L→XL単価が倍に
- コンピュート・リソース(処理速度)倍 → 単価も倍
スノーフレークが提供する3つのデータ共有
スノーフレークは次の項で説明する技術により3つのデータ共有サービスを提供しています。
- DIRECT SHARE
- DATA EXCHANGE
- SNOW FLAKE DATA MARKETPLACE
スノーフレークの強み
競合で有名なサービスにAmazonのRedshiftがあります。Snowflakeも似ていますが、いくつかの明確な違いがあります。
1.「コンピュートとストレージを分離しているため高パフォーマンス」
Snowflakeはコンピュートとストレージを分離しています。また、各コンピュート環境が独立しているため、パフォーマンスが低下しません。
そのため、大きなデータを同時に扱ってもサクサク動くことが大きな売りの一つになっています。
最大ワークフローに合わせて、利用者が環境のサイズを調整する必要はなく、データに必要なものを設定し、コンピュート(分析、可視化など)に必要な機能を追加するだけです。
2.「クラウドプロバイダに依存しない」
プラットフォームは現在、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure (Azure)、Google Cloud Platform (GCP)が提供するパブリッククラウド上でサービスを提供しています。
また、Snowflakeでは、ほぼ再構成をせずにクラウドプロバイダ間でデータを移動することができます。
3.「拡張性も制限なし」
Snowflakeは優れたスケーラビリティを持っています。
これはコンピュートとストレージが分離されているため、コンピュートサービスが瞬時にスケールアップできることを意味しています。
さらに、中央のリポジトリとローカルストレージを組み合わせたハイブリッドアーキテクチャのため、ローカル処理と中央処理を効率良く動作させることが可能です。
Snowflakeは、JSONデータを効率良く処理可能で、この構造化データは非常に柔軟性があります。
*JSON (JavaScript Object Notation)といわれるデータ形式は、多くのエンジニアが好んで使用する構造化データのフォーマットです。
4.高速かつ容易なSQL(シークェル)分析
SQLとは、データベース言語の中で最も普及している言語の一つです。データベース言語としてISO(国際標準化機構)で規格化されています。
SQLが使えるデータベースには、Oracle社のOracle Database、Microsoft社のMicrosoft SQL ServerやAccess、オープンソースのMySQLやPostgreSQLなどがあり、それぞれ異なるデータベース・エンジンを搭載していますが、どれもSQLで操作可能です。
5.データウェアハウスの管理と保守を自動化
これまで多くの企業のデータはオンプレミス(*)で保存されてきました。そして、オラクルや IBM などの現存企業が伝統的にこの領域を支配してきました。
(*)データは企業が管理する物理サーバーに保存
スノーフレーク(SNOW)はデータをオンプレミスに保存するのではなく、企業がクラウドにデータを保管するのを支援する洗練されたデータウェアハウスソリューションが、技術的優位性に繋がっています。
6.圧縮率2〜3倍の低コストで無制限のクラウドストレージ
①〜③の組み合わせで高パフォーマンスと低コストを両立しています。
① ワークロードの競合を避けるためのスケールアクロス
② 瞬時にスケールアップ(パッチロードや複雑なクエリの場合)
③ 同時実行のためのスケールアウト
7.セキュリティ万全、保存中・移動中のデータも自動で暗号化
セキュアで簡単なデータ共有が可能です。
従来のやり方
- FTI / API / ETL / クラウドバケット
新たなコラボレーションの方法
- 安全なデータ共有
8.「半構造化データ」にも対応
スノーフレーク(SNOW)はクラウドサービスで、ビッグデータの保管や分析サービス、セキュリティを提供しています。構造化データだけでなくて「半構造化データ」にも対応しています。
世界中のデータの中の構造化データのシェアは20%と言われていて、実は「半構造化データ」のシェアが80%(*)もあります。
*ピュアストレージ(PSTG)プレゼンテーションより
構造化データ | 非構造化データ |
---|---|
整理されたデータ | ユーザーが生成した様々なもの (投稿、画像、メール、 音声、GPS情報など) |
データ仕分けしやすい | データ仕分けしにくい |
非構造化データとは、ネイティブな形式のまま保存され、使用時まで処理されないデータのことで、スキーマオンリードとも呼ばれます。
メールやソーシャルメディアの投稿、プレゼンテーション、チャット、IoTセンサーのデータ、衛星画像など、さまざまなファイル形式があります。
構造化データ | 非構造化データ | |
Who | セルフサービスでのアクセス | データサイエンスの専門知識が必要 |
What | 選ばれたデータの種類のみ | さまざまな種類が複合 |
When | スキーマオンライト | スキーマオンリード |
Where | 一般的にデータウェアハウスに保存 | 一般的にデータレイクに保存 |
How | 事前定義された形式 | ネイティブな形式 |
ちなみに半構造化データというものもあり、通常は非構造化データと見なされるデータのうち、特定の特性を明確化する「メタデータ」が含まれているものを指します。
