資産8000万円なんて、普通のサラリーマンには無理だと思っていませんか?実は製造業で働いていた一般的な会社員が、投資信託への99%フルインベストメントで実際に8000万円を達成した方法があります。
でも、ほとんどの人は個別株やデイトレで失敗したり、現金を多く持ちすぎて資産が増えないという問題に直面しているのも事実です。
この記事では、2005年から投資を始めて数々の失敗を重ねながらも、最終的にセミリタイアを実現した実体験をもとに、フルインベストメント投資の真実とリスクについて詳しく解説します。
この記事で分かる主要なポイント:
- リーマンショックで全撤退した個別株からインデックス投資への転換過程
- パワハラ退職から副業収入月20万円達成までの具体的な道のり
- バフェット氏の名言をきっかけに米国投資へ完全シフトした理由
- 現金1%・投資99%の極端な資産配分を選ぶ根拠とリスク管理法
- 証券会社を使い分けたポートフォリオの実際の内訳と推移
ぜひ最後まで読んで、投資で資産を築くための具体的な方法を手に入れてください。この記事が投資で悩んでいる方の手助けになれば幸いです。
投資初心者から8000万円まで!実際の資産推移を大公開

正直、投資を始めた頃は全然うまくいかなくて、リーマンショックでは痛い目に遭いました。でも今思えば、その失敗があったからこそ堅実なインデックス投資に出会えたんです。
ここでは2005年からの投資歴を包み隠さずお話しします。個別株やデイトレで失敗した経験から、どうやってインデックス投資にたどり着いたのか、実際の証券会社の画面も交えて詳しく解説していきますね。
2005年~2008年:個別株とデイトレで痛い目を見た製造業時代
投資初心者は個別株選びで必ず失敗するものです。2005年から製造業のサラリーマンとして投資を始めましたが、当時はインデックス投資の知識が全くありませんでした。
トヨタや三井住友銀行、日産などの大手企業の株を中心に購入していましたが、デイトレードのような短期売買も頻繁に行っていました。2、3日で売ったり買ったりを繰り返していたんです。結果的にちょこちょこ稼げる時もありましたが、安定した利益を出すことは不可能でした。
具体的には、株価が少し上がると嬉しくなってすぐ売ってしまい、逆に下がると損切りできずに塩漬け状態になることが多々ありました。
リーマンショックで全撤退!短期売買は凡人には無理だと悟る
2008年のリーマンショックが投資人生の転換点となりました。この時の暴落で怖くなって、保有していた株式を全て売却して市場から完全に撤退したんです。
この経験で個別株投資やデイトレードは凡人には向いていないと痛感しました。ウォール街でプロとして活動している天才トレーダーでも利益を出すのが困難な世界で、普通のサラリーマンが短期売買で稼げるはずがないと悟ったのです。
例えば、プロのトレーダーは1日中チャートを見て、高度な分析ツールを使って取引していますが、本業がある私たちには物理的に不可能ですよね。
2011年からインデックス投資開始!山崎元さんの本との出会い
山崎元氏の「ほったらかし投資術」との出会いが人生を変えました。2011年頃にこの本を読んで、初めてインデックス投資の存在を知ったのです。
当時持っていた貯金2000万円を徐々にインデックス投資に回していきました。コツコツ積み立てる長期投資の概念は今でこそ一般的ですが、当時はまだメジャーではありませんでした。給料から節約した分も毎月積み立てに回すようになり、買ったら放置で売らないという基本スタイルが確立されました。
具体的には、毎月決まった金額を自動で投資信託に積み立てる設定にして、相場の上下に一喜一憂することなく継続していました。
当時は先進国ファンドメイン、S&P500なんて知らなかった
2011年時点では米国投資の知識は皆無でした。SBI証券のSBIEXI先進国株式ファンドなど、先進国全体に分散投資するファンドを中心に積み立てていたのです。
今では投資をやっている人なら誰でも知っているS&P500という言葉すら知りませんでした。無知は本当に怖いと今になって思います。当時のSBIEXIシリーズは手数料も高く、今思えば効率的ではありませんでしたが、それでも個別株よりはマシでした。
ほかにも、当時は「アメリカだけに投資するのは危険」という考えが主流で、リスク分散のために先進国全体や新興国も含めたファンドが推奨されていました。
証券会社別の実際の資産推移グラフを解説
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社を使い分けて資産を分散管理しています。2021年からの資産推移を見ると、どの証券会社でも基本的に右肩上がりの成長を続けています。
2022年には一時的な下落もありましたが、長期的には着実に資産が増加していることが分かります。特にマネックス証券はかなり前から利用しており、途中で下がる時期もありながら全体的には右肩上がりで推移しています。複数の証券会社を使うことでリスクを分散できるメリットもあります。
このように、各証券会社でiFREE S&P500、SBI・Vシリーズ、楽天全米株式など異なるファンドを組み合わせることで、より安定した資産形成が可能になります。
パワハラで退職決意!副業からセミリタイア実現への道のり

