スタートアップへの投資って、一部の富裕層だけのものだと思っていませんか?
実は今、スマホ一つで未上場ベンチャーに少額から出資できる時代が来ています。
そんな新しい投資の形を提供しているのが「イークラウド」です。大和証券グループと連携した信頼性の高いプラットフォームとして、2020年のサービス開始以降、着実に投資家を増やしています。
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でも気になるのは「本当に儲かるの?」「リスクはどれくらい?」「他のサービスと何が違うの?」といった疑問ですよね。
この記事では、イークラウドの投資家登録プログラムについて、実際の口コミや評判、他社との比較、そして知っておくべきリスクまで、徹底的に解説していきます。
イークラウドとは?株式投資型クラウドファンディングの基礎知識
まず最初に理解しておきたいのが、イークラウドが提供する「株式投資型クラウドファンディング」という仕組みです。
株式投資型クラウドファンディングって何?
簡単に言うと、まだ株式市場に上場していないベンチャー企業が、インターネットを通じて多くの個人投資家から少しずつ資金を集める仕組みのことです。
従来、未上場企業への投資はベンチャーキャピタルや機関投資家など、限られたプロの世界でした。
しかし2017年に日本でこの仕組みが解禁されて以降、一般の個人投資家も参加できるようになったんです。
2019年の市場規模は約5.6億円(日本証券業協会の開示数値)でしたが、その後も成長を続けています。「自分も成長企業を応援したい」「IPOの夢に乗りたい」と考える投資家が増えているんですね。
イークラウドの立ち位置
イークラウドは2020年6月にサービスをリリースし、同年7月に最初の案件を発表しました。
大和証券グループと連携している点が最大の特徴で、案件の審査プロセスやモニタリング体制に強みを持っています。ベンチャーキャピタルでの投資経験者や、急成長ベンチャーで活躍してきたメンバーで構成されたチームが、案件を厳選しているのです。
「信頼できる大手証券の目利きが入っている」という安心感は、初めてスタートアップ投資に挑戦する人にとって大きなポイントになりますよね。
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イークラウドの投資家登録プログラム|3つの特徴とメリット
ここからは、イークラウドならではの特徴とメリットを詳しく見ていきましょう。
特徴1:スマホでオンライン完結、最短即日から投資可能
「投資家登録って面倒な書類のやりとりが必要なんでしょ?」
そう思っている方も多いかもしれません。でもイークラウドでは申し込みから本人確認まで、すべてスマートフォンで完結できます。
登録ステップはシンプルに3つ。
- メールアドレスで登録
- 投資家情報を入力
- 本人確認・審査を受ける
これだけで完了です。原則として郵送書類は必要ありません。
審査が通れば、最短即日で投資申込が可能になります。「あの企業に投資したい!」と思ったときに、すぐ行動に移せるスピード感は大きな魅力です。
実際、ある投資家は「朝にニュースで見た企業が気になって、その日の夜には投資申込まで完了していた」と語っています。このスピード感は、従来のベンチャー投資では考えられなかったことでしょう。
特徴2:少額から未上場株に投資できる
もう一つの大きなメリットが、少額から投資できる点です。
1社あたりの最低投資額は、おおむね9万円前後(案件により変動)。未上場株への投資としては、かなりハードルが低い金額設定になっています。
「9万円かぁ…それでも高いな」と感じる方もいるかもしれませんね。
でも考えてみてください。通常、ベンチャーキャピタルが未上場企業に投資する場合、数百万円から数千万円単位の資金が必要です。それが10万円以下から参加できるわけですから、個人投資家にとっては革命的な変化なんです。
ただし注意点として、1人あたり年間の投資上限も法令で定められています。無制限に投資できるわけではないので、計画的に資金を配分する必要があります。
特徴3:2025年から法人投資家も登録可能に
これまで個人投資家が中心だったイークラウドですが、2025年からは法人投資家(資産管理会社・事業会社)も登録可能になりました。
これは何を意味するのでしょうか?
