ふるさと納税(寄附金控除) e-taxのやり方

節約・節税
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ふるさと納税【3つの還付方法】

ふるさと納税の節税をするには、還付申請まで完了しなくては「ただの無駄な高い買い物」になってしまいます。その優遇を受けるための還付方法には、次の3つの方法があります。

  1. ワンストップ特例制度=郵送
  2. 確定申告(書面)=書面で納税事務所へ申請
  3. 確定申告(eTax)=オンライン電子申請

1年間で複数のふるさと納税を利用した場合、1.ワンストップ特例制度=郵送を利用すると何通もの書類に書かなくてはいけません。

また、1.ワンストップ特例制度を利用できる条件は次の通りになります。

確定申告が必要(ワンストップ特例制度が利用不可)な具体例

  • ・給与所得以外の他の所得(不動産所得など)
  • ・個人事業主(自営業など)の場合
  • ・2,000万円を超える給与収入があった場合
  • ・給与を1か所から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)の合計額が20万円を超える場合
  • ・給与を2か所以上から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)との合計額が20万円を超える場合(副業での収入があった場合など)
  • ・400万円を超える公的年金を受け取った場合

確定申告を行うと、自治体に提出しているワンストップ特例申請は無効になります

すでにワンストップ特例制度を行っている場合、確定申告で新たな還付・控除申請を追加すれば問題ないと思われがちですが、確定申告をした時点でワンストップ特例制度は「リセット」されます。その場合は、ワンストップ特例申請書を提出済みの自治体の分も含め、全てのふるさと納税の寄付金控除を再度、確定申告することを忘れないようにしましょう。

そのため、時間短縮になる3.確定申告(eTax)=オンライン電子申請をオススメします。

e-Taxとは

e-Taxとは確定申告等の国税に関する各種手続きについて、インターネットを利用して電子的に手続きを行うことができるシステムです。

手書きで書面により確定申告書を作成する場合、寄付金控除だけでなく、所得金額から税額まで全て自分で計算する必要があるため、手間がかかります。e-Taxであれば自動で計算されるのでいちいち計算する必要がありません。

その他にもe-Taxを利用した電子申告には、次のようなメリットがあります。

e-Taxのメリット
  • 税務署に出向くことなく、インターネットを利用して申告や納税などの各種手続きをすることができる
  • 確定申告期間中は24時間利用ができる(メンテナンス時間除く)
  • 一部の添付書類(源泉徴収等)は内容を入力して送信することで、提示又は提出を省略することができる
  • 書面で提出した場合より、還付金を早く受け取ることができる
  • マイナンバーに係る本人確認書類の提示又は写しの提出が不要となる(マイナンバーの記載は必要)

自宅や税理士事務所からe-Taxで提出された還付申告は3週間程度で処理していますが、e-Taxで1月・2月に申告した場合は、2~3週間程度で処理されるようです。

e-Taxの利用可能時間について詳しくは、e-Taxの運転状況・利用可能時間をご覧ください。

e-Taxを利用するには、事前準備が必要になります。

e-Taxのやり方

申請期間

毎年、確定申告の期間は2月16日~3月15日と定められています。還付申告の場合は例年2月15日以前でも行えます。
(年によって休日の関係でずれることがあります)忘れずに申告しましょう。

確定申告を行った際にふるさと納税の寄付金控除の適用を失念した場合、ふるさと納税をした翌年の1月1日から5年間の間に「期限後申告」を行うことで、税金の還付を受けることができ場合があります。

※詳しくは、最寄りの税務署等にお問い合わせください。
※最寄りの税に関する相談窓口は、こちらからお調べいただくことが可能です。
※個人住民税の手続については、お住まいの市町村にお問い合わせください。

申請手順

事前準備

申告時に準備が必要なもの

e-Tax 利用可能となる条件
  • 収入が給与のみであること
  • 給与収入が1カ所のみであること
  • 勤務先で年末調整が済んでいること
  • 医療費控除又は寄付金控除を受け、それ以外に控除等の変更がないこと

作成前の確認事項

申告書の提出⽅式を確認します。
① マイナンバーカードとマイナンバーカード読取り機能付
のスマートフォンをお持ちの⽅は
マイナンバーカード⽅式
※マイナンバーカード⽅式は令和2年1⽉31⽇から
サービス開始予定です。
② ID・パスワード⽅式の届出完了通知をお持ちの⽅は、
ID・パスワード⽅式
③ 上記①及び②以外の⽅は、書⾯提出が選択できます。
以下では、マイナンバーカード⽅式の⼿順を⽰します。

2019年1月以降e-Taxを利用した電子申告には大きく以下の2つの認証方法があります。

引用:国税庁ホームページ
  • マイナンバーカード方式
  • ID・パスワード方式 

マイナンバーカード方式とは、マイナンバーカードとICカードリーダライタを利用してe-Taxを行う方法です。したがって事前準備としてマイナンバーカードの取得とICカードリーダライタの購入が必要です。ただし、マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォンがあればカードリーダーは必要ありません。

マイナンバーカードの申請方法はこちら

ID・パスワード方式とは、税務署等で職員と対面による本人確認を行った後に発行される、「ID・パスワード方式の届出完了通知」に記載されたe-Tax用のID・パスワードを利用して、「確定申告書等作成コーナー」からe-Taxを行う方法です。

マイナンバーカード方式の事前準備

マイナンバーカード方式には、次の2つの方法があります。

  • スマートフォンから利用する方法
  • PCから利用する方法

令和元年分の確定申告書等作成コーナーでは、令和2年1月31日から、iphoneなどのスマートフォンやMicrosoft Edgeからマイナンバーカードを利用したe-Tax送信のサービスを開始されました。

スマートフォンでマイナンバーカードを読み取ることができるため、ICカードリーダの購入が不要となります。(PCで申請したい人はICカードリーダの購入が必要)

また、利用可能となる条件も必要となり、以下のようになります。

パソコン等の利用環境の整備

ID・パスワード方式の事前準備

ID・パスワード方式の事前準備として、以下の2つが必要です。

  • ID・パスワードの取得
  • パソコン等の利用環境の整備

ID・パスワードの取得をするためには、運転免許証等の本人確認書類を持って税務署へ行き、e-Tax用のID・パスワードの取得が必要になります。なお、平成30年1月以降、確定申告会場などで既にID・パスワード方式の届出完了通知を受け取っている場合は、それを利用することができるので、新たに取得することは不要です。

スマホe-Tax確定申告の流れ
  • 1
    国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセス
    共通トップ | 国税庁 確定申告書等作成コーナー
    確定申告作成コーナーへのアクセスQRコード
  • 2
    認証アプリのインストール
  • 3
    「e-Taxで提出する」及び「ID・パスワード方式により提出する」を選択

  • 4
    取得したIDとパスワードを利用者識別番号と暗唱番号のそれぞれ入力
    もしくは、 マイナンバーカードの読取り

  • 5
    「給与年金の方」を選択
  • 6
    給与の年末調整の有無等を選択

  • 7
    「寄付金控除」にチェックを入れる
  • 8
    源泉徴収票の内容を入力

  • 9
    寄付した金額や寄付先の自治体の名称等を入力(複数可)

  • 10
    計算結果の確認
  • 11
    本人情報、マイナンバーの入力
  • 12
    申告書の送信
  • 13
    申告書データの保存

引用:国税庁HP https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2019/pdf/005.pdf

以上が一連の流れになります。数字を入力することで、すぐに還付金の金額が分かります。

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