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【ZI】Zooninfo technologies(ズームインフォ)はテンバガー銘柄になるか?(2020年6月IPO銘柄)

この記事は約11分で読めます。
ズームインフォ社サマリー
  • 営業職向けにクラウドサービスを提供
  • 営業CFマージン60%超えというSaaS界のキャッシュフローモンスター
  • AIを活用して営業活動の質を評価するツールを提供している「Chorus.ai」を買収
  • じっちゃまも期待の決算ピカピカ銘柄
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時価総額

ズームインフォ・テクノロジーズ(ティッカーシンボル:ZI)は営業マンを支援するデータベースを、クラウドを通じて提供しているSaaS企業です。

ティッカーZI [NASD]
会社名ZoomInfo Technologies Inc.
カテゴリーSaaS
設立2007年
上場2020年 6月
CEOヘンリー・シュック氏
時価総額17.74Bドル(1兆8000億円)
本部アメリカ合衆国
マサチューセッツ州
ウォルサム
従業員数1287人

値決めは2020年6月4日、21ドル → 初値 34ドル

IPO上場から半年後の、12月1日にロックアップ解除を予定しています。

ロックアップとは、創業者、大株主、ベンチャーキャピタル(機関投資家)がIPO後の一定期間に株を売却できなくするものです。これは、上場直後の暴落を抑制するものであり、ロックアップの期間は半年後が多いです。

バリュエーション

ズームインフォ社の株価推移も、IPO銘柄のそれと同様で、半年後のロックアップ期限解除を目指して下落途中です。

今後はカップウィズハンドルを形成して、上昇していくのでしょうか?焦らず上昇トレンドになってから入っても遅くないかと思います。

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ズームインフォについて

サービス・商品 with 顧客(市場)

見込み客の営業に必要なデータベースをクラウドで提供しており、リアルタイムに見込み客の情報がアップデートされるために、営業マンは最新のデータを持って営業を行うことができるようになります。

具体的には、常にデータが自動で更新されるCRM(顧客関係管理)の役目も果たしながら、MA(マーケティングオートメーション)領域、セキュリティ面までカバーする営業促進クラウドサービスです。

【特徴的な3つのポイント】

  1. 従来のCRM(顧客関係管理)と違い、顧客情報が常に自動で最新状態に更新される
  2. 最適な優良顧客を自動で分析、スコアリング化
  3. トリガー設定などMA(マーケティングオートメーション)としても活用が可能

ズームインフォテクノロジーズ(ZI)のデータベースに収録されている企業数はすでに約1400万社に達しており、アカウントの個人情報はすでに1.2億件が収録されています。

同社の顧客には、フェイスブック、ウーバー、スターバックス、マリオット、ソニー、コカコーラなど名だたる企業があり利用しています。

ズームインフォは次のような問題解決を手伝っています。

ZOOMの例

リードを取得した後の情報収集に時間がかかっていました。ズームインフォを使うことで、上長は誰?役職は?報告は?zoomを買える決裁者は?といったターゲット顧客を深く知るための情報を迅速にゲットすることが可能になり、導入から1年で収益は300%増大(ズームインフォのライセンスは1050%増加)しました。

目標達成にはziが必要不可欠で、現在営業の90%はズームインフォを使っているそうです。

BOXの例

SF(顧客情報や営業の進捗度などを管理すること)へのリスト作成が手作業の為、有効な新規リードを逃していましたが、ズームインフォを使用し企業の組織図や、カスタマイズされたお客様へのご連絡により2~5時間かけていたものが一瞬でクリアになりました。

作業時間を減らせ、新規顧客を発掘する為の電話回数が増え、利益が大幅に増加したとのことです。

ビジネスモデル

現在、ズームインフォの顧客数は約1.5万で、セールスサイクルは30日、99%がサブスクリプションからの売上となっており、売上の見通しも立ちやすくなっています。

市場規模としては74万社の見込み顧客、240億ドル市場が想定されています。

事業活動

ZoomInfo(ZI)は2021/7/13、会話型セールスインテリジェンスツールであるChorus.aiを575百万ドルで買収する意向であることを発表しました。

Chorus.aiが手がけるセールスインテリジェンスは、AIを使って営業会話を「聞く」ことで、営業担当者と顧客の間のやり取りを改善するのに役立つ、注目の分野です。ZoomInfoは、顧客に関する情報を提供することで主に知られているため、今回の買収は、買収企業のプラットフォームを大きく拡大するものです。

ZoomInfo(ZI)は、「ZoomInfoの歴史的なトップ・オブ・ザ・ファネルの強みと、Chorusが取得する顧客との会話の中から得られるインサイトを組み合わせることで、営業プロセスのさまざまな部分を1つのプラットフォームにまとめることができる」とリリースで述べています。

今回の買収により、ZoomInfoの評価額は2.1B(21億)ドルとなりました。

ズームインフォの強み

顧客は自分の状況に合わせた提案を営業がしてくれると、商談機会の獲得率が+67%高くなるということで、営業力の強化と業務効率化が強みです。

  • 受注の要素の1つは、営業担当者の数=KSF(重要成功要因)
  • さらにもっと細かい受注要素を自動で分析
  • 要素をスコア制にする
  • スコアの高いところから営業
  • スコアの低いNA企業はISに
  • 分析→構築→テスト→展開→リピート

ライバル・競合他社

直接の競合はありませんが、クラウド銘柄(SaaS)では下記のような企業があります。

  • ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(NASDAQ:ZM):新たにナスダック100に採用されたDX企業の代表格
  • ドキュサイン(NASDAQ:DOCU):電子署名ビジネスの分野において世界最大
  • オクタ(NASDAQ:OKTA):シングルサインオンといって1回パスワードを認証すれば様々な企業サービスを利用できる本人確認サービスをクラウド上で提供している会社
  • マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)リモートワークで使えるオンライン会議ツールの「チームズ」の利用者も増加しています

