未来予想図(2030-2040-2050年)
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【日本経済はどうなる?】安倍首相辞任でアベノミクス終焉による、これからのシナリオを考える。今後の投資戦略まとめ

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2020年8月28日、安倍総理が体調悪化のため、首相の職を辞任される事が表明されました。

長年のお勤めとご尽力に敬意を評します。

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アベノミクス成果

ポジティヴ要素

アベノミクスでは、金融市場にフォーカスした政策で、右肩上がりの株価を推移しこれまで2000年以降、突破できていなかった日経平均20,000円の壁を超える事に、2015年に成功しました。

また、を安倍総理就任直後の2012年に円高の基調が是正され円安方向へ向かいました。(円安になると、輸出産業には大きな恩恵があります。)

個人投資家でも、その恩恵を教授できた方は少なくないのではないでしょうか?

ネガティヴ要素

しかしながら、一般庶民の生活に影響の大きいGDPでは、ほとんど変化が見られず、世界の中GDPランキングでは、日本の1人あたりGDPは1980年代の2位から28位(平均以下)まで下がってしまっています。これが、「失われた30年」です。

引用:OECD DATA
引用:Google Public data

「お金持ち=幸せ」という訳ではないですが、一般的に幸福度の高い人生を送るためには、最低限のお金と消費量は必要だと思います。

また、本来進めるべきであった「IT戦略」が全く進んでいなかった事が、コロナ後に明確になったり、遅すぎる対応やアベノマスクによる無駄な出費があります。

マイナンバーカードのパスワードを再発行するのに、市役所に行かなければならないのは本末転倒だったわね

総評では、安倍政権は安定政権であったが、国民にとっては十分な生活向上の実感はなかったと言えるのではないでしょうか。

現状(辞任表明直後)

辞任の発表を受けて、日経平均株価は一時-2.51%(▲585円)の暴落しましたが、2度の買い勢力により当日の引けでは-1.86%(▲433円)に落ち着きました。

これは、一時的な資金避難によるリスク回避の動きであると考えられます。

今後どうなるか → どうすべきか?

短期・中期目線

状況が読めないため、下手に動かない。 → とりあえず様子見しておくのが無難。(株価が下落目線であれば半分売るなどの対応)

長期目線

シナリオ1(ネガティヴ)

アベノミクスはとてもレアな株式市場にとって優しい政権、今後出てこない

日本株式を減らし、リバランスを行う(国内相場の下落による、自動的な日本株比率の減少は、単なる資産の減少だと思います)

高配当投資家にとっては、相場が下がれば絶好の買い場(バーゲンセール)

シナリオ2(ポジティヴ)

シナリオ2(ポジティヴ)

アベノミクスの方針は良かったが、結果が芳しくなかった。世界の中GDPランキングでは、日本のGDPは1980年代の2位から27位(平均以下)まで下がってしまった。

失われた30年間を取り戻すための転換点。良いリーダーが選出されれば、今後の政策によりGDPを押し上げ、経済復興に期待した長期目線での投資が可能になる。

2020年は様々なイベントがあり、ボラティリティの高い相場です。
そんな時は、基本に立ち返って客観性を高めるのも一つの手かと思います。

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