NFT売買にかかる税金まとめ
NFT売買にかかる税金は、以下の3つの要点でざっくり把握することができます。
- 前提条件
- 税金がかかるタイミング
- 税金の計算方法
前提条件
現時点の税法では、NFTの売買は「雑所得」になります。ただし、現物の美術品に紐づいたNFTの場合は「譲渡所得」になる可能性があります。
「損益通算」や「青色申告特別控除」といった節税メリットを受けることができる、「事業所得」として申告するためには、個人事業主など法人化する必要があります。
税金がかかるタイミング
税金がかかるタイミングは3種類あり、2段階に課税されるのが現状です。
- NFT購入したとき
- NFT売却したとき
- ETH → 円に換金した時(為替差損益)
税金の計算方法
以上のことから、NFT売買の計算方法は次のようになります。
「NFT売買損益」
「NFT売却価額」-「NFT購入費用」ー「為替差損益」
経費として計上できるもの例
- 仕事道具
- ソフトウェア
- 勉強費用
- 参考資料
- 販促、広告、関連イベント
- 旅費・交通費
- インターネット通信費
- 接待交際費
- 通貨の取引費用
経費にできないもの
下記のような出費は経費にできないのでご注意ください。
- 業務外での会食などで発生した飲食代
- 医療費(医療を元にした作品を制作している場合も認められません)
- 仮想通貨取引で発生した損失 → 「為替差損益」として計算します