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【01810】小米科技(Xiaomi、シャオミ)の破壊的な魅力とは!?中国のカリスマ経営者である雷軍(レイジュン)率いる家電メーカー大手のXiaomiが突如としてEV業界に参入を表明!

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企業について、サクッと把握

会社サマリー
  • 中国の家電メーカー大手
  • アップルを抜きスマホ出荷台数で世界2位に
  • EV(電気自動車)参入により今後10年間で1兆円以上の巨額の投資を表明
  • 2010年3月3日にJun Lei、Bin Lin、Wan Qiang Li、Feng Hong、De Liu、Chuan Wang、Jiang Ji Huangによって設立され、中国・北京に本社を置いています
ティッカー【01810】HK
会社名小米科技(Xiaomi、シャオミ)
セクター総合家電メーカー
スマートフォンメーカー
設立2010年4月
上場2018年 7月
CEO雷軍 レイ ジュン氏 (2010年4月6日–)
時価総額665.9B香港ドル(9.5兆円)
本部中華人民共和国 北京市 海淀区
従業員数22,074人

B = Bllion(10億)

上場後大きなカップウィズハンドルを形成し、一時時価総額10兆円を超えました。
その後、中国株の地合いの悪さも相まって上値を切り下げ三角保ち合いを形成しています。2021年2Q決算発表後(2021/8/25)、自社株買いを行いました。

シャオミグループは、8月26日に証券取引所において、1株あたり24.2香港ドルから24.45香港ドルの価格で、1億9800万香港ドルの資本金を伴う815万株の買戻しを行ったことを発表しました。

今年に入ってから、同社は合計2,340万株を買い戻しており、これは発行済み株式資本の約0.0933%に相当します。

Source:Trading view

2021年8月25日時点では、含み益のホルダーは15%のみとなっています。

引用:Futubull
業績サマリー
売上成長率(YtoY)+64.0%
ROE61.39倍
ROA69.96倍
自己資本比率48.8%
Gross Margin(粗利率)20.42%
Operating Margin(営業利益率)53.03%
Profit Margin(純利益率)51.26%
引用:Futubull (2021/06/30)

2021年Q2決算では、EPS、売上高ともに、オールOKです。

深掘り ■ ビジネス、業績について

深掘り 内容
  • ビジネスモデル
  • 売上構成比
  • コンペティター(競合)
  • 売上成長(損益)
  • バランスシート(B/S)
  • キャッシュフロー(CF)
  • 今後の業績見通し

ビジネスモデル

Xiaomi Corp.は、スマートフォン、ハードウェア、ソフトウェア製品の設計、製造、販売を行っています。

その事業内容は、パワーバンク、オーディオ、カメラ、ライフスタイルをカバーしています。シャオミは、ハードウェア、Eコマース&ニューリテール、インターネットサービスの3つの事業セグメントで事業を展開しています。

製品としては、パワーバンクプロ、ヘッドフォン、インイヤーヘッドフォンプロ、ドック付きブルートゥースヘッドセットベーシック、ブルートゥーススピーカー、球体カメラ、ホームセキュリティカメラ、アクションカメラ、ロボットビルダー、電動スクーター、ベッドサイドランプ、体組成計などがあります。

スマートフォンのオンライン販売の先駆者であり、オペレーティング・システムとしてAndroidを採用していましたが、Androidをベースとして独自にカスタマイズしたMIUIをユーザ・インターフェースとしています。

スマートフォンの世界シェアは4位とすごい人気を誇っていて、非常にスタイリッシュでスリムなデザインの特徴があります。

また、テクノロジーも前衛的で4辺カーブディスプレイスマホのコンセプトを公開したり、サムスンやファーウェイに続き、折りたたみ可能なフォールダブルディスプレイ・スマホの販売を発表しています。

