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【TSLA】Tesla(テスラ)の魅力と壮大な将来性について!

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私自身、自動車業界人視点で、テスラには2008年ごろから注目してきました。
この頃からすでにCEOのイーロンマスクは有名で、各国の起業家にとってのカリスマ的存在でした。

最近、コロナ後の爆上げで歴史的な割高感を取得し有名になったTeslaですが、9月の調整時に最高値から▲34%もの暴落をしました。

そのため投機感のある銘柄のイメージがついたように思えますが、この企業には他の企業にはない魅力があるためその理由を解説していきます。

Tesla社サマリー
  • ”カリスマ経営者 × 電気自動車(EV車) × 経済政策の後押し”の3拍子揃った奇跡の会社
  • テスラはEV(電気自動車)の会社ではなく、いわば垂直統合された次世代インフラ・テクノロジー企業
  • モビリティ(EVやトレーラー、タクシー)蓄電池ファーム運営
  • イーロンマスクは他にも、宇宙ロケット事業「Space X社」や脳とコンピューターを繋ぐ「Neuralink社」も運営
  • スマートフォン「π」(スターリンク利用世界初の衛星スマートフォンの噂)
  • ARK Invest(ファンド)がポートフォリオ1位の10%以上を保有
  • ARK Invest(ファンド)の、テスラの将来の株価見積もりは300ドル、1400ドル、3000ドル
  • Teslaをも凌駕し自動車業界を激変させる存在、リスクについて

ARK Investによると現在のテスラは、昔のアップルの状況に似ていると言われています。

当時アップルはスマートフォンのために独自チップを作っていました。NokiaやMotorolaやエリクソンはチップを軽視しており、戦いに敗れました。

現在のアップルと他社との差はいうまでもないですが、同じようなことがテスラに起こると言われています。

Teslaについて

企業概要

CEOイーロンマスク氏のトラブル発言や苦難も多いですが、それを跳ね返すだけのポテンシャルを十分に備える優良企業です。うまくいけばGAFAMと対抗するくらいのポテンシャルを持っていると感じます。

世界的に環境重視の動向があることは周知の事実ですが、自動車でも脱炭素の流れでガソリン車からEV車への転換が余儀なくされています。

アメリカやヨーロッパでは2030年までにガソリン車の販売が禁止になりますので、この10年でEV車市場は大きく進展することが約束されています。

そのトップを走っているが”テスラ“なのです。

ティッカー【TSLA】
会社名Tesla, Inc.
主な事業EV×次世代インフラ会社
設立2003年7月
上場(IPO)2010年6 月
IPO時情報公開価格:17ドル
初値:19ドル
時価総額654.0B
CEOイーロン・マスク氏(2008年〜)
本部アメリカ合衆国・シリコンバレー
従業員数48,016人

単位:T=1兆、B=10億M=100万

テスラの株価は、コロナショック後に大きく躍進し、2020年7月には、テスラの時価総額がトヨタを抜いた!ことが大きく報道されました。

Teslaニュース

世界初衛星スマートフォン「π」

テスラは衛星通信スターリンク利用した「世界初の衛星スマートフォン発売の噂」もあります。

  • 世界初衛星スマートフォン(スペースX社技術)
  • 名称はモデル「π」
  • 衛星通信により世界のどこでも上下200Mpbs(4G以上5G未満)
  • Nuralinkの技術で脳とつながる可能性も!?

2021年末、2つの新工場立ち上げ

テスラは2021年末に向け2つの新工場の立ち上げを控えています。

  • 『ギガファクトリー ベルリン・ブランデンブルク』ベルリン(ドイツ)
  • 『Giga Texas』テキサス(アメリカ)

中国で28.5万台超のリコール

2021年6月26日、テスラは大規模リコールを発表しました。リコールとは、クルマの重要部に欠陥があることで危険な場合発行されるもので、通常会社の業績やブランドイメージ株価へ大きなダメージを与えます。

