- イメージングシステムのコスト削減を可能にするデジタルX線源を開発する
- 医療画像システムに革命をもたらすかもしれない
- イスラエルを拠点とする企業
- CEO：Shai Wininger 氏は他に【LMND】【FVRR】も手掛ける敏腕企業家！
- 富士フイルム出資の医療画像スタートアップ
以下のグロース株５つのポイントに沿って、確認していきます。
■ 会社について ■
１）時価総額が比較的小さいか？
２）将来の「成長ストーリー」は良好か？
■ 業績ついて ■
３）決算は良好か？
４）今の株価（バリュエーション）は、割高か割安か？
５）株価チャートが持続的な上昇トレンドか？
■ 会社のビジネス ■
企業概要
ナノエックス・イメージング（Nano-X Imaging Ltd）はイメージングシステムのコスト削減を可能にするデジタルX線源を開発するイスラエルを拠点とする企業です。
Nanox の共同創設者は日本人のようです。
| ティッカー | 【NNOX】 |
| 会社名 | Nano-X Imaging Ltd |
| カテゴリー | 先端医療機器 & テクノロジー |
| 設立 | 2018年 |
| 上場 | 2020年 8月 |
| CEO | Shai Wininger氏 、 Hitoshi Masuya氏（Nanox Japan） |
| 時価総額 | 2.68 Bドル(2,680億円） |
| 本部 | イスラエル |
| 従業員数 | 27人 |
M=Mllion（100万ドル）
B=Bllion（10億ドル）
Nanoxは2020年8月21日、IPOで1億6520万ドル（約175億円）を調達しました。
ティッカーシンボルNNOXでNasdaq Global Market（ナスダック・グローバル・マーケット）にIPO価格18ドル（約1900円）でデビューを果たし、取引開始時は13％上昇し20.34ドル（約2150円）をつけ、そして20.6%アップの21.70ドル（約2300円）で取引を終えました。
試作機デモ初公開し今月だけで70%も上げてるNNOX、今年強い上げ基調のFVRR、そして最近爆上げLMND、これらに共通事項があるのを知っていますか？
それはこの3つ全てにイスラエル🇮🇱出身起業家Shai Wininger氏が、立ち上げに絡んでいるということです。
『需要』市場・マーケット
イスラエルの政府、病院、診療所チェーンにサービスを提供しています。
ユーザー
現在、世界の 3 人に 2 人は医療画像システムを利用できません。
もし Nanox の医療画像システムが普及すれば、世界の数百万人の命を救える可能性があります。
『供給』サービス・商品
ナノックスは、クラウドベースの画像分析、オンライン診断、および請求サービスを提供しています。
- 重さ：2000kg
- 価格：100～300万ドル(約1～3億円)
- 重さ：70kg
- 価格：1万ドル(約105万円)
画像データはクラウドへ転送され、AI で分析されます。
小型なので、救急車に搭載することも可能です。
Nanox は 2020 年 12 月 3 日にオンラインセミナーを開催し、デモンストレーションも行われました。
- CEO 自らの手を使って、デモンストレーションを実施。
- プレゼンテーションで見せた製品はプロトタイプではなく、商用と同じ製品。
- 現在、110 台を生産しており、2021 年後半には 1,000 台を販売する計画。
- 2024 年には 15,000 台を生産し、5 億 3,600 万ドル ～ 15 億ドル以上の売上を目指す。
- シングルソースは FDA に提出済みで、マルチソースも数週間後には提出する。
- 2021 年内に FDA に承認されることを期待しているが、うまくいかなければ数年先になる可能性もある。
Nanoxで使用されているものと同様のアプローチで電界放出X線の基礎としてカーボンナノチューブを使用して成果を上げている企業もありますが、私たちの知る限り、医療機器に埋め込むことができる商業的に安定した線源を達成している企業はありません。イメージングシステムと許容可能な寿命で動作します。私たちはその成果を誇りに思っており、世界の医用画像に革命を起こすことを楽しみにしています。
Source : https://www.businesswire.com/news/home/20191119005945/en/Nanox-Introduces-Digital-X-ray-Technology
NNOXは、富士フィルムからも出資を受けています。
投資リスク
Nanox は多額の研究開発費が掛かっており、2020 年上半期は 1380 万ドル(約 14 億円)の赤字を計上しています。
また、Nanox の医療画像システムが規制当局に承認されない可能性もあり、カーボンナノチューブを使った技術の高さのビジネス的有効性がはっきりとはしないため、現在はまだギャンブル性の高い銘柄かと思います。
■ 業績 ■
1) 決算が予想を上回っているか？
EPS、売上高
Nanox は多額の研究開発費が掛かっており、2020 年上半期は 1380 万ドル(約 14 億円)の赤字を計上しています。
また、Nanox の医療画像システムが規制当局に承認されない可能性もあり、非常にギャンブル性の高い銘柄となっています
利益率（Margin）
| Gross Margin（粗利率） | % |
| Operating Margin（営業利益率） | -% |
| Profit Margin（純利益率） | -% |
キャッシュフロー（CF）
投資の世界で営業キャッシュフロー・マージンが15パーセントから35パーセントぐらいある会社は、バランスシートもきれい。
★売上高から原材料費などの支出を引いたことによって得られる現金収支のことを営業キャッシュフロー。それを売上高で割り算した数字が、営業キャッシュフロー・マージン。
2) 株価チャートが持続的な上昇トレンドか？
3) 今の株価（バリュエーション）は、割高か割安か？
–倍
＝ Bドル（時価総額） ／ Bドル×４（年間売上高予想）
Data souce : Trading View
この記事の情報ソース
↓公式の決算資料
↓公式のIR資料