事業会社にとっては、自社の事業と相乗効果が見込める新興企業に出資し、将来的な提携やM&Aの可能性を探るチャンスになります。資産管理会社にとっても、ポートフォリオの多様化という観点で新しい選択肢が増えたことになるのです。
「個人だけじゃなくて法人も注目している」という事実は、このプラットフォームの信頼性を示す一つの指標と言えるでしょう。
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エンジェル税制って何?節税しながら投資できる仕組み
イークラウドを語る上で外せないのが「エンジェル税制」です。
エンジェル税制の基本
エンジェル税制とは、ベンチャー企業への投資を促進するために設けられた税制優遇措置のこと。対象となる企業に投資した場合、所得税の控除や株式譲渡益の非課税といった優遇を受けられます。
具体的には2つのタイプがあります。
優遇措置A:投資額から2,000円を引いた額を、その年の総所得金額から控除できる(控除対象額の上限は総所得金額×40%または1,000万円のいずれか低い方)
優遇措置B:投資額全額を、その年の他の株式譲渡益から控除できる
「難しそう…」と感じるかもしれませんが、要するに節税しながらスタートアップ投資ができるという嬉しい制度なんです。
実際の節税効果はどれくらい?
例えば年収700万円の会社員が50万円を対象企業に投資した場合、優遇措置Aを使えば約10万円程度の税金還付が期待できるケースもあります(所得税率や控除額によって変動)。
ただし、実際の投資家からは「確定申告の手続きがやや複雑」「e-Taxだけでは完結しないケースもあって面倒」という声も聞かれます。税理士に相談したり、国税庁のガイドをしっかり読み込んだりする必要があるかもしれません。
それでも、成功すれば節税とキャピタルゲインの両取りを狙えるのは魅力的ですよね。
投資後の楽しみ|IR情報と株主優待で応援投資を実感
イークラウドでの投資は、お金を出したら終わりではありません。
IR情報で企業の成長を間近で見守れる
投資先企業からは、定期的にIR情報や事業進捗レポートが配信されます。
「自分が出資した企業が新商品をリリースした」「新規顧客を獲得した」「メディアに取り上げられた」
こうした情報がリアルタイムで届くと、まるで自分がその企業の一員になったような感覚になります。実際、ある投資家は「推し活感覚で応援できるのが楽しい」と語っています。
上場株への投資とは違った、企業との距離の近さを感じられるのです。
株主優待という嬉しいおまけ
すべての企業が実施しているわけではありませんが、株主優待を提供する企業も存在します。
例えば、自社製品の割引券やサービスの無料体験など。投資先企業のサービスをお得に利用できるのは、金銭的なリターン以外の楽しみですよね。
「この企業の商品、気になってたんだよね」という企業に投資すれば、優待でお試しできるかもしれません。もちろん、優待目当てだけで投資するのは本末転倒ですが、嬉しいプラスアルファであることは間違いないでしょう。
実際の口コミ・評判|良い点と悪い点を徹底検証
ここからは、実際にイークラウドを利用した投資家の生の声を見ていきましょう。
高評価のポイント
まず良い口コミから。
「未上場ベンチャーに個人でもアクセスできるのが画期的」という声が多く聞かれます。従来なら接点すら持てなかった成長企業に、少額から投資できる。この機会自体に価値を感じている人が多いのです。
また、「社会課題に取り組むスタートアップへ投資できる」点も高評価。環境問題、医療、教育など、社会的意義のある事業を展開する企業が多く、「お金を出すだけじゃなくて、社会貢献している実感がある」という声も。
UI/UXの評価も高いです。「スマホだけで完結できる手軽さが初心者にも優しい」「案件の説明がわかりやすい」といったコメントが目立ちます。
成長性の高そうな企業には短期間で資金が集まり、案件の人気度も一定の裏付けになっているという意見もありました。「他の投資家も注目しているなら、自分も乗ってみようかな」と判断材料になるわけですね。
注意すべきマイナス評価
一方で、厳しい意見や注意喚起も存在します。
最も多いのが「申し込み後に資金拘束される」「キャンセルが原則不可で身動きが取りづらい」という不満です。
株式投資型クラウドファンディングでは、申込後に資金が一定期間拘束されます。「やっぱり別の案件に投資したい」と思っても、簡単にキャンセルできないのです。
さらに深刻なのが、実際に倒産・清算になった案件も存在するという事実。
ある投資家は「投資した3社のうち1社は倒産し、出資金がほぼゼロになった」と体験談を語っています。これは決して他人事ではありません。ベンチャー投資にはこうした元本割れどころか全損のリスクが常につきまとうのです。
そして最大の課題が換金性の低さ。
株を買ったんだから、売りたいときに売れるでしょ?