しかしながらテスラは、このリコールをオンラインのソフトウェアアップデートで乗り切ったことを好感され、当日の株価は上昇しました。

年末にかけて期待高で株価が上昇していった場合、短期的には「期待買い、現実売り」が

起こる可能性も考えられますが、長期的投資としてはとても強いと思っています。

テスラのEV事業について

マーケット・ユーザーについて

2016年ごろから、自動車業界の騎手であるメルセデス・ベンツが次の様な目標を発表しており、世界中でこの動きが加速しています。

C.A.S.E コンセプト
  • C = Connected(インターネット接続)
  • A = Autonomas(自動運転)
  • S = Sharing(シェアエコノミー)
  • E = Electoric (電動化)

EV、自動運転ビジネスの市場規模予測は、少なくとも2兆ドル(200兆円)以上になると言われています。

EV市場の今後の予測は、バッテリー費用が下がるので、EVは2023年に2,600万台売れると予測されています。

2024年には3700万台、そうすると全体の自動車生産の1/3以上をEVが占めることになる急成長市場になります。

*イーロンマスク自身は、2026か2027年に3000万台とTwitterで予測を発言しています。

(その後のバッテリーデー2020で、2030年までに2,000万台目標に下方修正しています)

  • 2018年、中国を含むグローバルのEVマーケットシェアで17%
  • 2019年、は18%に成長。
  • 2020年はまだ正確なデータが出ていないが26%くらいになる可能性があるとのこと。

現在テスラのアメリカでのEVマーケットのシェアは80%ほどです。

現在、中国ではEV企業が150社ほどありますが、テスラの中国でのシェアは21%(2020年の6月)あります。競合企業が150社もあるのに、かなりのシェアがあることが分かります。

パレートの法則(80:20の法則)からも、今後もこの優位性が続いていく可能性が高いと考えられます。

EVの優位性

2012年時点ではテスラが発売したmodel Sに勝るEVは未だ競合から発売されていませんでした。

そしてバッテリー技術・コストが他のEV会社よりも3〜4年分は優れていると言われています。

他の会社がテスラと対等に競争しようとすると、損失を出して売るか、テスラ車よりも高い価格でないとEVを販売できない。そんなことをしてしまうと他社は、既存のエンジン車の事業を失ってしまうのでできなく、そこにテスラの強みがあるからこそ既存の自動車メーカー以上の利益を出せています。

サービス・商品ラインナップ

テスラは、主にEV(電気自動車)を、開発・製造・販売している自動車会社として知られていますが、ロボティクス、バッテリー、AIチップ、自動運転タクシーなど、複雑にいくつもの要素が組み合わさった事業モデルであり、従来の事業分類に当てはめられない形態となっています。

photo by Goodread Bio

テスラは車ではない。楽しみを最大化させるものである。

— イーロン・マスクCEO

テスラのラインナップと新型車戦略「サイバートラックとエントリーカー」

テスラはこれまで、2008年にテスラ「ロードスター」、2012年には「モデルS」を発表後次のようなEVをラインナップしています。

引用:https://www.tesla.com/
  • Model「S」
  • Model「3」
  • Model「X」
  • Model「Y」

ちなみにラインナップを並べると「S」「3」「X」「Y」になりますw

それに加えて、北米で自動車最大のピックアップトラックマーケットにサイバートラック(価格3万9900ドル)を2021年後半に、EVエントリーカー(価格2万5千ドル)を2023年頃に投入する予定です。

EV事業では、今後トラックの販売を予定しています。アメリカでのピックアップトラックの市場はセグメント1位です。他のSUVなどの乗用車よりも需要が大きいです。

サイバートラック は2019年時点で20万台のプレオーダーを受注しています。

引用:https://www.tesla.com/

従来のエンジン車トラック市場はフォードのF-150、シボレーのシルベラードなど激戦区ですが、ARK investのグーグルトレンドの地域分析によると、サイバートラックは地方でも盛り上がっていて、F-150の大きな競合になり得ると思っているようです。

