ウォルト・ディズニー社について
企業概要
ティッカー | DIS [NYSE] |
会社名 | The Walt Disney Company |
セクター | Communication Services | Entertainment | USA |
設立 | 1923年10月16日, カリフォルニア州 ロサンゼルス |
IPO(上場) | 1968年 1月 |
CEO | ボブ・チャペック 氏 (2020年2月25日–) |
時価総額 | 318.1Bドル |
本部 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 バーバンク |
従業員数 | 203,000人 |
単位:M=100万/B=10億
ビジネスモデル
ディズニーのセグメントは、最近、4つの部門に再編されました。
メディア・ネットワーク部門
メディア・ネットワーク部門には、米国のケーブル・チャネルおよび放送テレビネットワーク、テレビの制作・配信事業、国内のテレビ局、ラジオネットワークおよびラジオ局が含まれます。
ダイレクト・トゥ・コンシューマー&インターナショナル部門
新たに設立された部門であるダイレクト・トゥ・コンシューマー&インターナショナル部門には、2つの公表されたOTTサービス、ESPN+およびディズニーSVODサービスが含まれます。
パーク&リゾート部門とコンシューマープロダクツ部門が統合
パーク&リゾート部門とコンシューマープロダクツ部門が統合されインターナショナル部門になりました。
ウォルト・ディズニー・イマジニアリング・ユニットは、テーマパークの新しいコンセプトとアトラクション、リゾート施設を設計・開発しています。
スタジオ・エンターテイメント部門
スタジオ・エンターテイメント部門は映画制作資産を保有しています。
実写およびアニメーションの動画、オリジナルビデオ・コンテンツ、音楽の録音、ライブステージプレイを制作・取得しています。
また、主にモバイルプラットフォーム、書籍、雑誌、漫画本向けゲームを開発・出版しています。
サービス・商品
テーマパークの開発
1952年の創業以来、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングは世界に12個のテーマパーク、1つの町、4つのクルーズ船、2つのウォーターパーク、多数のリゾートホテル、ショッピングセンター、スポーツ複合体、および他の様々な娯楽施設を作り出してきました。
また、テーマパークの開発のほかにも、徹底的に見直されたディズニーストアは、Appleのスティーブ・ジョブズの助けを借りて、2009年に計画されました。これは、ディズニーは伝統的な小売モデルから離れ、インタラクティブ・エンターテイメントへと移動することを期待してのことです。
現在取り組んでいるプロジェクト
オープン予定時期 | プロジェクト名 | パーク/リゾート名 |
---|---|---|
2019年 | スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ | ディズニーランド ディズニー・ハリウッド・スタジオ |
2019年 | アントマン&ワスプ:ナノ・バトル! | 香港ディズニーランド |
2019年 | ソアリン:ファンタスティック・フライト | 東京ディズニーシー |
2019年 | ミッキーとミニーのラナウェイ・レールウェイ | ディズニー・ハリウッド・スタジオ |
2020年 | ファンタジーランド大規模開発 ベイマックスのアトラクション ミニーマウスのグリーティング施設 | 東京ディズニーランド |
2020年 | アイアンマンのアトラクション | ウォルト・ディズニー・スタジオ |
2021年 | トロン・ライトサイクル・パワーラン | マジックキングダム |
2021年 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのアトラクション レミーのおいしいレストランのアトラクション | エプコット |
2021年 | アナと雪の女王のエリア | 香港ディズニーランド |
2021年 | 新たなホテル | ディズニーランド・リゾート |
2021年以降 | パークの大規模拡張 | ウォルト・ディズニー・スタジオ |
2021年以降 | 3つの新たな船 | ディズニー・クルーズ・ライン |
2022年 | ファンタジースプリングス | 東京ディズニーシー |
ディズニー+
動画ストリーミングサービスの「ディズニープラス」は、11月にサービスを開始して以来、5600万人以上の加入者を獲得している。新型ウイルス終息後、ディズニープラスは同社における主要な収益源となる可能性があります。
ディズニー・クルーズ
ディズニーは、クルーズ船旅行も提供しています。こちらのさまざまなクルーズ船で働かれてきた方によると競合の豪華客船会社を抑えて、ディズニーが一番良かったとのことです。
- 休暇や家族のことを考えて、契約期間は最長7ヶ月
- エンタメ会社なので、理念やトレーニングがめちゃくちゃ充実
- 「お客さんは、お金を使いに来てるのではなく、質の高い体験をしに来てる」
- ショーのレベルが高い。ダンサーなどのエンターテイナーは他のクルーズに比べても秀でている
ディズニーのエンタメ技術開発
ディズニーは、エンタメのための最新技術を用いた技術開発にも前衛的です。
ディズニーの業績
決算
EPSはOK、売上高はNGです。
2021年 Q2決算 | 決算良否 | 予想 | 実績 |
---|---|---|---|
EPS(ドル) | ○パス | 0.32 | 0.79 |
売上高(ドル) | ×ミス | 15.8B | 15.6B |
売上成長率(YoY) | ▲13 % | ||
○ メディア・エンターテイメント 配給部門 | 12.4B | 12.6B | |
○ パーク・リゾーツ・ 消費者向け商品部門 | 3.17B | 3.17B | |
○ メディア・エンターテイメント 配給部門 | 1.87B | 2.87B | |
○ パーク・リゾーツ・ 消費者向け商品部門 | 369M | 406M | |
★ディズニー+ 利用者数 (億人) | 1.10 | 1.04 | |
営業キャッシュフロー(ドル) |
2021年 Q3 ガイダンス予想 | アナリスト予想 | 会社予想 |
---|---|---|
EPS予想(ドル) | 0.57 | |
売上高予想(ドル) | 16.8B | |
売上成長率(YoY) | +% |
(決算発表後、株価下落の理由)
- 売上高が予想を下回った
- 動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の新規加入者数が予想を下回った
売上成長(損益)
キャッシュフロー
今後の業績見通し
今回の決算内容を受け、同社株は本日 2.6%下落した。動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の新規加入者数の期待が高かったためと考えられます。
ただし、1 回の決算だけでは、トレンドまでわからなため、株価の深押しは限定的であると考えられます。
多くのアナリストはディズニーに対して、かなりの期待を寄せていて、33人のアナリストの内、22人が「買い」、1人が「売り」、11人が「中立」としています。
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