残念ながら、そうはいきません。
未上場株式は市場で自由に売買できません。IPO(新規上場)やM&A(買収)が起きない限り、長期間塩漬け状態になる覚悟が必要です。
「5年、10年単位で資金が動かせなくなるかもしれない」
この現実を理解しておかないと、後悔することになるでしょう。
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他社サービスとの比較|FUNDINNO、Unicornとどう違う?
株式投資型クラウドファンディングは、イークラウドだけではありません。主要な競合サービスと比較してみましょう。
📌 エクイティ型クラウドファンディング比較表
| サービス名 | 最低投資額の目安 | 実績・特徴 |
|---|---|---|
| イークラウド | 約9万円〜 | 大和証券グループと連携、案件選定が比較的厳選、UIが分かりやすい |
| FUNDINNO | 約10万円〜 | 日本初のサービス、成約件数・成約額で先行、案件数・実績が豊富 |
| Unicorn | 案件ごと | エンジェル税制対象案件多数、最低投資額は案件ごとに異なる |
それぞれの強み
FUNDINNOの強みは、何と言っても実績と案件数です。日本で最初にサービスを開始し、成約件数・成約額ともに業界トップクラス。「とにかくたくさんの案件から選びたい」という人にはFUNDINNOが向いているでしょう。
Unicornの強みは、案件ごとの柔軟性。最低投資額が案件によって異なるため、より少額から始められるケースもあります。
ではイークラウドの強みは?
それは「大和証券グループとの連携による信頼性」と「案件の質・社会性」です。案件数では他社に及ばない面もありますが、厳選された質の高い案件が揃っているという評価が多いのです。
また、UIの分かりやすさも高評価。初めて株式投資型クラウドファンディングに挑戦する人にとって、使いやすいプラットフォームであることは重要なポイントですよね。
どのサービスが一番いいの?
正直、一概には言えません。
自分の投資スタイルや重視するポイントによって最適解は変わります。複数のサービスに登録して、案件を比較検討するのも一つの手でしょう。
こんな人にオススメ!イークラウドが向いている投資家像
ここまで読んで、「自分には合っているのかな?」と気になっている方も多いはず。
イークラウドが向いている人
ポートフォリオの一部をハイリスク・ハイリターン枠として運用したい中上級投資家には、イークラウドは有力な選択肢になります。
例えば、資産の大部分は安定的な株式や投資信託で運用しつつ、5~10%程度をスタートアップ投資に回す。こうした戦略を取れる人には向いています。
また、「社会課題解決型スタートアップを応援したい」という想いがある人。
お金を増やすことだけが目的ではなく、「この企業の事業を成功させたい」「社会を良くする活動を支援したい」という気持ちがあるなら、イークラウドでの投資は単なる金融商品を超えた意味を持つでしょう。
「将来IPOやM&Aを狙う企業に、早い段階から関われるワクワク感」を楽しめる人も向いています。もしかしたら、10年後には誰もが知る大企業になっている可能性もゼロではありません。そんな夢を見られる人ですね。
逆にオススメできない人
一方で、絶対に投資すべきでない人もいます。
まず、生活費や緊急資金を投じようとしている人。これは絶対にNGです。イークラウドでの投資は、最悪の場合、全額失う可能性があります。「なくなっても生活に支障がない余裕資金」でのみ行うべきです。
資金をすぐに引き出したい人や、短期で売買したい人にも向いていません。換金性が非常に低いため、「来年には現金化したい」と考えているなら、他の投資商品を選ぶべきでしょう。
元本割れリスクに耐えられない人も避けた方が無難です。「投資したお金が減るなんて絶対に嫌だ」と感じるなら、そもそもベンチャー投資には手を出さない方がいいかもしれません。
また、エンジェル税制や確定申告などの制度・手続きに興味がない、または面倒に感じる人。せっかくの税制優遇を活用しないのはもったいないですし、手続きが煩雑に感じてストレスになるなら、無理に投資する必要はありません。
あなたはどちらに当てはまりますか?