テスラ車は、現状でも中古車マーケットでも最も価値を維持をしている車の一つで、これはブランドの信頼性を示しています。

個人的には、テスラの乗り味やインテリアデザインは「公共電車の様な無味無臭」な感じがするので、そこは好みに合わないです。

テスラEVのすごいところはソフトウェア

テスラのEVは、ほとんどの機能はタッチパネル操作になっています。

これは、すなわちソフトウェアで管理できることを意味していて、次の様なメリットがあります。

  • 買った後に、機能が増える
  • 買った後に、性能がよくなる
  • 買った後に、エンタメ機能が向上する
  • 買った後に、安全性が向上する

3年前に発売されたモデル3にはすでにFSD(完全自動運転)をするためのハードウェアが実装されているんですね。

自動運転・ライドシェアでのテスラの優位性

ARK Investによると、テスラのAIチップとバッテリー技術、車道の走行記録のデータ収集、ソフトウェアは他の会社と比べて3年は進んでいます。

自動運転の競争では、「AI」が勝負を分ける決め手になります。

AIにおいては、テスラはすでに45億km分もの距離の公道を走った蓄積データがあり、これは他社を圧倒しています。 2番手のGoogle(waymo)でも、300万キロ分のデータしか持っていません。

かつてNvidiaというAIチップ企業で9年働いていたARK investの専門アナリストは、テスラのAIチップのスペックを見たとき、他の自動車メーカーのチップはおろか、Nvidia(世界1、2を争う半導体メーカー)のチップよりも3年は先を言っていると発言したそうです。

テスラがこのAIチップを使った自動運転タクシーライドシェア事業を始めることによって、より多くの走行距離のデータを稼ぐことができます。自家用車よりもタクシーの方が利用頻度が高いので、さらに多くのデータを収集でき、さらに競争力が増します。

現状、アメリカで3.5〜4万人が毎年、車の事故で亡くなっています。規制当局の判断で自動運転が規制されるリスクについては、規制当局自身が、「テスラ車に乗っている人は事故にあう確率が40%減る」と発言しています。 (NHTSA:national highway traffic safety administration)。

現在の交通事故の90%はヒューマンエラーと言われていますが、2021年には、アメリカと中国で自動運転タクシーネットワークがスタートすると予想されています。

実際、テスラの自動ハンドル技術を導入すると事故が40%減ったというレポートがあります。

バッテリーテクノロジー

テスラが世の中で一番パフォーマンスが良いバッテリーを作っており、他の会社はコストを削減する代わりにパフォーマンスを犠牲にしていると言われています。

実際、2020年「バッテリーデー」に発表されたバッテリー技術はまさに革新的で興奮ものでした。

  • 100万マイル(160万キロ)バッテリー
  • バッテリーそのものがクルマ構造体(フレーム)として機能する全固体バッテリー「4680」
  • バッテリー製造コスト(面積)が1/10に!

この様な夢のバッテリーの今後の開発計画は次の様に発表されました。

  • Gwh(ギガワットアワー)に達するまでに約1年間
  • 製品化できるまでに、18ヶ月
  • 量産効果を利用した「2万5千ドルEV」発売までに約3年間
  • 将来的にはTwh(テラワットアワー)のバッテリー開発を予定

ログベースの自動車保険

テスラは2019年ごろから、カルフォルニア州でとある自動車保険をテスト的に売り始めています。その自動車保険では次の様なログが取られています。

  • 走行距離
  • 運転者数
  • 運転スタイル
  • 走行速度
  • 運転地域(犯罪率、事故発生率、走行経路)
  • 事故の2秒前の室内の映像
  • 運転操作(ブレーキ、ハンドル、アクセルなど)
    etc.,

こういったログから、ビックデータを収集してAIによる解析を経てリスクファクターを算出しています。これによって保険料金が変わる仕組みになっています。

つまり、制限速度を守って安全運転をして、安全な場所を走っていると保険料金が安くなるんです。

保険料金が下がるなら、安全運転をしようと思うね!

安全運転が広まれば、みんなが更に安全に移動できることになるだけでなく、エネルギーの節約にもなりお金も節約できることになります。
このやり方で、保険料金が3割ほど安くなると言われています。

保険会社にとっては脅威で、正に「破壊的イノベーション」だね

もし、事故が起こっても事故時の様々なデータから「立体的な再現」ができる様になり、テスラの全モデルは、メルセデスベンツよりも安全性が高いと言われています。

自動運転車のハッキングの恐れについて

ARK investによると、自動運転車が実現しても事故は起こるだろうと考えられています。

ただ、テスラは常にシステムをアップデートしている唯一の会社で、事故が起こった際にシステムをアップデートすることでより安全な車にしていくことができるということです。このことから、テスラの自動運転車は既存のエンジン車と比べると80%ほど安全であると思われています。

テスラの全体ビジネスモデル

1台販売あたりの利益を得るビジネスから、トランザクション辺り利益を得るビジネスになり、圧倒的に粗利率が改善します。そうなると、自動車メーカーと比較するのは意味をなさなくなります。

自動運転が実現すると、テスラの粗利率が現状の20%から80%になる可能性があります。製造業ではなく、SaaSやTaaS(Tはtransportation)にビジネスモデル自体が変わるからです。

工場はCPUだ!

