まずは、証券会社で証券口座を開くことから全てが始まります。
右も左も分からない状態でも、とりあえず口座開設手続きをしておき、その間に情報収集しておくと効率的です。

どの証券会社がいいのかな?

日本国内で株式投資する上では、この記事で紹介する5つの国内オンライン証券会社の中から選んでおけば間違いありません。
おすすめオンライン証券口座5選
以下が、初心者から上級者まで幅広い人が利用しているオンライン証券口座です。
証券会社 | 特徴 |
---|---|
楽天証券 | 購入時&保有時にポイント還元がある 取引画面の分かりやすさ 楽天ポイント制 |
SBI証券 | シェアNo1. インターネットが身近な若年層を多く取り込む 住信SBIネット銀行との連携で割安為替手数 Tポイント制 |
マネックス証券 | 米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い銘柄が最多で最速対応 ◎時間外取引ができる ◎逆指値/トレールストップ注文ができる ◯ある程度の銘柄分析できる(銘柄スカウター) |
SBIネオモバイル証券 | 国内株が一株(数百円)から購入可能 設立が2018年10月30日と若い Tポイント制 |
LINE証券 | 国内株が一株(数百円)から購入可能 設立が2018年6月1日と若い LINEポイント製 |

※口座数は証券会社各社のホームページから抽出した値から算出(2020年3月31日現在)
それぞれの証券口座のより詳しいメリット・デメリットは以下になります
☑️『マネックス証券』のメリット・デメリット
マネックス証券はこういった人におすすめです!
- 個別株取引をして、出来るだけシャープレシオ(利益効率)を高めたい
マネックス証券は、国内外問わず個別株取引におすすめの最多機能証券口座です。

他の証券会社との違いは、何と言っても米国個別株でも「時間外取引ができて」「トレールストップ注文ができることです」
これによって個別株取引の自由度が増して、リスクを抑えた投資方法が広がります。
特にトレールストップ注文については、他の国内オンライン証券会社にないもので、使いこなせれば強い味方になることでしょう!
トレールストップ注文については、こちらの記事で紹介しています。
メリット
☑️米株、中国株、IPO株の取引可能な取り扱い銘柄が最多で最速対応
☑️◎時間外取引ができる
☑️◎逆指値/トレールストップ注文ができる
☑️◯ある程度の銘柄分析が分かりやすい(銘柄スカウター)
☑️米株用スマホ・アプリあり
☑️中国株取扱数No1
マネックス証券の銘柄スカウターは、ファンダメンタルズ分析(企業業績分析)するための情報が分かりやすく、グラフ化して確認できることが便利です。
次のような情報を見ることができます。
- 企業概要でどんな会社か確認
- 過去10期以上の企業業績をグラフ表示
- 四半期業績の推移で直近の業績トレンドを確認可能
- 配当も通期や四半期データを表示
- 気になる銘柄を一覧比較できる銘柄比較機能
- 企業に関連したニュースも充実
- PERやPBR、配当利回りを最長5年間グラフ表示

デメリット
☑️ドル転換に時間がかかる(1営業日)
☑️『SBI証券』のメリット・デメリット
SBI証券は、住信SBIネット銀行口座との連携で素早く、安価にドル転換、円転換することができることと、楽天証券にない銘柄にも投資できることがメリットです。
SBI証券はこういった人におすすめです!
- 出来るだけ手間をかけずに資産形成していきたい
- インデックス投資をやってみたい
- 投資信託よりも、ETFを直接市場で売買したい
- 分配金は別なものに投資したり、引き出して使ってしまいたい
おすすめ利用法 👉NISA、外国株、外国ファンド、REITなど用
↓口座開設方法の解説
メリット
☑️スプレッド(買付手数料)は、楽天証券の25銭に対して4銭である(業界最安、住信SBIネット銀行口座の開設は必須)
☑️唯一のETF自動買い付け機能により、複利投資を自動化できる
買付無料を率先して導入している
☑️バロンズ・ダイジェスト(投資情報オンライン誌)を無料で閲覧可能
☑️グローバルに強い
☑️SMBC(三井住友)グループとの提携によるリアル店舗の強化

上記のように、ETFの買付手数料の無料化も進んでいるため、手数料割れを気にせずに少しずつ積立投資することもできます。
デメリット
☑️SBI証券の画面デザインは楽天証券に比べると複雑で、慣れないとわかりづらい。
☑️スマホ専用アプリから投資できるのは国内株のみ
☑️『SBIネオモバイル証券』のメリット・デメリット
メリット
☑️少額(1株数百円)から投資可能
※通常、国内株式では100株の単元株での購入しかできない
☑️50万円以下/月であれば実質手数料無料(Tポイント200pt分)
デメリット
つみたてNISA、NISA、iDecoに不対応、米国株の選択肢が少ない
おすすめ利用法 👉日本株用として1000万円以下の少額運用
☑️『LINE証券』のメリット・デメリット

メリット
少額(1株)から購入可能
初心者でも分かりやすい
デメリット
つみたてNISA、NISA、iDecoに不対応、米国株の選択肢が少ない
おすすめ利用法 👉日本株用として1000万円以下の少額運用
☑️『楽天証券』のメリット・デメリット

メリット
☑️楽天ポイント運用可能
☑️分かりやすい画面デザイン
☑️バロンズ・ダイジェストを無料で閲覧可能
☑️購入時にポイント還元があるのは楽天証券のみ
☑️スマホ専用アプリ(iSPEED)から、米国株が買付が可能に(2020年4月から対応)
デメリット
☑️スプレッド(手数料)は、SBI証券の4銭に対して25銭かかる
(1000ドル投資で2100円の差)
☑️楽天経済圏(楽天ポイント)は、ある意味ガラパゴス的であり今後のグローバル化を考えると弱みもある
おすすめ利用法 👉つみたてNISA、NISA、外国株、外国ファンド、REITなど用
事前準備するもの
口座開設に必要なもの
証券口座開設には、以下の情報が必要です。

個人番号カードを持っている場合は、必要な書類はそれだけです。個人番号カードだけでSBI証券の口座を開くことができます。
通知カードの場合は、通知カードに加えて写真付き本人確認書類(運転免許証)が必要になります。
どうやって株を買うの?
株を売り買いする具体的な手順は以下の5ステップで、全てオンラインで可能です。
- ステップ1
口座開設は無料で、15分程度あれば完了できます
証券会社から封筒が届いて、利用できるようになるまでは3日〜10日程度かかります - ステップ2
- 銀行口座で円から米ドルに替えます(米国株取引の場合)
- 銀行口座から証券口座へお金を移動します
- ステップ3
株/ETFの買付方法
- 個別買い付け方法
- 定期自動積み立て設定方法
株を買うときの注意点
- 為替に注意しましょう
- NISA口座に適した投資法
- ステップ4
株/ETFを売ります
- ステップ5
証券口座から銀行口座へお金を移動します
おすすめ利用法 👉外国個別株、国内個別株