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企業について、サクッと把握
- 中国の家電メーカー大手
- スマートフォンにおいて世界的なシェアを獲得
- EV(電気自動車)参入により今後10年間で1兆円以上の巨額の投資を表明
- 2010年3月3日にJun Lei、Bin Lin、Wan Qiang Li、Feng Hong、De Liu、Chuan Wang、Jiang Ji Huangによって設立され、中国・北京に本社を置いています
ティッカー | 【1810】HK |
会社名 | 小米科技(Xiaomi、シャオミ) |
セクター | 総合家電メーカー スマートフォンメーカー |
設立 | 2010年4月 |
上場(香港証券取引所) | 2018年 7月 |
CEO | 雷軍 氏 (2010年4月6日–) |
時価総額 | 665.9B香港ドル(9.5兆円) |
本部 | 中華人民共和国 北京市 海淀区 |
従業員数 | 22,074人 |
B = Bllion(10億)
上場後右肩上がりで上昇し、一時時価総額10兆円を超えました。
上場初値の16.60ドルから、約60%程度の上昇をしています。(2021/3//31)


深掘り ■ ビジネス、業績について ■
- ビジネスモデル
- コンペティター(競合)
- 売上成長(損益)
- バランスシート(B/S)
- キャッシュフロー(CF)
- 今後の業績見通し
ビジネスモデル
Xiaomi Corp.は、スマートフォン、ハードウェア、ソフトウェア製品の設計、製造、販売を行っています。
その事業内容は、パワーバンク、オーディオ、カメラ、ライフスタイルをカバーしています。シャオミは、ハードウェア、Eコマース&ニューリテール、インターネットサービスの3つの事業セグメントで事業を展開しています。
製品としては、パワーバンクプロ、ヘッドフォン、インイヤーヘッドフォンプロ、ドック付きブルートゥースヘッドセットベーシック、ブルートゥーススピーカー、球体カメラ、ホームセキュリティカメラ、アクションカメラ、ロボットビルダー、電動スクーター、ベッドサイドランプ、体組成計などがあります。
スマートフォンのオンライン販売の先駆者であり、オペレーティング・システムとしてAndroidを採用していましたが、Androidをベースとして独自にカスタマイズしたMIUIをユーザ・インターフェースとしています。
スマートフォンの世界シェアは4位とすごい人気を誇っていて、非常にスタイリッシュでスリムなデザインの特徴があります。
また、テクノロジーも前衛的で4辺カーブディスプレイスマホのコンセプトを公開したり、サムスンやファーウェイに続き、折りたたみ可能なフォールダブルディスプレイ・スマホの販売を発表しています。
現在、中国国内のスマートフォン市場での競争が激化し成長が鈍化する中、他の市場に進出し、インドのスマートフォン市場ではリーダー的地位を築いています。
中国本土市場は、2019年度の全社売上高の56%を占めましたが、2015年度の94%(業界1位)から減少しています。
EV業界参入を突如発表、コンペティター(競合)
中国では、1月にインターネット検索大手・百度(バイドゥ)がEV参入を表明するなどIT業界からの新規参入が相次いでいます。
2021年3月30日、突如として中国スマートフォン大手・小米科技(シャオミ)は、電気自動車(EV)事業に新規参入を表明しました。
EV事業を担う完全子会社を設立し、シャオミの雷軍会長兼最高経営責任者(CEO)がトップを兼務する予定です。
シャオミは、現在自動車のデジタル化が進んでいる中において次の点において優位性すアピールしています。
- ハードウェアとソフトウェアを統合する技術を有している
- 確固とした、ブランド力を築いている
- 既存の自動車メーカーに対抗できる十分な手持ち資金を確保できている
ロイターをはじめ複数のメディアから、Xiaomiが長城汽車(グレートウォール・モーター)と提携するのではないかと報じられています。

長城汽車(グレートウォール・モーター)とは
中国を代表する自動車メーカーの一つで、1980年代に設立、2003年に香港証券取引所に上場しています。
これまでSUVなどの乗用車に注力していましたが、2019年になってEVにも注力し始め、EV専用ブランドである「欧拉 (Ora)」を立ち上げています。
売上成長(損益)
バランスシート
キャッシュフロー
今後の業績見通し
Xiaomiに投資できる国内オンライン証券会社
中国株に投資の注意点
中国株へ投資できるマーケットとしては、香港市場があります。
注意点として、中国株は1株から購入できる米国株と違い、単元株(1回で取引できる最低株数のこと)が200株になります。
USドル(104円/USドルの場合)265ドル × 104円 = 27,560円
香港ドル(14円/香港ドルの場合) 251Hドル × 14円 × 200株 = 702,800円
米国株取引 | 中国株取引 | |
---|---|---|
通常取引(ザラ場) | 現地時間で9:30~16:00 | 前場 : 現地時間9:30~12:00 後場 : 現地時間13:00~16:00 ※休憩時間 : 現地時間12:00~13:00 |
1.寄付値の決定方法 | プレ・マーケット (現地時間 8:00〜9:30) | プレオープニング・セッション (現地時間 9:00~9:30) |
2.引値の決定方法 | アフター・マーケット (現地時間 16:00〜20:00) | クロージング・オークション・セッション (現地時間 16:00~16:10) |
3.受渡日 | 約定日から起算して3営業日目 | 約定日から起算して3営業日目 ※国内約定日・受渡日は日本および現地(香港) 両方の営業日である日にもとづきます。 |
4.一般的な単元株数 | 1株 | 200株 |
5.配当金の権利確定日 | 発行会社の決算日 | 毎年変わる |
6.値幅制限 | なし | なし(ストップ高・安もなし) |

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