半構造化データの役割は、構造化データと非構造化データの間の橋渡しをするものと考えられます。
9.「費用は使った分だけ」
スノーフレークでは、さまざまなエディションのクラウドデータウェアハウスサービスがあり、長期契約せずに従量制課金体系で利用する場合は、スノーフレークに素早く簡単にアクセスできるSnowflake On Demand™を利用することができます。
Snowflakeには、Redshiftより多くの自動化機能がありかつメンテナンスフリーです。例えば、圧縮はSnowflakeでは自動で行われますが、Redshiftでは設定して制御する必要があります。
10.「レジェンドCEO」
スノーフレーク社は技術力やビジネスモデルだけでなく、血筋が良いのも強みです。
スノーフレーク社のCEOは、前【NOW】SERVICENOW社のCEO(2011〜2017年)で、売上を14倍(1億ドル→14億ドル)にした実績のある、Frank Slootman氏です。
Frank Slootman氏は、シリコンバレーのレジェンドの一人として認知されています。
ビジネスモデル
売上構成比
収益の93.5%は、クラウド事業からの収入、残りの6.5%はメンテナンスなどのProfessionalサービスとなっています。
地域比
ビジネス収入の84%はアメリカです。
顧客
グーグル、アマゾン、マイクロソフトが独自の同等の製品を持つ前にこのサービスを提供す
ることで、同社は顧客を惹きつけ、データウェアハウス分野で市場シェアを築くことが
できました。
スノーフレーク(SNOW)には、5900社を超える顧客がいます。その中には、「Fourtune10」の中の7社、「Fourtune500」の中の146社が含まれています。
投資家
名だたる機関投資家が、スノーフレーク(SNOW)に投資しています。
- Berkshire Hathaway($250M)ーCEOはウォーレン・バフェット
- Salesforce($250M)-CEOはマーク・ベニオフ
ライバル・競合他社
データウェアハウス
DropboxやBoxのようなファイルストレージサービスと似ているようで、実は全然違うサービスで、Snowflakeの競合とデータウェアハウスのシェアは以下のようになっています。
Snowflakeのマーケットシェアは、現時点で9.86%の3位となっています。
ガートナーのデータマネジメントのマジッククアドラントを見ると、SnowflakeはAWSやMicrosoftらとともに、リーダーに属しています。
データクラウドの実現に向けた競争
今後5~10年の間に繰り広げられるであろう、興味深いデータプラットフォームの戦いが勃発しています。データウェアハウスとデータレイクハウス、そしてデータクラウドの実現に向けた競争です。
Snowflakeにとっての最大の脅威は、AWS RedshiftでもGoogle BigQueryでも、他のクラウドデータウェアハウスでもなく、Databricksだと思います。
この2つのアプローチ(ウェアハウスとレイクハウス)で最も興味深いのは、実際には非常に似たことをしているということです。それは、「データクラウドのプラットフォームになる」という同じ究極のビジョンに向けた、2つの異なるエントリーポイントです。
それぞれのアーキテクチャの特徴と長所・短所は以下の通りです。
Snowflake(ウェアハウス)
- “データレイク “の上にウェアハウスを置くという2層構造のアーキテクチャ
- 包括的なデータクラウドになるための最初のステップは、ウェアハウスとレイクの境界線を曖昧にして、顧客がすべてのデータをウェアハウスに送るようにすること
- コンピュートとストレージは独立して拡張でき、Fivetranやdbtなどのツールを使えば、データの取り込みや変換が簡単にできる
- 不利な点は、2階層のアーキテクチャ(ウェアハウスとレイク)を管理することは困難なため(一貫性の維持)最終的な状態(レイクがない状態)では、非常にコストがかかります。
Databricks(レイクハウス)
- データウェアハウスではなく、中心にデータレイクを置く
- データレイクのストレージへのSQLアクセスは巨大です。DremioやStarburstが狙っている市場でもあります
- これははるかに安価で(特に実規模の場合)、1つのストレージ層(データレイクハウス)を気にするだけで済みます
SnowflakeもDatabricksも、最終的にはBIやMLの世界に進出して、究極のデータクラウドをこのような形にしたいと考えていることは間違いありません。
Snowflakeが自らを「クラウドデータウェアハウス」と呼ばなくなったのには理由があり、Snowflakeがデータレイクとデータウェアハウスのユースケースを同じ技術で実現していると考えています。
「Snowflakeが非構造化データをロードできるようになった今、Snowflakeが世界レベルで扱えないデータレイクのユースケースはあまりないだろう。」といった意見もあります。
SaaS銘柄ベンチマーク比較
LTM (Last 12 Months) 売上高($MM: millions)
売上高の規模はパブリッククラウド企業の中で中央値となっています。
LTM (Last 12 Months) 売上高成長 (%)
売上成長率はパブリッククラウド企業の中で高い水準になっています。
LTM (Last 12 Months) GAAP 粗利率 (%)
粗利率は59%で平均より低い水準となっています。