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知っておくべきリスクと注意点|倒産の可能性も現実にある
ここが最も重要な部分です。イークラウドに限らず、株式投資型クラウドファンディング全般に言えるリスクをしっかり理解しておきましょう。
リスク1:元本割れ・全損の可能性
ベンチャー企業への投資は、成功確率が決して高くありません。
統計的には、スタートアップの約9割が失敗すると言われています。つまり、10社に投資して成功するのは1社程度という厳しい世界なのです。
実際、イークラウドで資金調達した企業の中にも、倒産・清算に至った事例が存在します。先ほども触れましたが、「投資した企業が倒産し、出資金がほぼゼロになった」という投資家の体験談は他人事ではありません。
大和証券グループが審査しているから安心でしょ?
確かに審査はありますが、それは「100%成功する」という保証ではありません。
どんなに優秀な目利きでも、未来を完璧に予測することはできないのです。
リスク2:流動性の極端な低さ
これも繰り返しになりますが、未上場株式は自由に売買できません。
上場株なら、証券取引所で簡単に売却できます。でも未上場株は違います。
IPOやM&Aが実現しない限り、5年、10年、場合によっては一生、資金が拘束される可能性すらあるのです。
「10年後にお金が必要になったら?」
「もっと良い投資機会が見つかったら?」
そんな時でも、簡単には現金化できません。この流動性リスクの重さを、本当に理解していますか?
リスク3:情報の非対称性
未上場企業の情報開示は、上場企業ほど厳格ではありません。
つまり、投資家が十分な情報を得られないまま投資判断を迫られるケースもあるのです。
もちろんイークラウドでは企業情報の開示に努めていますが、それでも上場企業と同じレベルの透明性は期待できません。「本当にこの企業は成長するのか?」を判断する材料が限られている中で、決断しなければならないのです。
リスク4:資金拘束とキャンセル不可
申込後の資金拘束とキャンセル原則不可も、実際の投資家から不満の声が上がっているポイントです。
「やっぱり別の案件の方が良さそう…」
「急にお金が必要になった…」
こんな状況でも、簡単にはキャンセルできません。投資判断は慎重に、そして余裕資金で行うことが絶対条件なのです。
まとめ|イークラウドは「応援投資」の新しい形だが、リスクを忘れずに
ここまで長々と解説してきましたが、結局のところイークラウドはどう評価できるのでしょうか?
イークラウドの価値
「未上場スタートアップに少額から出資できる」「大和証券グループ連携で審査・信頼性も一定水準」「エンジェル税制も活用可能」
これらの特徴は、確かに魅力的です。
従来なら一部の富裕層やプロ投資家しかアクセスできなかった世界に、スマホ一つで参加できる。社会課題に取り組む企業を応援しながら、将来のリターンも期待できる。税制優遇も受けられる。
こうした「応援投資」の新しい形を提供している点で、イークラウドには大きな価値があります。
忘れてはいけないリスク
しかし同時に、
- 倒産リスク(元本割れどころか全損の可能性)
- 流動性リスク(5年、10年単位での資金拘束)
- 資金拘束・キャンセル不可による柔軟性の欠如
- エンジェル税制の確定申告手続きの煩雑さ
といった、ベンチャー投資ならではの重いリスクも現実に存在します。
最終的な判断は?
結論として、イークラウドは「ポートフォリオの一部でハイリスク・ハイリターンを狙う + 推しスタートアップを応援したい」人には有力候補です。
ただし、生活資金や手元資金を大きく投じるべき商品ではないという点を強く意識する必要があります。
「全財産の5%まで」「年収の10%まで」など、自分なりのルールを設定し、絶対にそれを守ること。これがイークラウドで投資する際の鉄則です。
あなたがもし、
- 余裕資金を持っている
- 長期投資の覚悟がある
- 社会課題に関心がある
- リスクを理解した上で挑戦したい
こうした条件を満たすなら、イークラウドでの投資家登録を検討する価値は十分にあるでしょう。
逆に、これらの条件を満たさないなら、無理に挑戦する必要はありません。自分に合った投資方法を選ぶことが、何より重要なのですから。
投資判断は、常に自己責任で。
この原則を忘れずに、イークラウドという新しい投資の扉を開くかどうか、じっくり考えてみてください。
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