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経済的自由のための全3ステップ:STEP1『じぶんの数字』の算出方法【じぶんにとっての真の幸せとは何かを見つめ直す時間】

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この記事で分かること
  • じぶんの経済的自由になるために必要な金額
  • 真の価値を見つめ直す時間となる理由

私の数字は2度と働かなくても済む経済的自立(経済的自由)を達成するために必要な金額ですが、経済的自由はあなたにとって別のことを意味するかもしれません。

それは、借金から抜け出すために必要な金額かもしれないし、世界を旅するための5年間を過ごすために必要な金額かもしれませんし、残りの人生の多くを家族と過ごすために必要な金額かもしれません。

下記の手順で、じぶんにとって経済的自由に到達するために必要な金額を算出していきます。

じぶんの数字の算出ワークフロー

最初のステップは、そこにたどり着くためにいくら必要なのかを具体的にしっかり把握することです。

本記事では、具体的なプロセスを挙げながら、どうすればその数字にいち早くたどり着けるのかを解説します。

カンタンに具体的な支出の把握をする方法

固定費の算出

下記の項目のような固定して毎月かかる費用を算出します。

カテゴリ月額計算式例
家賃更新費用 + (月額家賃 × 12ヶ月+保険料)÷12
自動車(持っていれば){車検費用 ÷ 2年 +(月額保険料 × 12ヶ月 or 年一括保険料)+ そのほか整備費用など}÷ 12
保険生命保険料(年額)÷12ヶ月+医療保険(月額)
電気過去12ヶ月分の平均(1〜12月電気代)÷12
ガス過去12ヶ月分の平均(1〜12月ガス代)÷12
水道過去12ヶ月分の平均(1〜12月水道代)÷12
通信費スマホ月額+インターネット月額 ÷ 12
etc

算出方法は下記の2通りあります

  • アナログ → 支払い履歴やレシートを確認し手入力
  • デジタル → 家計簿アプリを使用(対応していないガス会社などは手入力で補填)
家計簿アプリは生活費の項目で紹介しています。

私は、家計簿アプリを使用して電気ガス水道など全て一括で把握しています。

NUMBERSやEXELでまとめて、下のようにグラフ化しています。

生活費の算出

生活費は毎月変化があったり、算出するのにはレシートをとって置いたり集計するには非常に手間がかかるため現実的ではありません。

オススメは、手間が最小限で済む下記のやり方です。

  • 家計簿アプリのインストール&アカウント登録


  • 出来るだけクレジットカードで生活する


  • 現金での支払いは、家計簿アプリにその都度入力(所要時間15秒程度)


  • 少なくとも数ヶ月のデータを取得し、食費などの月間生活費を算出

月額を取得する項目

項目備考
現金・カード
食費
交通費電車代、タクシー代、ガソリン代など
日用品
趣味・娯楽
教育・教養書籍など
事業費副業などをしている場合
衣服・美容
健康・医療
etc

私は、複数のネットバンクや証券口座やポイントなどの情報を自動取得できて、現金支出の入力もレシート撮影するだけでできる自動家計簿サービス「マネーフォワードME」を使っています。

参考:平均的な世帯とLOVESUKEの年間支出の比較

平均年間支出平均的な世帯(万円)LOVESUKE(万円)
住居18082
食費7260
クルマ・交通費9028
日用品2810
趣味・娯楽2950
教育・教養3510
衣服・美容2010
健康・医療4610
そのほか支出7010
合計570270