イーロンマスクCEO

テスラが工場に投資すればするほど、自動運転車を生産ができ、それにより無人タクシー事業でより儲かることができるという構造を考えています。

テスラは排出枠のクレジットで利益をあげているが?プライスターゲットの計算時に、他社からのクレジットは含んでいない。また、テスラのソーラーからくる収益も計算時に含んでいない。それよりもタクシー事業が大事だ。

TeslaはただのEVメーカーじゃない!?その理由とは

テスラのメインテーマである「破壊的イノベーション」が、事業内容から色濃く実行されています。詳しく見ていきましょう!

テスラの強みまとめ
  • 様々な事業が「垂直統合」されている!
  • 代理店は一切なしの「直販システム」がすごい!
  • 圧倒的な自動運転能力(ECUの強さ)
  • 自動運転向けAIチップが、他社よりも3年は進んでいる!
  • バッテリーテクノロジーも他社を圧倒している!
  • 車が購入後も進化する(DXへの適合)
  • カリスマCEO「イーロンマスク氏」の存在!

テスラの最大の強みである「垂直統合」とは?

垂直統合とは、簡単に言うと開発から販売までを自社で完結する仕組みのことを言います。

例えば、テスラのEV事業ではホームページからクルマを直接購入できる「直販システム」を導入しています。

代理店は一切なしの「直販システム」

通常アメリカでは、自動車メーカーは自動車を販売してくれる代理店企業に自動車の販売を委託し販売しています。これは、日本車メーカーも同様です。

へー。日本では、自動車メーカーが自前で販売店(ディーラー)を持ち販売するのが一般的だから、ぜんぜん違うね。

日本では、自動車登録の関係から新車を買っても乗れるまでに時間がかかるけど、アメリカは買ったらすぐ乗って帰れるから、代理店が大量に自動車を購入してくれて、店頭に並べています。

テスラは、この様な代理店は一切なしの「直販システム」を構築しており、これは新しいユーザーとの関係性構築とアップセルのベースとなっています。

つまりテスラは「世界最大のD2C(ダイレクト・to・コンシューマー)企業」と言えます。

D2Cモデル企業には、

  • Amazon
  • Apple
  • Alphabet
  • Saudi Aramco

などがあります。

販売した後の、サービス(整備、ソフトウェア・アップグレード)も充実していて、EVの急速充電網のインフラ整備も、現在世界中に1万数千台あり設置が加速しています。

乗用のEVのみならず、今後販売されるEVトラック用のメガチャージャー網も整備が進められる予定で、従来のディーゼル燃料の半分の燃料コストになると約束されています。(1kWh=7セント)

引用:Tesla

EVだけじゃない「垂直統合」された事業

「垂直統合」された事業はEVだけでなく、次の様なものがあります。

  • 太陽光発電(家庭用、グリッド用)
  • バッテリー蓄電(家庭用、グリッド用)

テスラは、配電の免許も取得しており、街と言える巨大なサイズの蓄電池施設をカルフォルニアに建設中です。

Source : https://www.digitaltrends.com/

テスラのホームバッテリー

テスラは、EVに採用しているバッテリーを家用にも販売しています。

テスラの自動運転タクシー事業

テスラの自動運転タクシー事業は、今後実現予定ですが、まず完全に無人の自動運転タクシーから始めるわけではなく、まずは運転手がついた、いわゆるUberやLyftと似たモデルからスタートする予定です。

ARK investによると、UberやLyftよりもコスト構造が圧倒的に良いので、消費者が支払うタクシー費用はUberやLyftよりも下がります。これだけでもテスラの粗利率は改善し、タクシー事業を始めることによって、株価のダウンサイドリスクが軽減されると考えているということです。