現在、中国国内のスマートフォン市場での競争が激化し成長が鈍化する中、他の市場に進出し、インドのスマートフォン市場ではリーダー的地位を築いています。

中国本土市場は、2019年度の全社売上高の56%を占めましたが、2015年度の94%(業界1位)から減少しています。

売上構成比

収益の60%がモバイル、27%がIoT関連、10%がインターネットサービスとなっています。

Source : Futubull

地域比

2021Q2のシャオミの出荷台数は前年同期比で83%増加し、世界における市場シェアは17%に拡大中です。

地域別売上は、中国とそのほか全世界で50:50となっています。

シャオミは海外事業を急速に成長させている」と、カナリスのリサーチマネージャーであるベン・スタントンは分析しており、「出荷台数はラテンアメリカで300%以上、アフリカで150%、西ヨーロッパで50%増加しています。

Source : Futubull

EV業界参入を突如発表、コンペティター(競合)

中国では、1月にインターネット検索大手・百度(バイドゥ)がEV参入を表明するなどIT業界からの新規参入が相次いでいます。

2021年3月30日、突如として中国スマートフォン大手・小米科技(シャオミ)は、電気自動車(EV)事業に新規参入を表明しました。

EV事業を担う完全子会社を設立し、シャオミの雷軍レイジュン会長兼最高経営責任者(CEO)がトップを兼務する予定です。

シャオミは、現在自動車のデジタル化が進んでいる中において次の点において優位性すアピールしています。

  • ハードウェアとソフトウェアを統合する技術を有している
  • 確固とした、ブランド力を築いている
  • 既存の自動車メーカーに対抗できる十分な手持ち資金を確保できている

Xiaomiは水曜日、自動運転会社であるDeepmotionを約7,737万ドルで買収し、電気自動車事業の「技術的競争力を強化」したと語っています(2021/08/24)

また、ロイターをはじめ複数のメディアから、Xiaomiが長城汽車(グレートウォール・モーター)と提携するのではないかと報じられています。

長城汽車(グレートウォール・モーター)とは

中国を代表する自動車メーカーの一つで、1980年代に設立、2003年に香港証券取引所に上場しています。

これまでSUVなどの乗用車に注力していましたが、2019年になってEVにも注力し始め、EV専用ブランドである「欧拉 (Ora)」を立ち上げています。

引用:長城汽車 Ora R-1

売上成長(損益)

引用 : マネックス証券
引用 : マネックス証券
引用:SBI証券

バランスシート

引用:SBI証券

キャッシュフロー

引用 : マネックス証券
引用:SBI証券

チャート分析

現在シャオミ(1810)のチャートは三角保ち合いになっており、9月末あたりに上か下かにトレンドが分かれる可能性が高いです。

価格帯別出来高を見てみると、2021/8/11時点で61%が含み益、39%が含み損になっています。
平均値は27.3ドルとなっています。
上昇トレンド入りしても、しばらくは上値が重い展開が考えられます。

Source : Futubull

中国株に投資の注意点

中国株へ投資できるマーケットとしては、香港市場があります。

注意点として、中国株は1株から購入できる米国株と違い、単元株(1回で取引できる最低株数のこと)が100〜1000株と決まっていて銘柄によって異なります。

投資可能な最低金額の例:

USドル(104円/USドルの場合)265ドル × 104円 = 27,560円
香港ドル(14円/香港ドルの場合) 251Hドル × 14円 × 200株 = 702,800円

 米国株取引中国株取引
通常取引(ザラ場)現地時間で9:30~16:00前場 : 現地時間9:30~12:00
後場 : 現地時間13:00~16:00
※休憩時間 : 現地時間12:00~13:00
1.寄付値の決定方法プレ・マーケット
(現地時間 8:00〜9:30)
プレオープニング・セッション
(現地時間 9:00~9:30)
2.引値の決定方法アフター・マーケット
(現地時間 16:00〜20:00)
クロージング・オークション・セッション
(現地時間 16:00~16:10)
3.受渡日約定日から起算して3営業日目約定日から起算して3営業日目
※国内約定日・受渡日は日本および現地(香港)
両方の営業日である日にもとづきます。
4.一般的な単元株数1株100〜1000株
5.配当金の権利確定日発行会社の決算日毎年変わる
6.値幅制限なしなし(ストップ高・安もなし)

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