深掘り ■ ビジネス、業績について ■
以下のポイントに沿って、公式資料から抜粋して深掘りしていきます。
*引用ボックス内は、目論見書(S-1)から引用しています。
事業内容
業務内容は、サイバーセキュリティ事業の一種です。
Oktaは、独立系IDプロバイダーのリーディングカンパニーです。Okta Identity Cloudは、企業が適切な人材を適切な技術に適切なタイミングで安全に接続することを可能にします。
7,000以上のアプリケーションやインフラストラクチャ プロバイダとの統合があらかじめ用意されているOktaは、あらゆる場所にいる人々や組織にシンプルで安全なアクセスを提供し、彼らの潜在能力を最大限に引き出す自信を与えます。
主力サービス「Okta Identity Cloud 」
一度の認証で多数のクラウド上のアプリを使えるようになり、企業側もユーザーのアプリの時用状況を把握(これで不正利用をチェック可能)できるシステムです。
メリットは、いくつものクラウドサービスを一度の認証で利用できるだけでなく、セキュリティの向上とIDアクセスの管理が効率化できることです。
例えば、以下のようにして業務が効率化できます。
- 社員がWebの仕事で顧客管理や社内情報の把握、ソフト開発などのためにクラウド上のアプリに何度も認証作業を繰り返していましたが、その煩わしい繰り返し作業の解消
- 会社側では、社員が用いているアプリの把握や、その利用許可の有無など、面倒なチェック業務の解消
- ZOOMのセキュリティ問題も、OKTAと組み合わせて使えば不正認証がブロックできる
ユーザー
Oktaは、JetBlue、Nordstrom、Siemens、Slack、T-Mobile、Takeda、Teach for America、Twilioなど、10,000を超える組織から信頼を得ており、従業員や顧客のアイデンティティ保護に貢献しています。
AWS(アマゾンウェブサービス)やBOX、グーグルクラウドやMSFT、ネットスイート(ORCL傘下)、SAPといった、主要なベンダーと業務提携し、顧客を大企業から中小企業まで拡大中です。
また、大学や政府機関などにも利用者を増やしています。
ビジネスモデル
売上構成の90%以上はサブスクリプション収入で、残りをプロフェッショナル向けのサービスで稼いでいます。
サブスク方式で提供するサービスは、自動化されたユーザー管理や統合、モバイルID、マルチファクター認証などです。
マーケット、成長性
コンペティター(競合)
- IBMセキュリティ
- Auth0(2021年にOKTAにより買収)
- Salesforce ID
- CA Technologies
- Ping ID
- SailPoint
- Microsoft Azure Active Directory
- AWSコグニート
- セントリファイ
- 適応
- MicroFocus(NetIQ)
- Oracle Enterprise SSO
- OneLogin
- Tools4ever HelloID
- ミニオレンジ
- ログイン半径
- ForgeRock
- FusionAuth
- JumpCloud
売上成長(損益)
バランスシート
キャッシュフロー
今後の業績見通し
この記事の情報ソース
↓公式のSec.gov資料
↓公式のIR資料
↓その他ツールサイト
OKTAに投資できる国内オンライン証券会社
証券会社 | 取引可否 | ◯ メリット | × デメリット |
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SBI証券 | OK | SBIネット銀行との連携で ◎ドル円転換がラクで最速、かつ最安 ◯逆指値注文ができる | 米株用のスマホ・アプリない サイトがごちゃごちゃしていて見づらい 銘柄分析▲ 資産推移が見れない 時間外取引できない トレールストップ注文ができない |
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