現状では2020年の末には、「機能的には」テスラの自動運転技術は完成すると見込んでいます。これは、まだ運転手が寝たまま操縦できるというわけではなく、運転手も席に座った状態において自動運転ができるという意味です。

カリスマCEO「イーロンマスク氏」

他の企業のCEOよりも、イーロンマスク氏は正直な性格で、ツイッターでの自由な発言やハードワークしすぎなことで有名なカリスマ性のあるCEOです。

こういったことからも、情報がオープンで、会社がどういう状況か客観的にわかりやすい、むしろCEOによるネガティヴリスクは他の企業よりも低いと考えられ、むしろポジティブに受け取られているように思います。

テスラがすごいのはCEOだけでなく、社員もすごいんです。それは、イーロンマスクが出してくる超難易度の高い要求に見事答え続けていることからも分かります。

投資リスク

ライバル・競合他社

Nikolaと10年前のテスラとは何が違うのかというと、大きな違いはテクノロジーです。

EV自動車のコストが下がるカーブと、水素自動車のコストカーブを比べると、水素燃料ステーションの方が5〜10倍はEVのインフラよりコストがかかるとのことです。消費者視点でも、水素自動車を所有すると燃料費用が3倍ほど高くかか理、Nikolaの経営者も古い業界の出身が多いのも悪い点かと思われます。

自動運転タクシー事業が稼働した場合、LyftやUber、Waymoやcruiseなどが競合になります。しかし、これらの競合はテスラのデータ量のアドバンテージには勝てません。

Teslaを凌駕するメーカーになり得る存在

グロース(成長)株か?バリュー(割安)銘柄か?

テスラ社業績サマリー
  • 四半期売上(2020Q2):$184M(1.84億ドル)
  • 通年売上:$736M(7.36億ドル)
  • YtoY 42%
  • 粗利77%
  • PSR 30.7

この株は未来の「GAFAM」のようなテンバガー株になりうるか!?
以下のグロース株5つのポイントに沿って確認してみましょう。

成長株を見分ける5つのポイント
  1. 増収増益か?
  2. 株価チャートが持続的な上昇トレンドか?
  3. 時価総額が比較的小さいか?
  4. 今の株価(バリュエーション)は、割高か割安か?
  5. 将来の「成長ストーリー」は良好か?

1) 決算が予想を上回っているか?

EPS(一株あたり利益)

https://seekingalpha.com/

直近の2020年Q2決算では、EPSが予想EPSを「0.47ドル」上回っています

2020/7/22 2Q決算実績予想
EPS(一株利益)0.44 ドル-0.03ドル

2020年Q3決算発表は、10月21日です。

Q3ガイダンスコンセンサス予想
EPS(一株利益)0.58 ドル

売上高成長率 

直近の2020年Q2決算では、売上高が予想売上高を「$17.70M」上回っています

2020/7/22 2Q決算実績予想
売上高6.04 ドル5.4億 ドル
売上成長率YtoY-4.94% YoY
Q3ガイダンスコンセンサス予想
売上高8.32億ドル

利益率(Margin)

自動運転タクシーができるようになると、粗利率が現状の20~25%から80~90%になる可能性があります。その時、自動車メーカーとバリュエーションを比較できなくなります。

TSLA
Gross Margin(粗利率)19.80%
Operating Margin(営業利益率)4.80%
Profit Margin(純利益率)1.40%
注意点

COGS には固定費も変動費もそれぞれ混合されています。

卸売業や小売業であれば、変動費と COGS はほぼ等しい関係にあります。一方、サービス業や製造業では、人件費や工場経費が COGS に含まれるため、多くの固定費が COGS に入ります。

2) 株価チャートが持続的な上昇トレンドか?

出来高減少で、ボラティリティが落ち着いてきていて理想な動きをしています。
市場の急変が無ければこのままブレイクできるかもしれません。

10/21決算前に買い場が来るかどうかに注目です。

3)時価総額が比較的小さいか?

現在の時価総額は404.47億ドル

4) 今の株価(バリュエーション)は、割高か割安か?

結論

現在の株価は割高と言えます。

現在の株価 : 446ドル

PSR(株価売上倍率)

16.7倍

404.47億ドル(時価総額) / 6.04億ドル×4(年間売上高予想

Rule of 40%(40%ルール)

14.9(40%以下

= -4.94%(売上高の成長率YtoY前年同期比) + 19.8%(営業利益率)

これらの算出方法については、下の記事で解説しています。

5) 将来の「成長ストーリー」は良好か?

