CLONE Xとは？アーティスト村上隆氏 × RKFKTは、3D系NFTプロジェクトの先駆者

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CLONE X（クローンX）とは？
CLONE X（クローンX）のロードマップ
- 2023年の展開
CLONE X（クローンX）の公式サイト
- 関連

CLONE X（クローンX）とは？

「Clone X」は、日本人アーティスト村上隆氏が監修する３Dタイプの海外NFTプロジェクトの名称です。

CloneXコレクションは、現在ナイキが所有するNFTスタジオRTFKTと、伝説的な日本人アーティスト村上隆氏とのコラボレーションから生まれました。

このプロジェクトは、今日のNFTアーティストの基礎となった伝統芸術のすばらしさを、ノンファンジブルトークン（NFT）愛好家に紹介することを目的としています。

Clone Xのプロダクトについて

CloneXは、メタバース交流用にデザインされた2万体のアルゴリズム生成3Dキャラクターのコレクションで、イーサリアムブロックチェーン上でローンチしました。

プロジェクトをバックアップするRTFKTは、「アーティファクト」と発音し、NFTスニーカーで世界中のファンを獲得し、巨大なナイキでも有名になったデジタルNFTスタジオです。

このスタジオは、様々なアイコンとパートナーシップを組んで、複数のプロジェクトを立ち上げており、村上隆とのコラボコレクションであるClone Xは、その船に乗った最新かつ最大のアイコンです。

チェーン	ETH（ERC-721)
コレクション数	18,800
オーナー数	8,200
コレクション分類	８種類（DNA）
著作権	二次創作における商用利用可能（※一部制限あり）

Clone X の価格とホルダー数

2021年１0月の最初のリリース時の価格は 0.05 ETH（約2万円）でしたが、2022年4月に22 ETH（約800万円)となり、現在は５ETH（約１００万円）と全体的に下落トレンドとなっています。

しかし、３大ブルーチップ（CloneX、Azuki、BAYC）の中でも、唯一ホルダー数が増加しているのは、「これまで欲しかったけど高くて買えなかった層」が買っているものと推測されます。

Clone X と村上隆氏

村上氏は、Instagramで偶然RTFKTを発見し、そこからNFTの可能性にほれ込み、同社のチームとコミュニケーションをとるようになりました。

村上氏とRTFKTは、経歴は違っても、没入感のあるクリエイションへの情熱は同じだったということす。

村上氏は、目、服、ヘルメット、口など、NFTのボディパーツを提供することで、このコレクションに芸術的なタッチを加えています。

CloneXは、村上氏の代表的なスタイルである漫画的なアートで、一目で「村上エレメント」を持っていることが分かります。

このコレクションは、大成功を収めたCrypto Punksコレクションからもインスピレーションを受けており、CloneXチームは、Punksのようにコレクターズアイテムになるようなレアアイテムを生み出せると期待しています。

なお、村上氏はRTFKTとのコラボレーションの前にも、ルイ・ヴィトンやカニエ・ウェストなど、世界的に有名なアイコンとパートナーシップを組んでいます。

３DCGデータアセット

2022年7月には、３Dデータのアバター配布もあり、これを利用して動画を作るなど商用利用が可能になっています（※条件あり）。

CloneXのキャラクターは、専門的には「3Dリグモデル」と呼ばれ、ゲームやカメラ、さらにはズーム会議などでARフィルターとして使用することができます。

第一弾として、RTFKTの既存コレクター向けに1万体のアバターを2日間先行販売され、その後残りの1万体が一般公開されました。

※ 商用利用条件（個人もしくは1500人以下の従業員の法人、売上高4000万ドル以下）
（村上隆モデのMurakami Drip及びDNAは商用利用不可）

RKFKT 商用利用申請フォーム

NIKEによるRTFKT買収について

2021年12月13日、ナイキがRTFKTを買収し、拡張現実、ブロックチェーン、デジタル資産の専門知識を活用することが確定し、

投資家はRTFKT関連資産の価格が跳ね上がることを期待して、CloneXのバンドワゴンに殺到し、当時のCloneXの価値は、発表前は3ETHの価値しかなかったのが、ニュース後6ETHまで上昇し、劇的に跳ね上がりました。

NFTの分野では信頼が重要な資産であることはすでに証明されており、RTFKTは世界で最も価値のある靴の会社に買収されたことで、信頼性が担保されていると評価されています。

CloneXの失敗

残念ながら、RTFKTにも悪いニュースはありました。それは初期販売が「ダッチオークション」方法だったことです。

ダッチオークションは、高値でスタートし、誰かがその値段を受け入れるまで徐々に値下げしていく仕組みです。

このオークションは、ウェブサイトへの「攻撃」により途中で中止され、RTFKTは価格設定ルールを変更し、残りのNFTに2ETHの均一価格を付けることを余儀なくされました。

この決定に対して、これまでの購入者は、すでに大金を費やした購入者にとっては受け入れがたく、不公平な決定だと炎上しました。

その後、RTFKTの最高技術責任者Samuel Cardillo氏は、すでにそのIPアドレスを「特定」し、直ちにブロックしたと述べています。

創業メンバー

2020年1月のCOVIDパンデミックの始まりに3人の友人によって結成されたRTFKTは、メタバースで生まれ、それが今日まで私たちを定義してきました。

CLONE X（クローンX）のロードマップ

CLONE Xは次のようなロードマップを公開しています。

他のプラットフォームでも使用できる3Dファイルを作成する
新しいNFTシリーズの配布や、CLONE Xをカスタマイズできるようにする
新しいジャケットやアイテムをMint（新しくアイテムを作る）できるようにする
今までに無い体験経験の提供

2023年の展開

以下、RTFKT公式Tiwitter投稿の翻訳です。

今年、私たちは皆、旅に出ます。
ここでは、私たちの基盤、コアコレクション、創造、そしてインタラクティブなストーリーテリングによる未来の実現に焦点を当て、年末にはプロジェクト・アニマスのリリースと主要なIRLイベントにつなげます。

より遅く、より良く、一緒に:
RTFKTチームの努力は、品質と、クローン、クリエイター、エコシステムのための新しい体験の創造（http://rtfkt.com HUGE revamp in the works, INVNTRY…）に注がれています。

Q U A L I T Y がモットーです 💎。
私たちが好きなこと、得意なことに集中することです。