LTM (Last 12 Months) GAAP 営業利益率 (%)
営業利益率は▲93%で、パブリッククラウド企業の中で低い水準となっています。
NRR(Net Revenue Retention:顧客の売上継続率)
NRRとは、平均的な既存顧客がSaaSのファンになって、一定期間にどれくらい追加でお金を払ってくれたのかを測る指標です。
一般的にNRRは100〜115%が適切とされていますが、NRRが100%を超え、その数値が大きければ大きいほど、成長を見込める事業と言えるのですが、Snowflakeは直近NRRが150%を超えており、今後の成長も十分に見込めると言えそうです。
直近のNRRは168%で、パブリッククラウド企業の中で最も高い値となっています。
Gross Margin Adjusted CAC Payback period(顧客獲得コスト回収期間)
この指標は、顧客獲得に要したコストを顧客が回収するまでの期間(月単位)を示すものです。下のグラフでは、IPOに至るまでの4四半期の平均値を採用し、季節性や異常値を排除しています。また、ARRは四半期ごとのサブスクリプション収入×4と定義しています。
(前四半期のS&M) / (正味の新規ARR x Gross Margin) x 12
ARR(Annual Recurring Revenue)= 年間定額収益
CAC (Customer Acquisition Cost) = 一顧客を獲得するためにかかったS&M費用
LTM S&M(Sales & Marketing)費用 ( LTM Revenue比率)
SaaS企業のコスト(営業費用)は、サービス提供に直接関連する費用の、「売上原価」と、「販管費」があります。
海外のSaaS企業は、どの会社も販管費を「R&D」「S&M」「G&A」の3つに分けて開示しています。
- S&M(Sales & Marketing):営業部やマーケティング部門の人件費やマーケティング費用等が該当します。将来の売上高を増やすための費用です。
- R&D(Research & Development):プロダクト開発等に伴う人件費等が該当します。
- G&A(General & Administrative):管理部門の人件費やその他一般管理費が該当します。
パブリッククラウド企業の中で高い比率でS&M(Sales & Marketing)に費用をかけています。
業績
収益性
売上高成長
売上高成長率
四半期毎の業績は以下のように高成長を続けており、直近業績は前年同期比121%増となっています。
利益率成長
営業利益率は若い企業だけに販管費を大量に使っているために、損失を出し続けていますが、利益率は徐々に改善してきています。
会社の安全性
キャッシュフロー(CF)
C/Fでは主に安全性を確認できますが、3つのC/Fのうち最も重要なのは、営業C/Fです。健全な企業では営業C/Fの金額よりも当期純利益が低いのが一般的です。
投資C/Fは設備投資や株式投資をした場合にマイナスで現れます。そのため、マイナスになっているほうが積極的に投資をしている企業と言えます。
フリーC/Fは営業C/Fと投資C/Fを足したものをです。これがプラスの場合は投資に現金を使っていても、それ以上の現金を営業C/Fで稼ぎ出していることを意味します。
将来の「成長ストーリー」は良好か?
粗利率は他のSaaS銘柄と比べると特筆したことはありませんが、収益成長率は素晴らしいです。
DWaaS市場は、今までオンプレミスでデータウェアハウスを構築していた企業がこぞって「As A Service」に移行を進め始めているタイミングに来ています。
IDC (Internet data center)によるとアナリティクスデータ管理・統合プラットフォームとビジネスインテリジェンス・アナリティクスツールの市場は、2020年末までに560億ドル、2023年末までに840億ドルに達すると予測されています。
DWaaS市場は、AWSのRedshiftなど競合もいますので、Snowflakeがどこまで成長余地があるのかは不明ですが、今後の決算は追いかけていきたいところです。
チャート分析
テクニカル分析
IPO後初値 245 ドルから、+ 15 %の価格帯で推移しています。(2021/8/10)
ハイテク株安で、スノーフレークもベアトレンドが続いていましたが、ようやく上抜けて上昇トレンド入りしました。
最高値429ドル(2020年12月8日)に挑戦するためには、次の展開が予想できます。
①上昇トレンド(ピンク)
②326ドルライン(青)で一度跳ね返され③と合流、その後ヨコヨコパターン
③金利上昇、テーパリング、決算内容などにより地合いが悪くなり、大きなカップウィズハンドルを形成し始める(長い期間ヨコヨコが続く)
PSR推移
2021/7/9 | |
---|---|
PSR(LTM) | 105.2倍 |
PSR(NTM) | 59.4倍 |
スノーフレーク(SNOW)IPO後の高すぎたバリュエーションについて
IPO価格は、75〜85ドルのレンジから100〜110ドル(時価総額:280〜310億ドル)へと跳ね上がりました。この時点ではPSRは50倍で、それでも割高と言われていました。
2020年9月16日の初値では、245ドルをつけました。
価格帯別出来高
2022年2月時点では、68%が含み益となっています。ボリュームの平均値は312ドルとなっています。
2022年3月4日時点では、99%が含み益となっています。
この記事の情報ソース
↓売り出し目論見書
↓公式のIR資料