情報を鵜呑みにすることは危険ですが、成績・評価の高いファンドロジックを確認しておくことに意味があると思います。成長予測の参考にその内容を確認していきます。

ARK Investとは

ARKInvestとは、近年最も評価されているファンドの一つです。ファンドコンセプトは、「5年間を見据えた長期投資かつ破壊的なイノベーションがある会社に投資をする」というものです。

ARKはテスラの熱心な支持者として知られていてポートフォリオの10%以上を$TSLAが占め、ポートフォリオ中1位です(2020年10月時点)。

ARK Invest は2024年に向けて想定される3つのシナリオを設定しています。

  1. ベース(標準)シナリオ
  2. ベア(弱気)シナリオ
  3. ブル(強気)シナリオ
引用:Art

画像は株式分割前の価格です。(赤字が1/5した現在の価格ベース

テスラの現状

– 現在株価は$434(2020/10/09)
– EVマーケットのシェアは18%(2019年)

1)ベース(標準)シナリオの場合

– 2024年のプライスターゲットは$1,400
– EVマーケットのシェアは11%を想定して計算

2)ベア(弱気)シナリオの場合

– 2024年のプライスターゲットは$300
– EVマーケットのシェアは6%を想定して計算(テスラのEVシェアが現在から1/3に)
– 自動運転タクシーのモデルは実現しないものとして計算

3)ブル(強気)シナリオの場合

– 2024年のプライスターゲットは$3,000
– EVマーケットのシェアを維持する(17%ほど)か少し増えるとして計算

成長を握る3つのキー

これらの分析からわかることは、以下の3つの視点がTeslaの成長を握るカギになっているということです。

■ 1. 粗利率

テスラのModel3(EV)の粗利率の将来予測は、2024年には下記のようになると試算しています。

  • ブル(強気)パターン:粗利率40%の可能性
  • ベア(弱気)パターン:25%まで緩やかに上昇する(高級車メーカーの平均値と同等)

これらはライトの法則により算出され、生産台数が累積的に2倍増えるごとに15%のコストが減ることになり、現状のテスラの生産コストは、ライトの法則に沿っています。

■ 2. 生産効率(1台あたりの生産コスト)

ARK investは、テスラが従来の自動車メーカーよりも、今後は生産効率(工場での資金効率)を高くすることができると推測しています。

従来の自動車メーカー(エンジン車)

年間生産台数1台あたり1.4万ドル以上の固定資産を投資(過去5年間)

テスラ(電気自動車)

従来型自動車に必要な設備投資の1/2で電気自動車を生産可能(1台あたり0.7万ドル)

ARK investの考える生産効率シナリオは次の通りです。

  • ブル(強気)パターン:1台あたり11,000ドル、2024年に710万台/年の車を販売(テスラが18%の自動車市場シェアを維持)
  • ベア(弱気)パターン: 1台あたり16,000ドル(現在の自動車業界の平均よりも 2,000ドル高い)、2024年に320万台/年の車を販売(EV総販売台数のうちテスラのシェアが現在の半分)

■ 3. 自動運転タクシーサービスの実現可能性

自動運転タクシーネットワークが実現すると、従来の自動車メーカーのビジネスモデルとは完全に変わる可能性があります。

従来

ハードウェアの販売に対して1回限りの利益を得るビジネスモデル

自動運転ネットワーク化

1マイルごとに乗客に課金して料金を取るモデル

ARK investの考える自動運転シナリオは次の通りです。

  • ブル(強気)パターン:初年度はテスラ車全体の2%がタクシーの対象になる場合と仮定して計算しています。(課金は2023年には$2.50〜$1/マイル想定)利益率の高い自動運転タクシーサービスで得られる利益は、追加の工場建築への投資するために利用すると想定しています。利益率の高いロボットタクシーサービスの料金が発生
  • ベア(弱気)パターン: 自動運転タクシーネットワークが実現不可能であれば、その部分の収益は0

免責:
情報の正確性は気をつけていますが担保していません。
不安な方は情報ソースをご確認ください。

買い推奨ではありません、投資は自己責任でお願いします。

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