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OPENSEAが期間限定で手数料0円に!内容と今後どうなるかまとめ

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OPENSEAが期間限定で以下の手数料にするという公式アナウンスがありました。(23年2月18日)
これは、NFT業界では大きなムーブメントになりますので、概要を把握しておく必要があります。

  • マーケットプレイス手数料2.5%→無料化
  • 何もしないと0%だった、クリエイターフィーを最低0.5%
    • コントラクトに指定したコードを入れば、これまで通りクリエイターフィー10%まで設定可
  • そのコードを入れてもBlurで取引可能に(同じポリシーのマーケットプレイスはブロックしない)
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背景(経緯)

NFT界のトップを走ってきたOpenSeaにとっては、ライバルマーケットプレイスBlurへの流入により、取引量の減少に悩まされ続けていました。

Blurとは簡単にいうと、トレーダーや投資家側に寄り添ったマーケットプレイスです。資本主義的なビジネス売上を伸ばすという観点で言うと、資金力が大きいユーザーを引き込むことが収益上有利なのは明らかです。

(個人的には「資本力、権力>個人、作者」という圧倒的な構図に変革をもたらしそうだったことがNFTの特徴でもあったため、結局こうなるか。。と残念に思いますが、マクロで見るとクリエイターにとってもNFTユーザーやコレクターが増えることはメリットであるとも言えます。)

弱者が一致団結した例

OpenSeaがこのタイミングで、大きな判断に踏み切ったということは、NFTマーケットの取引ボリュームが回復しつつあり、今後も増加傾向になりそうと考えていると思われます。

実際、Twitter上での海外のNFTに対する興味の回復やガス代の再高騰など、再び盛り上がり始めている肌感もあります。

今後どうなるか

このムーブメントは、「期間限定」とはうたっているものの、手数料無料のBlurのボリューム増加の流れは今始まったことではありません。

この流れがわかっている大型プロジェクトは、自社マーケットプレイス開発やコミュニティプラットフォームによる囲い込みやリアルビジネスへの投資など、これまでも2次流通収益に頼らないビジネスモデルに移行してきました。

このような理由から、個人クリエイターには厳しいですが、この流れは長期的に継続していくと考えて運営することが改めて求められています。

OPENSEA 詳細説明(公式)

オープンシーの料金について

OpenSeaのアカウントを作成し、閲覧を開始するのに費用はかかりませんが、NFTを売却する際にいくつかの手数料が発生する場合があります。

オープンシーの手数料

通常、OpenSeaはすべてのセカンダリー販売に対して2.5%の手数料を受け取っています。しかし、期間限定でOpenSeaはその手数料を0%に引き下げます。

この期間中、OpenSeaが手数料を受け取るのは、コレクションのクリエイター収益が0~0.5%に設定されている場合のみで、この場合、無機質な取引量を抑制するためにOpenSeaは最大で0.5%の手数料を受け取ります。

これは、2023年2月17日15時30分(米国東部時間)以降に作成されたすべてのリストとオファーに適用されます。

クリエイター収益

OpenSeaを使用してNFTを販売する際、コレクションがオンチェーン執行方法を使用していない場合、クリエイター収益の最低値は0.5%になります。売り手は、どのような取引にも追加のクリエイター収益を追加するオプションもあります。

オンチェーン方式を採用したコレクションでは、クリエイター収益が最大10%まで上昇する可能性があります。また、OpenSeaの共有ストアフロント・スマート契約(OpenSeaの「作成」ボタン)を使用して作成されたコレクションには、クリエイター収益を執行します。

ETH以外のEVMチェーンに対するクリエイター報酬は、以前お伝えしたポリシーに従って引き続き執行されますが、市場の状況に応じて変更される可能性があります。

ガス代について

イーサリアムで初めて出品するときは、ガス代も必要です。

初回のリスティングにかかる手数料

OpenSea でアカウントを作成して閲覧を開始するのに費用はかかりませんが、イーサリアムでアイテムを初めて出品するときに1回限り適用される手数料がいくつかあります。

  • Seaport がアイテム (またはコレクションがサポートしている場合はコレクション内のすべてのアイテム) とやり取りできるようにするには、ガス代の支払いが必要となる場合があります。この支払いは、コレクションごとに1回実行されます。
  • オークションに初出品する場合には、WETH の利用承認も必要です。WETH (Wrapped ETH) は、ETH と同等の価値を持つ ERC-20 トークンであり、ユーザーは事前承認された入札を行うことができます。この入札は、入札者からの追加のアクションなしで後日履行されます。

その後、リスティングを完成させるための署名リクエストが表示されます。アイテムが上記の手順で承認されている限り、この NFT を出品するための追加のトランザクションは今後まったく発生せず、署名のみが必要となります。

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