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【ホールドのサイン】オニール流、忍耐強くホールドすべきとき!売ってはいけない!サインまとめ

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この記事を読んで分かること

個別株取引で、稼ぐためには銘柄選定よりも先に「売買タイミング」を学ぶことが、大切な投資資金を守り着実に成果を出す上で最も重要です。

本記事では、要点の解説と、オニール流を用いて、最近のチャートの例を分析していくことで、より分かりやすく「忍耐強くホールドすべきとき」を吸収できます。

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忍耐強くホールドすべきとき

20〜30%上昇したところで、利食いしてはいけない場合

「損切り7〜8%設定で、利食いは20〜30%上昇した利益」を3回出せれば、全体で100%以上の利益も可能。

20〜30%利益確定してはならない例

20〜30%利益確定してはならない場合があります。それは、

機関投資家が保有し、マーケットを牽引する主導銘柄が、適切なベースを抜けたピボット・ポイントからわずか1〜3週間で20%上昇した場合

このような銘柄は大化け株となってさらに大きな利益をもたらす可能性があるので、保有し続けます。

Source : Trading view

上昇トレンド中に複数の押しがある例

上昇トレンド中に複数の押しが形成され、安値と高値を切り上げるパターンがあります。

ハイテク株では特に、押しの強いベースを形成する傾向があります。

シスコシステムズ(CSCO)

1990年の最初の買いポイントから2000年に天井を打つまでに、75,000%上昇した。

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グーグル(GOOGL)

▲9〜20%程度(コロナショック▲34%)の押し目を繰り返しながら上昇トレンドを形成。

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マイクロソフト(MSFT)

▲8〜16%程度(コロナショック▲30%)の押し目を繰り返しながら上昇トレンドを形成。

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マーケット全体(S&P500)が強い上昇トレンド中の場合

マーケット全体(S&P500)が強い上昇トレンド中の場合は、押し目もベースもほとんどなく継続して上昇する珍しいパターンもあります。

買っていればホールドは楽ですが、INタイミングが難しいタイプです。

クライマックス・トップでもその後も上昇する例

クライマックス・トップでもその後も上昇するパターンがあります。が、相場が過熱していて投機的な一面もあるため注意が必要です。

クアルコム(QCOM)の例では、2000年1月につけた新高値を更新するのに20年間かかりました。

Source : Trading view

↓破線部アップ(クライマックス・トップ後+200%以上上昇)

Source : Trading view

ふるい落とし

ハイテク株は他に比べて「押しやふるい落とし」が多く、扱いが難しい。だからこそ多くのだましを見定められるようにその企業について熟知しておく必要がある。

ふるい落とし時に出来高減少する例

ふるい落とし前に出来高増加し、ふるい落とし時に出来高減少、その後上昇時に再び出来高が増加するパターンがあります。

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底で値幅が小さく出来高も少ない例

底で値幅が小さく出来高も少ない」のは、これ以上の売りがないことを意味します。

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セリング・クライマックス

上とは逆に、大きな出来高を伴った場合、そこが大底になり反転する場合があります。

ふるい落としでも、値幅の上半分で引け、出来高急増の大商いで支持されるパターンです。

優良銘柄ほど、マーケット全体(S&P500)よりも早く底をつくことが多いです。

Source : Trading view

悪い報道や噂が流れたからといって売るのには注意

一時的な影響しか株価に与えないこともあるため、悪い報道や噂が流れたからといって売るのには注意

株式市場では、力の弱い個人投資家に恐怖心を与えて株を手放させようとして流れるうわさもある。

このような場合に、逆指値およびトレーリング・ストップを設定していると思わぬところで手放してしまうことがあります。
逆指値の有効な使い方は、次のように考えています。

  • 上昇トレンドの時は、逆指値しない
  • ヨコヨコもしくはダウントレンドのボトム付近では逆指値は有効
逆指値に注意すべき例

スノーフレーク(SNOW)の例では、「次の決算が悪そう」という弱気レポートが発行され、これがその後株価が低迷するピンタレスト(PINS)のきっかけとなったCleveland Researchから発行されたこともあり、1日だけ▲10%以上大きく下がりました。

しかし翌日すぐに訂正され、その後の 2021Q2 決算も素晴らしいものであったため株価が堅調に推移しています。

Source : Trading view

「いつ売るか」と「いつまで持ち続けるか」ということは密接に関係しています。

今後1〜2年収益予想から、ベースをブレイクした後に、

  • 株価はどれだけ上昇しそうか
  • PER(株価収益率)がどれだけ上昇しそうか

という見通しが立てられるような成長株を適切な買いタイミングで買うことが重要です。

最高の収益増加を見せる大化け銘柄を、これと言う正しいタイミングで買い、その買いが正しかったか実証されるまで、忍耐強く持ち続けることが投資家の仕事です。

ホールドのルール
  • 苦労して稼いだ資金を壊滅的な下落から守るために、市場の平均価格を分析することが何よりも重要
    
  • 新規に株を買ったら、損切り水準(買いポイントの▲8%)を防衛ラインとして、新しい強気相場が始まって1〜2年の間はそれだけの下落を余裕を与えて持ち続けて見よう。
    
  • 損切りラインを引き上げてもいい場合もあるが、それでも最初に買った後に調整した安値の下にとどめておくべき。
    
  • 株価の上昇に合わせて逆指値注文の位置をどんどん上げていくのは、絶対に避けるべき。
    (必ず来る自然な調整の安値付近で手仕舞いを強いられるから)
    
  • 株価が15%以上上がったら、上昇途中のどのルールで売るか考え始めて良い。
    
  • 20%近く上昇した株は、絶対に損失に転じるまで持ち続けてはならない。

人それぞれですが、まずは基本のフォームを身につけ、

自分流の投資術を見出すことが大切だと思います。

オニール本とは、投資家にとっては教科書的なバイブル本として有名です。

その情報量もさることながら、120年分の株式市場から分析した内容になっていますので4000円という価格以上の知識がつまっていると思います。

これは書籍であるとともに、この理論により作られた「Market Smith 株式チャート分析 ソフトウェア」の説明書にもなっています。

本書は、題名からはファンダメンタル中心の内容かと思いつつ、実は7割方は売買タイミング(テクニカル分析)の詳細な解説が実際の豊富チャートをもとになされています。

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