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機関投資家の買いに集まり、どんどん株価が急騰している状態は通称「イナゴタワー」と呼ばれています。
グロース投資のキホンは順張り(上昇気流に乗る)です。
しかしながら、株価急騰時に焦って乗っかり高値掴みしてしまって塩漬け。。。と言ったパターンはよくあります。
其れを恐れるあまり、コロナショック時のように「2番底が来る!」と言われているのに、なかなか来なくてキャッシュポジション多めにしていたら、爆上げの恩恵をあまり受けられなかった方も少なくはないのでしょうか?
急騰している銘柄には、リターンと裏腹にさまざまなリスクもあります。
- 高値掴み後下落し、出来高減少で株価低位安定し、塩漬け化
- 塩漬け化による、投資機会損失
- 暴落での大幅損失リスク
こう言ったリスクを少しでも和らげる方法が、「トレールストップ注文」を利用する方法です。
トレールストップ注文を使うことにより、暴落のリスクを最小限にしながら値上がり益を狙えるようになります。
指値、逆指値注文とトレールストップ注文との違い
指値、逆指値注文とトレールストップ注文との違いは、次のようになります。
指値(通常注文) | 逆指値(予約注文) | トレールストップ(変動性予約注文) | |
---|---|---|---|
買い注文 | その場の株価での購入 | 株価の下落時には購入できない | 株価の下落に合わせ逆指値価格も切り下がっていく |
↑効果 | 気づいたら大幅に上昇した後の場合も 購入価格からの下落リスクあり | 予想通りの上昇時に購入可能 購入価格からの下落リスクあり | 大幅下落からの反発時を自動的に狙える(安く買える可能性がある) 安く買えたら下落リスクは小さくなる |
売り注文 | その場の株価での購入売却 | 株価が上昇しても売却価格は変化しない | 自動的に株価に追従するため、株価が上がれば設定値が上昇する |
↑効果 | 気づいたら大幅に下落した後の場合も 購入価格からの上昇リスクあり | 設定値通りの損切りできる 利益確定時に予定通りの売却価格が得られる 購入価格からの上昇リスクあり | 利益確定時にも損失を限定しながら利益を伸ばすことが狙える 価格上昇をとりこぼさない |
米国株取引で「トレールストップ注文」が使えるのは、次の3大オンライン証券会社のうちマネックス証券だけです。
証券会社 | 取引可否 | ◯ メリット | × デメリット |
---|---|---|---|
SBI証券 | ● | SBIネット銀行との連携で ◎ドル円転換がラクで最速、かつ最安 ◯逆指値注文ができる | 米株用のスマホ・アプリない サイトがごちゃごちゃしていて見づらい 銘柄分析▲ 資産推移が見れない 時間外取引できない トレールストップ注文ができない |
マネックス証券 | ● | 米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い銘柄が最多で最速対応 ◎時間外取引ができる ◎逆指値/トレールストップ注文ができる ◯ある程度の銘柄分析できる(銘柄スカウター) 米株用のスマホ・アプリあり | ドル転換に時間がかかる(1営業日) |
楽天証券 | ✖︎ | 楽天ポイントとの連携ができる ◎銘柄分析できる 米株用のスマホ・アプリあり | 米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い外国銘柄が少ない 時間外取引できない |
急騰イナゴタワーに乗る方法4ステップ
1)急騰イナゴタワーを見つける
2)急騰イナゴタワーに乗っかる
購入時は、通常の指値注文で買います。
(急騰狙いではない場合は、逆指値もしくはトレールストップの買いを入れます)
3)すぐにトレールストップ注文をかける
トレールストップ注文には、2通りの注文方法があります。
パーセンテージ幅を指定
値幅を指定
状況、好みに応じての使い分けで良いと思います。
パターン1)ボラティリティの少ない大型株・ETF(AAPL、NVDA、QQQなど)向け
パターン2)ボラティリティの激しいバイオ株、ハイテク株など向け
4)爆睡する
米株は日本時間だと深夜なのでおやすみなさい。あとは寝て待つのみです。起きた時が楽しみになることでしょう!