SaaS銘柄ベンチマーク比較

LTM (Last 12 Months) 売上高($MM: millions)

LTM (Last 12 Months) 売上高成長 (%)

LTM (Last 12 Months) GAAP 粗利率 (%)

LTM (Last 12 Months) GAAP 営業利益率 (%)

Gross Margin Adjusted CAC Payback period(顧客獲得コスト回収期間)

この指標は、顧客獲得に要したコストを顧客が回収するまでの期間(月単位)を示すものです。下のグラフでは、IPOに至るまでの4四半期の平均値を採用し、季節性や異常値を排除しています。また、ARRは四半期ごとのサブスクリプション収入×4と定義しています。

(前四半期のS&M) / (正味の新規ARR x Gross Margin) x 12

ARR(Annual Recurring Revenue)= 年間定額収益
 CAC (Customer Acquisition Cost) = 一顧客を獲得するためにかかったS&M費用

LTM S&M(Sales & Marketing)費用 ( LTM Revenue比率)

SaaS企業のコスト(営業費用)は、サービス提供に直接関連する費用の、「売上原価」と、「販管費」があります。

海外のSaaS企業は、どの会社も販管費を「R&D」「S&M」「G&A」の3つに分けて開示しています。

  • S&M(Sales & Marketing):営業部やマーケティング部門の人件費やマーケティング費用等が該当します。将来の売上高を増やすための費用です。
  • R&D(Research & Development):プロダクト開発等に伴う人件費等が該当します。
  • G&A(General & Administrative):管理部門の人件費やその他一般管理費が該当します。

多額の損害を受けたにもかかわらず、センチネルワン(S)は、パブリッククラウド企業の中で最も高い比率でS&M(Sales & Marketing)に費用をかけています。

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業績

業績指標サマリー

指標
売上成長率(YtoY)+54.7%
ROA(総資産利益率)-0.50%
ROE(自己資本利益率)-2.70%
ROI(投資利益率)1.40%
Gross Margin(粗利率)76.70%
Operating Margin(営業利益率)2.00%
Profit Margin(純利益率)-2.20%

M = Mllion(100万)
B = Bllion(10億)

投資用語のかんたん解説集

指標の意味と見方については、次の記事で解説しています。

40%ルール

赤字のベンチャー企業の株価を判断する有名な一つの指標として「Rule of 40(40%ルール)」があります。論理的な理由は説明されていませんが、求め方は次の式になります。

X = %(売上高の成長率YtoY前年同期比) + %(営業利益率Operating profit margin)

この指標は、「Xの値」40%以上だと良い40%以下だと悪いとされています。

40%ルール(SaaS)

売上成長率+営業利益率で計算され、40%を上回ると優良

54.7%+2%=56.7%>40%

40%を上回っています。

下のチャートでは、LTM収益成長率+LTM FCFマージンのSaaS比較を示しています。

1回目の決算(2020/Q2)はクリア

引用:Seeking Alpha

2020年8月10日に出されたIPO後初の決算内容は好決算でした。

2020年 2Q決算実績予想
EPS(一株利益)0.07 ドル0.05 ドル
売上高1.11億 ドル1.6億 ドル
売上成長率+61.9%
Q3ガイダンス新ガイダンス予想
EPS(一株利益)0.08-0.09 ドル0.07 ドル
売上高1.16-1.18億ドル1.13億ドル

プレスリリース

ズームインフォのマーケットシェアは▲5.5%ダウンしましたが、6月のIPO後からは+36%の上昇になります。

ズームインフォの過去の決算では、2018年も2019年も12月31日に開催されてきていますので、2020年の本決算もその当たりに開催されるだろうと予想しています。

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2回目の決算(2020/Q3)もクリア

引用:Seeking Alpha

2020年Q3決算では、EPSが予想EPSを「0.02ドル」売上高は予想売上高を「6.43Mドル」上回っています。上回っています

2020年 Q3決算予想実績
EPS(一株利益)0.09 ドル 0.11 ドル
売上高117.2M ドル123.4M ドル
売上成長率N/A
Q4コンセンサスアナリスト予想会社予想
EPS予想0.09 ドルVS0.1ドル
売上高予想122.4MドルVS130Mドル
売上成長率N/A
Source : Seeking Alpha

M=Mllion(100万ドル)

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ZoomInfo(ZI)に投資できる証券会社

ZoomInfo(ZI)株の取引ができる証券会社は、下記のようになっています。

証券会社取引可否◯ メリット× デメリット
SBI証券OKSBIネット銀行との連携で
◎ドル円転換がラクで最速、かつ最安
逆指値注文ができる
米株用のスマホ・アプリない
サイトがごちゃごちゃしていて見づらい
銘柄分析▲
資産推移が見れない
時間外取引できない
トレールストップ注文ができない
マネックス証券OK米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い銘柄が最多で最速対応
◎時間外取引ができる
◎逆指値/トレールストップ注文ができる
◯ある程度の銘柄分析できる(銘柄スカウター)
米株用のスマホ・アプリあり
ドル転換に時間がかかる(1営業日)
楽天証券NG楽天ポイントとの連携ができる
◎銘柄分析できる
米株用のスマホ・アプリあり
米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い外国銘柄が少ない
時間外取引できない
シンノスケ
シンノスケ

私は、それぞれの証券会社特徴にあった口座の使い分けをしています。

  • 米国個別株 & ETF長期投資 → SBI証券
  • ETF・インデックス投資 → 楽天証券

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