STX（スタックス）は、約4年前からあるコインで、一時期ビットコインを無料でもらえるということで話題になった仮想通貨で、最近ビットコインNFTが話題になったことで、急激な取引ボリュームの上昇がありました。
ビットコインとの相関性が高いのが特徴で、ビットコインの本質を一切変えることなく、ガス代をやすくしたりできるプラットフォームと言われています。
このページでは、そんな暗号通貨 STX の特徴について解説していきます！
- ビットコイン上のプラットフォーム
- 時価総額ランキングは 42位 (2023/3)
仮想通貨（STX）とは？
STX（スタックス）は、ビットコインブロックチェーン上でスマートコントラクトやDeFiサービスを提供するためのプラットフォームです。
STXトークンは、ブロックチェーン上のトランザクションの手数料として使用され、スマートコントラクトの実行や、DeFiアプリケーションの取引などを可能にします。
仮想通貨（STX）の時価総額
仮想通貨（STX）の時価総額ランキングは 42位 (2023/2)で、草コインとしては結構高めです。
仮想通貨（STX）のチャート
仮想通貨（STX）のリアルタイムチャート（日足）です。
こちらのページで取り上げているような、ビットコインNFT関連が盛り上がっているため、上場以来の最も強い動きが出てきていると考えられます。
仮想通貨（STX）は、国内取引所では取り扱いありませんが、Bybit（バイビット）で取引可能です。
Bybitへ送金するためには、コインチェック で日本円を仮想通貨にかえる必要があります。
仮想通貨（STX）の活用例
STXとビットコインの統合により、STXトークンを使用してビットコイン上でNFT（Non-Fungible Token）を発行できるようになりました。
これにより、ビットコインユーザーがNFT市場に参加できるようになり、より多様な資産の管理が可能になりました。
仮想通貨（STX）のテクノロジー
STX（スタックス）は、ブロックチェーン上でのスマートコントラクト開発を容易にするために作られたプラットフォームです。以下に、STXの技術的特徴を簡単にまとめます。
- スマートコントラクト開発の容易化: STXでは、プログラム言語としてClarityを採用しており、この言語を用いることでスマートコントラクトの正確さと安全性を向上させることができます。
- Bitcoinとの連携: STXは、ビットコインとの連携に焦点を当てており、ビットコインのセキュリティモデルを利用しています。STXで作成されたスマートコントラクトは、ビットコインのトランザクションに添付される形で実行されます。
- ブロックチェーン上のアプリケーション: STXは、ブロックチェーン上でのアプリケーション開発を容易にするために設計されています。STXを使用することで、ブロックチェーン上で動作するアプリケーションを簡単に開発することができます。
- PoX（Proof of Transfer）アルゴリズム: STXでは、独自のコンセンサスアルゴリズムであるPoXを採用しています。このアルゴリズムは、ビットコインとSTXの間でトークンの移動を行いながら、STXのブロックチェーン上でのブロック生成を行います。
- デベロッパーコミュニティの成長: STXは、デベロッパーコミュニティの成長を促進するために、オープンソースの開発者ツールやリソースを提供しています。これにより、STXのエコシステムの発展に寄与することができます。
スタックス上のアプリケーションには次のようなものがあります。（一部）
スタックスは、ブロックチェーンを使った分散型アプリケーション（DApps）の開発・実行プラットフォームであるStacks 2.0で使用されます。
Stacks 2.0は、ビットコインブロックチェーン上で動作する新しいブロックチェーンであり、スマートコントラクトの実行に必要なプログラムを実行するためのプロトコルを提供しています。
STXトークンは、ネットワークにアクセスするためのガス料として使用され、また、スマートコントラクトを実行するための手数料としても使用されます。また、スタックス2.0では、STXをステーキングして、ネットワークのセキュリティと運営に貢献することができます。
仮想通貨（STX）のロードマップ
STX（スタックス）は、自己実行型スマートコントラクトをサポートするマルチチェーンプラットフォームであり、将来のロードマップには以下のような予定が含まれています。
- セキュリティの改善：STXは、安全で信頼性の高いブロックチェーンを提供することを目指しています。今後、より高度なセキュリティメカニズムの導入に取り組む予定です。
- ブリッジ機能の強化：STXは、異なるブロックチェーン間でのスムーズな資産移動を可能にするブリッジ機能を提供しています。今後、より多くのブロックチェーンに対応し、ブリッジ機能を強化する予定です。
- デベロッパーツールの拡充：STXは、開発者にとって使いやすいプラットフォームを提供することを目指しています。今後、開発者向けの新しいツールやライブラリの提供を予定しています。
- DAO（分散型自治組織）の導入：STXは、DAOを利用した分散型組織の運営を可能にするためのフレームワークを提供しています。今後、より使いやすいDAOツールの提供や、DAOを活用したプロジェクトの推進などに取り組む予定です。
- データインフラストラクチャの拡充：STXは、分散型アプリケーション（DApps）の実行に必要なデータストレージ機能を提供しています。今後、より高度なデータインフラストラクチャの導入に取り組む予定です。
仮想通貨（STX）の公式リンク
公式HP