自分の支出を数年間チェックし、支出を減らしていった結果、年間270万円の支出でもじぶんが心から好きな生活を送れると判断しています。

ただ、年間270万円を目標としていますが、今後結婚や子供などを考えると必要な額は大きく調整する必要があります。

経済的自由に必要な金額の算出

支出の将来価値の計算方法

日々消費するお金が、将来ではいくらの価値があるのかを知っておくことは、目標を明確にする上での出発点です。

将来必要になる金額の計算

生活費 + 1度きりの支出の合計

これには、現在購入することにどれだけの価値があるか分かるようになり、より納得性の高い買い物をできるようになるといったメリットもあります。

生活費の場合

生活費の将来価値は、下記のシンプルな計算式で求めることができます。

あなたの月間支出 × 12ヶ月 × 25(年間支出倍数係数)=将来価値

例えば月間2万円の外食をした場合

月2万円 × 12ヶ月 × 25 = 600万円

つまり生涯月2万円の外食を続けていくためには、この事のためだけに600万円貯めておかないといけないという事です。

このように、一つ一つの項目を合算していき、生活費の合計金額を導きだします。

1度きり支出の場合

この先待ち構えるライフステージに応じた支出を計算する方法です。
例えば、結婚式や子供の大学の学費など、いくら必要になるのかを計算しておくべきです。

それを導きだすには、この公式を使用します。

例えば下記の場合、

  1. 子供の学費が必要になる時期を推測

    子供が3才の場合18才になるまで15年( n )として

  2. 15年間( n )でいくら投資する必要があるかを計算

    800万円(PV)必要だとすると

  3. 800万円(PV)×{1÷(1+0.07)15乗}=289.95万円

    年7%の複利で15年後に800万円手にするには、約290万円投資しておく必要があるという事です。
1度きり支出の例

下記は生涯で1度は手にする可能性のある支出の例です。
自身の投資しておくべき金額に当てはまるものを全てピックアップしてください。

  • 結婚式
  • 学費

  • 医療費
  • 趣味(世界一周など)
  • etc…

このように、一つ一つの項目を合算していき、1度きり支出の合計金額を導きだします。

乗数を超カンタンに計算する方法

乗数を計算するカンタンな方法を2通り紹介します。

i phone(iOS)で関数電卓を利用する方法

1.07の15乗を計算する場合

iphone電卓アプリを開いて横にします

❶1.07を入力し❷のxのy乗ボタンをクリック

❸15を入力します

最後に❹=をクリックして完了です!

Google検索で関数電卓を利用する方法

Google検索で関数電卓を利用する方法は、下の画面のように

「1.07の15乗」

と検索窓に入力して検索ボタンをタップして完了です!

LOVESUKEの経済的自由の数字

計算
生活費270万円×25=6,750万円
一度きりの支出1,022万円
合計7,772万円

年に1回の「じぶんの数字」の調整

年々増加する医療費や、インフレ率など支出は不確定要素の部分も大きいです。

だからこそ、4半期に1回、少なくとも年ごとに定期的に見直し「じぶんの数字」を調整する必要があります。

じぶんの数字がどんな数字であっても、「うわっ、こんな大金。。」と圧倒されてもそれが事実なのです。

計算に慣れてくると、「本当にこんな大金が必要なのか?」という疑問も生まれてきます。

これはまさに「気づき」と呼ぶべきものであり、支出を精査し、収入を増加させ投資額を大きくしていく日々の原動力となります。

本当に欲しいものがあった場合でも、私は一歩下がってこのように考えるようになりました。

欲しくてたまらない600万円の車、、

  • 税引後の時給が3,000円だったとしても、
  • 人生の貴重な2,000時間と交換することになる。
  • 週に40時間(8h×5日)働いた場合、
  • この車のためだけに、50週間、丸々1年働くことになる
  • 本当にこの車に自分の1年間を捧げるだけの価値があるのだろうか?

さらに、600万円には将来価値としてもっと大きいものになる、

  • 600万円を7%の利回りで運用したら、
  • 10年で、1,180万円
  • 20年で、2,322万円
  • 30年で、4,567万円になる。

合計すると、人生の2,000時間+4,000万円増える可能性を犠牲にしていることになるんだ!

  • それよりも、
  • 旅やキャンプ、音楽フェスや公園に出かけたり新たな出会いを求めたり
  • そのような人生経験にお金を使ったほうが、喜びは大きいかな

だが選択は自由だ。さてどうしようーーーと。

私はこのような計算をするときに、下記のようなシンプルな計算式を使っています。

72の法則

7%の複利で今のお金が2倍になるか計算する場合

  • 72 ÷ 7%(期待利回り)= 10.2年

つまり7%の利回りであれば10年ごとに自分の数字が2倍になるということです。

経済的自由とは突き詰めると、何が本当にじぶんに喜びをもたらすのか、何が自分にとって重要なのかといった問いに答えて自分に正直になることでもあります。

真に大切なことにお金を使い、そうではないことにはお金を節約しよう!
この思考になったことで、周囲の友人が何を買って、隣人が何に散財しているのかは気にならなくなりました。

また、最初にいくら情熱を持って目標を定めていても、ひとの心は常に変化して行くものです。

幸せに感じる、心に必要不可欠なものをリストアップしプライオリティーをつけることで自分自身の優先順位を客観視できます。

LOVESUKEの幸せ
  1. 家族・恋人・友人と過ごす時間
  2. 一人でまったり過ごす時間
  3. ドライブ
  4. 旅行
  5. スポーツ
  6. 車趣味
  7. 睡眠

この順位は以前であれば 3, 4, 6 が上位を締めてめいた頃もありました。
当時はこの順位は揺るぎないものだと思っていました(笑)

幸せな人生、もしくは心から好きな人生を送るということ

「何がじぶんを幸せにするのか分からない」と思うかもしれません。

ですが、心配しなくてもいいんです。

それはあなただけではなく、多くの人は何がじぶんを幸せにするのか分からないんです。

それを知るために、単にもっと多くの時間や場所、自由が欲しい。もしくはラットレースから少しでも早く抜け出したいと思っている。

それも決して悪くはありません。

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