未来予想図(2030-2040-2050年)
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【EBS】コロナ・ワクチン株の手堅い投資先!エマージェント・バイオソリューションズ(Emergent BioSolutions Inc.)の紹介

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新型コロナウイルスのワクチン開発への投資は「博打」です。

しかし、誰が勝者になるかに関係なく、きちんとおカネを貰える可能性の高い手堅いシナリオもあります。それは、ワクチン製造の下請け会社の株を買う方法です。

この方法は、ゴールド・ラッシュのときと同様です。実は一番儲けたのは金を取り当てている人ではなく、金を掘る人にツルハシやブーツなど身の回りのものを売っていいた人なのです。

エマージェント・バイオソリューションズ社(以下EBS)サマリー
  • バイオ企業がデザインしたワクチンの製法をEBSに持ち込み、同社はクライアント企業の指示通りにワクチンを量産する
  • 炭疽菌ワクチン(売上高1.73億ドル)と天然痘ワクチン(売上高2.40億ドル)に関しては、唯一のサプライヤー
  • 合衆国保険福祉省や防衛・国家安全保障関係省庁と深いパイプがある、国策企業

エマージェント・バイオソリューションズ社のビジネスモデル

EBSは2001/9/11のアメリカ同時多発テロ事件の後、米国で起きた炭疽菌テロに対抗するワクチンを生産するところから事業を開始しました。

ワクチンのリピート・ビジネス

炭疽菌ワクチンや天然痘ワクチンには賞味期間があり、備蓄されたワクチンが古くなると効かなくなるので、廃棄処分にされます。そのためアメリカでは、これらのワクチンの備蓄のうち25%は使われなくても毎年新しいものに交換されるので、固定収入になるのです。

  • 鎮痛薬として使用される「オピオイド」の中毒患者が過剰摂取で病院に担ぎ込まれた際に投与される「ナルカン」という薬の製造に力を注いできました。
  • 新型コロナウイルスのワクチンに関してノヴァヴァックスヴァックスアートが臨床試験を行うにあたり、臨床試験に必要となるワクチンを製造する契約しています。
  • ジョンソン&ジョンソンとも下請けとして、1.35億ドルの契約を結びました。
  • 英アストラゼネカと新型コロナウイルスワクチン3億回分の生産を契約。開発サービスや分析試験、医薬品成分の製造過程を提供すると発表しています。アストラゼネカとの契約額は約8700万ドルになります。

先ほど挙げた企業のうち、どのワクチン開発プロジェクトが成功するかは、誰にもわかりません。しかし、ワクチンが承認されるされない関わらず、下請けとしての製造の手間賃はEBSに支払われるため、堅調なビジネスモデルとなり得るのです。

さらに、良く効くワクチンが完成すれば、アメリカ政府がそれを大量に発注し、生産キャパシティに余裕があるEBSの売上が倍増すると予想されます。

エマージェント・バイオソリューションズ社業績

EBSの2Q決算

EPS3.21
PER36.61
配当利回り
時価総額62億ドル
株式数0.5億
データ引用:ロイター

EPS

EPS予想結果%
20/60.681.981650.0
19/60.170.12-78
18/90.610.55
データ引用:ロイター

予想64セント → 結果+1.98ドル

売上高

売上予想結果
20/6297395162.5
19/6213243110.4
18/6209.3220.2
データ引用:ロイター

予想2.97億ドル → 3.95億ドル

売上高成長率

前年同期比 +62.5%

近年の業績で、売上高は年々伸びています。これは近年、アメリカでオピオイド禍が年々酷くなり、それに応じて「ナルカン」の売上高が伸びたことが主な要因です。

しかし、アメリカ政府はオピオイド禍を抑え込むため、いろいろと手を尽くしています。それが成功した場合は、ナルカンの売上高は鈍化または減少に転じることが予想されますが、新型コロナの関連ビジネスは新しい収益源となり得ます。

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