- 2020年11月の調整でパンデミック前の直近最高値を更新
- 子会社を通じて、ストリップクラブ、ナイトクラブ、トップレスの紳士クラブ、アダルトエンターテインメントウェブサイト、軍をテーマにしたBombshellsレストラン、スポーツバーチェーンを運営
RCI Hospitality Holdings社について
企業概要
| ティッカー | 【RICK】 |
| 会社名 | RCI Hospitality Holdings、Inc. |
| カテゴリー | ホテル、レストラン、バー |
| 設立 | 1983年 |
| 創設者 | Robert Watters氏、 Eric Langan氏 |
| 時価総額 | 265.42Mドル(2.7億円） |
| 本部 | アメリカ合衆国 テキサス州 ヒューストン |
| 従業員数 | 2,200人 |
ビジネスモデル
米国のテキサス州などにある店舗でアダルト・エンターテインメント、食事、酒類を提供しており、事業セグメント構成は次のようになっています。
- ナイトクラブ
- ボムシェルズレストラン
- バー
- その他の一般的事業（メディアやインターネット）
一般的事業には役員、法務、会計および情報技術の従業員、法人税および保険、一定の法律および会計手数料の健康保険および社会保障税が含まれています。
ニューヨーク、マイアミ、フィラデルフィア、シャーロット、ダラス/フォートワース、ヒューストン、ミネアポリスなどにあるクラブは、「Rick’s Cabaret」、「Club Onyx」、「Vivid Cabaret」、「Jaguars」、「Tootsie’s Cabaret」などのブランドで運営されています。
スポーツバー・レストランはブランド「Bombshells」で運営されています。
RCI Hospitality Holdings社決算まとめ
- 売上成長率：YtoY -68.7%
- 粗利：56.50%
- PER ：25.26倍
以下のポイントに沿って確認していきます。
- 増収増益か？
- 株価チャートが持続的な上昇トレンドか？
- 時価総額が比較的小さいか？
- 今の株価（バリュエーション）は、割高か割安か？
1) 決算が予想を上回っているか？
EPS（一株あたり利益）
直近の２０２０年Q2決算では、EPSが予想EPSを「0.09ドル」上回っています。
| 2020年 2Q決算 | 実績 | 予想 |
|---|---|---|
| EPS（一株利益） | -0.6ドル | -0.51ドル |
| Q3ガイダンス | コンセンサス予想 |
|---|---|
| EPS（一株利益） | 0.07 ドル |
売上高成長率
直近の２０２０年Q2決算では、売上高が予想売上高を「0.32Mドル」上回っています。
| 2020年 2Q決算 | 実績 | 予想 |
|---|---|---|
| 売上高 | 14.72M ドル | 14.4M ドル |
| 売上成長率YtoY | -68.7% | – |
| Q3ガイダンス | コンセンサス予想 |
|---|---|
| 売上高 | 29.2Mドル |
M=Mllion（100万ドル）
利益率（Margin）
| PINS | |
|---|---|
| Gross Margin（粗利率） | 56.50% |
| Operating Margin（営業利益率） | 3.30% |
| Profit Margin（純利益率） | -1.90% |
COGS には固定費も変動費もそれぞれ混合されています。
卸売業や小売業であれば、変動費と COGS はほぼ等しい関係にあります。一方、サービス業や製造業では、人件費や工場経費が COGS に含まれるため、多くの固定費が COGS に入ります。
キャッシュフロー（CF）
投資の世界で営業キャッシュフロー・マージンが15パーセントから35パーセントぐらいある会社は、バランスシートもきれい。
★売上高から原材料費などの支出を引いたことによって得られる現金収支のことを営業キャッシュフロー。それを売上高で割り算した数字が、営業キャッシュフロー・マージン。
2) 株価チャートが持続的な上昇トレンドか？
理想的な右肩上がりのチャートを示しており、現在の株価水準は175〜180ドルを推移しています。
3)時価総額が比較的小さいか？
現在の時価総額は265.42Mドル(2020/11)
M=Mllion（100万ドル）
4) 今の株価（バリュエーション）は、割高か割安か？
現在の株価は割高
現在の株価 ： 27.91ドル
25.26倍
＝ 27.91ドル（株価） ／ 2.65ドル （予想EPS）
これらの算出方法については、下の記事で解説しています。
お疲れ様でした！
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様も健康な投資ライフをお過ごしください。
今後も良い記事を書いていきたいので、引き続き応戦よろしくお願いします！
この記事の情報ソース
↓公式の決算資料
