トップアナリスト太田忠氏の知見を活かした、プロが厳選した情報がここに!
中小型株のエキスパートが週一回以上のメルマガでトレンドや銘柄を伝授。太田氏の経験と能力が詰まった情報で、市場全体からの割安株も見逃しません。
推奨ポートフォリオは2年近くにわたり、TOPIXや日経平均を圧倒。太田氏の先見性を活かし、投資を成功に導くチャンスです。
オリジナル個別株ファンドを作るメリット
ポートフォリオ作成、メンテナンスって面倒ー
そもそも経済・投資の勉強に時間をかけたくないわ
国内ファンドの99%は、手数料が割高すぎて投資する意味がないからです。
さらに日本株は長期的に見ても、指数として右肩上がりじゃないので、どうしても日本株で高配当を得たいという場合は、リスクを分散するためにオリジナルファンドを作る必要があります。
自分でやることが面倒な場合は、もうひとつの長期投資手法である「米国や全世界へのインデックス投資」の方がオススメです。インデックス・ファンドが代わりにメンテナンスを全部やってくれるので、その分ラクができます↓
なんで、日本株の高配当株はオリジナルファンドを作らないといけないの?
個別株ポートフォリオはビュッフェ形式のようなもので、自分で選ぶ必要があります。
クルマのメンテナンスと同じように、定期的なメンテが必要です。乗りっぱなしノーメンテだと、危険ですからね。
個別株ポートフォリオ作成に手間・時間がかかるのは始めだけです。ポートフォリオを作っておくことでそれ自体が資産となり、後々メンテナンスがラクになります。
ポートフォリオを作成する具体的な方法
- ステップ1現状チェック1(銘柄リストの作成)
銘柄リストを作成して「個別銘柄ごとの配当金構成比率」をチェックします。
- ステップ2現状チェック2(セクター別構成比率の確認)
セクター別リストを作成して「セクター別の配当金構成比率」をチェックします。
- ステップ3ポートフォリオのリバランス
セクター別の配当金構成比率を確認して、偏りを取るための投資戦略を練ります。
ここではネオモバアプリとNUMBERSを用いて解説していきます。
ツール操作は違いますが、ポートフォリオ作成内容はEXELでもYahoo!ファイナンスなどのインターネットサービスでも同じことができます。
ステップ1:現状チェック1(銘柄リストの作成)
新規>個人財務>マイ株式テンプレートをベースにリストを作成します。
リストに❷「銘柄」、❸「保有株数」「平均取得金額」「配当利回り」を入力していきます。
❷「銘柄」はティッカー番号をダブルクリックでタブが出現しますので、赤丸のところに、銘柄名かティッカー番号を入力すれば、株価などが自動取得できます。
❹「銘柄」「保有株数」「平均取得金額」「配当利回り」の項目を全て入力して、保有銘柄数「コード」や投資金額合計が正しいかどうか確認して、銘柄リスト作成は完了です。
これで個別株それぞれの配当利回り構成比率が確認できるようになりました!
次は、別シートに「セクター別配当利回り構成比」を作成していきます。
ステップ2:現状チェック2(セクター別構成比率の確認)
下図のように、先ほど作成したセクター別構成比率リストを作成します。
これで、セクター別の配当金構成率が確認できるようになりました!
ステップ3:ポートフォリオのリバランス方法
現状をふまえて、自身の投資計画の再確認を行います。
投資計画の再確認
- 高配当株投資を続けたいか
- あと〇〇年でいくらの追加投資ができそうか
- その結果、〇〇年後のトータル投資額はいくらになるか?
- その投資額に対して、いくらの配当金が欲しいか?
- その配当金を使って、どんな生活を実現したいか?
新規購入銘柄の組み入れ検討
自身の再確認ができたら、下記の原資計画を立てます。
- どの銘柄にいくら追加投資できるか?
- どの銘柄をいくら追加購入できそうか?
- 当初目的と違う投資内容になっている銘柄はないか?
計画ができたら、下記のポイントに留意して銘柄の売買を行います。
また下記のように具体的な運用ルールを設定しておくことをオススメします。
先ほどの、ポートフォリオを例に組み入れする場合の具体例
セクター別構成比率リストをみて、投資計画と合致していないポイントを確認します。
上図からわかることは、
- 「銀行」「情報・通信」セクター以外は、十分な分散が効いていない
- 食料品セクターは、JT1銘柄で大きな比率を持っている
- 「その他製品」セクターの比率が小さい
この場合下記のような計画を立てることができます。
- → 「銀行」「情報・通信」セクター以外に追加投資する
- → 食料品セクターは、JT以外の銘柄を追加購入するか買い控える
- → 「その他製品」セクターへの追加投資で3〜6%へ調整する
偏りをならすイメージで投資セクターや金額を考え、下記「銘柄選定ののポイント」を踏まえて銘柄組み入れを行なっていきます。
実際に銘柄組み入れを行なった結果はこのようになります。
- → 〇〇%以上あった「銀行」「情報・通信」セクターの比率が下がり、「」セクターの構成比率が上がった
- → 食料品セクター内のJT銘柄の比率も下がった
- → 「その他製品」セクターの構成比率が●%に上がった
このことにより、以前より「ポートフォリオの分散がきいてバランスが取れた」と言えます。
お疲れさまでした!
以上で高配当株の個別株ポートフォリオのメンテナンス方法の解説は完了です。