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企業について、サクッと把握
会社サマリー
- サンフランシスコに本社を置く世界最大の仮想通貨(暗号通貨)の取引所
- この市場で11%のシェアを持つ有力プレイヤー
- 世界32ヶ国で、ビットコインやビットコインキャッシュ、イーサリアム等の取引所サービスを提供
- 2021年注目のIPO銘柄(IPO日:2021/4/14)
- 会社ミッションは”Create an open financial system for the world(世界に開かれた金融システムを構築すること) “
- 現在、100カ国以上の約4,300万人のリテールユーザー、7,000の金融機関、115,000のエコシステムパートナーがCOINのプラットフォームを利用
- 2020年12月31日時点で、創業以来4,560億ドル以上の取引をCOINのプラットフォームで行い、900億ドル以上の資産をCOINのプラットフォームに保管
- 創業以来、リテールユーザーの90%以上が、有機的に、あるいは口コミでCOINのプラットフォームを見つけており、営業やマーケティング努力を最小限に抑えて実現することが出来た
B = Bllion(10億ドル)
IPO後初値 381ドルから、▲40%の価格帯で推移しています。
ARK investも出資していることでも有名です。
業績サマリー
2021 Q1 ハイライト
- 売上高:18.0億ドル(前年比 +843%)純売上高:16.0億ドル(前年比 +792%)トレーディング:15.4億ドル(前年比 +796%)
- サブスク&サービス:5,640万ドル(前年比 +694%)
- 純利益:7.7億ドル(前年比 +2309%)
- EPS:3.05ドル(NM)
- 調整EBITDA:11.2億ドル(前年比 +1931%)調整EBITDAマージン:70%
- 営業キャッシュフロー:34.1億ドル(前年比 +625%)
M = Mllion(100万)
B = Bllion(10億)
決算
直近の決算では、EPS、売上高ともに、ミスしています。
Trading View だと決算EPSはクリアしていることになっていますね。
次回の決算日
2021/9/1
Source : Trading view
深掘り ■ ビジネス、業績について ■
以下のポイントに沿って、公式資料から抜粋して深掘りしていきます。
深掘り 内容
■ ビジネス、業績について ■
- マーケット(ユーザー)
- ビジネスモデル(KPI)成長性
- コンペティター(競合)
- 売上成長、損益
- バランスシート(B/S)
- キャッシュフロー(CF)
- 今後の業績見通し
*引用ボックス内は、目論見書(S-1)から引用しています。
マーケット(ユーザー)
仮想通貨市場は、右肩上がりで盛り上がりを見せていますが、2021年5月に天井をつけ、1日に▲30%をつけるなどボラティリティの大きいものになっています。
Source : https://www.sec.gov/
Source : https://www.sec.gov/
2021年Q1決算の内訳によると月間のユーザー数(月間取引稼働数)は約610万口座、全ての口座数は約5600万口座あります。
純利益は約7.3~8億ドルが見込まれており、調整後EBITDAは約11億ドルです。
コインベースの預かり資産は約2,230億ドルです。
これは全仮想通貨のシェア約11.3%になります。
サービス
Source : https://www.sec.gov/
コインベースが提供するサービス=ビジネスコンセプトは、”Create an open financial system for the world(世界に開かれた金融システムを構築すること) “
つまり、誰もが簡単に安全にビットコインを売買できる世界の実現です。
言い換えれば特定の企業や国の影響を受けない、世界共通の基準を設けた社会の実現とも言えるでしょう。
つまりコインベースが目指す姿は、暗号通貨経済圏の総合金融サービス会社といって間違いないでしょう。
Source : https://www.sec.gov/
現在、当社は15以上のブロックチェーンプロトコルと直接統合し、90以上の暗号資産の取引やカストディをサポートし、一連のサブスクリプション製品やサービスを提供することで、顧客価値の提案とプラットフォームの力を強化しています。
Source : https://www.sec.gov/
ビジネスモデル(KPI)
Source : https://www.sec.gov/
- 認証ユーザー:5,600万(前年比 +65%)
- MTU(月間トレーディング・ユーザー):610万(前年比 +369%)
- トレーディング・ボリューム:3,350億ドル(前年同期:300億ドル)
- 小口投資家:1,200億ドル(前年同期:120億ドル)
- 機関投資家:2,150億ドル(前年同期:180億ドル)
- 仮想通貨別トレーディング・ボリューム割合
- ビットコイン:39%(前年同期:50%)
- イーサリウム:21%(前年同期:16%)
- その他:40%(前年同期:34%)
- プラットフォーム管理資産
- 小口投資家:1,010億ドル(前年同期:110億ドル)
- 機関投資家:1,220億ドル(前年同期:60億ドル)
- 仮想通貨別プラットフォーム管理資産割合
- ビットコイン:62%(前年同期:66%)
- イーサリウム:14%(前年同期:10%)
- その他仮想通貨:21%(前年同期:15%)
- フィアット:3%(前年同期:9%)
コンペティター(競合)
コインベースの競合相手としてよく比較されるのは、世界最大の暗号通貨取引所バイナンスです。
また、近い将来「ビットコインETF」の登場によって新たな競争相手になり、これがコインベースの事業や株価へも少なくない影響を及ぼすはずです。
ビットコインETFの現状
現在、米国証券取引所(SEC)がウィズダムツリー・インベストメンツが申請しているビットコインETFの審査を開始しています。
その他にもビットコインETFの申請が続いており、SECへの申請件数は8件あると言われています。
今後SECがどれか1つでも承認したときに米国初のビットコインETFが誕生します。
この記事の情報ソース
↓公式のSec.gov資料
↓公式のIR資料
↓その他ツールサイト
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