製造業のサラリーマン時代、上司のパワハラで本当にメンタルがやられました。でもそのおかげで「このままじゃダメだ」と本気でセミリタイアを考えるようになったんです。
このセクションでは、副業を始めてから月20万円の収入を安定させ、早期退職制度を使って会社を辞めるまでの実体験をお伝えします。同じような状況で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
2013年のパワハラ体験談:上司との関係で心身を病む
職場での人間関係が原因で心の健康を失うと、人生の方向性が大きく変わります。
製造業で働いていた2013年、工場長と直属の上司からのパワハラに遭い、激務と挟み撃ちでメンタルを完全に病んでしまいました。2ヶ月間の休職を余儀なくされ、この時初めて「このままの人生でいいのか」と真剣に考えるようになったんです。
パワハラは決して我慢すべきものではありません。なぜなら心身の健康を失えば、その後の人生設計すべてが狂ってしまうからです。
例えば、私の場合は上司の理不尽な要求と長時間労働で完全に心が折れましたが、この経験があったからこそセミリタイアという選択肢に気づけました。
当時は珍しかったセミリタイアブログとの出会い
情報が少ない時代でも、一つの出会いが人生を変える可能性があります。
2013年当時、セミリタイアを目指すブログは極めて少なく、小太郎さんの「相対40」というブログが唯一の情報源でした。今でこそファイアブログは数え切れないほどありますが、当時は本当に貴重な存在だったんです。
一つの良質な情報源を見つけたら、徹底的に学び尽くすことが成功への近道です。なぜならその分野のパイオニアから学ぶことで、無駄な遠回りを避けられるからです。
具体的には、このブログを読んで「資産があれば仕事をしなくても生きていける」という気づきを得て、副業開始のきっかけになりました。
副業開始から月20万達成まで:ブログ収入の安定化
副業収入の安定化は、経済的自立への最も現実的なステップです。
パワハラ体験後すぐに副業としてブログを開始し、2016年頃には月20万円の安定収入を得られるようになりました。この収入があったからこそ、会社を辞める決断ができたんです。
副業で本業の半分程度の収入が安定したら、リタイアの現実味が一気に高まります。なぜなら生活費を下げれば、完全に会社に依存しない生活が可能になるからです。
ほかにも、副業収入があることで会社での立場が変わり、上司に対しても「いつでも辞められる」という心の余裕が生まれました。
早期退職制度を利用!18ヶ月分の割増退職金をゲット
タイミングと準備が揃えば、最適な条件で会社を辞めることができます。
2016年に会社で40歳以上を対象とした早期退職制度が始まり、18ヶ月分の割増退職金を受け取ることができました。副業収入が月20万円安定していたタイミングと重なり、まさに絶好のチャンスだったんです。
早期退職制度は企業側にとってもメリットがあるため、条件が良いことが多いです。なぜなら人件費削減と従業員の円満退職を両立できるからです。
このように、副業での収入基盤があったからこそ、早期退職制度を躊躇なく利用でき、通常より多くの退職金を手にすることができました。
2017年リタイア後の生活費削減術と車の手放し
リタイア成功の鍵は、収入を増やすことよりも支出を最適化することです。
2017年1月末で退職後、車を売却して公共交通機関中心の生活にシフトし、転居も行いました。もともと質素な生活を心がけていたため、月10〜15万円程度で十分な生活が可能だったんです。
固定費の見直しこそが、最も効果的な節約術です。なぜなら一度削減すれば継続的に効果が続き、精神的な負担も少ないからです。
例えば、車の維持費だけで年間数十万円の節約になり、その分を投資に回すことで資産形成が加速しました。
バフェットの言葉で米国投資に完全シフト!その理由とは

「相続遺産はS&P500に9割投資しろ」というバフェット氏の言葉を知って、米国投資の威力に気づきました。日本とアメリカの経済に対する考え方の違いを肌で感じ、完全に米国投資へシフトしたんです。
ここでは日本の「汗水垂らして働くことが美徳」という価値観と、アメリカの合理的な資本主義の違いを詳しく解説します。なぜ米国投資を選んだのか、その理由が分かりますよ。
「相続遺産はS&P500に9割投資しろ」というバフェット氏の名言
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が、自分の遺産について語った言葉が投資スタイルを完全に変えました。
バフェット氏は妻への遺産相続において「9割をS&P500のインデックス投資に、残り1割を短期国債に投資しろ」と遺言に明記しています。これは世界一の投資家が長期投資の威力を証明した決定的な発言です。
なぜこの言葉が重要なのか。それは個別株選びに悩む必要がなく、アメリカの上位500社全体の成長に賭ける方が確実だからです。この言葉をきっかけに米国投資の情報を本格的に調べ始め、投資方針を大きく転換しました。
例えば、バフェット氏自身も個別株投資で成功していますが、一般の投資家には「市場全体に投資する方が賢明」と助言している点が重要です。
日本とアメリカの価値観の違い:お金に対する考え方
お金に対する根本的な考え方の違いが、両国の経済成長格差を生み出している最大の要因です。
日本では「お金は汗水垂らして稼ぐもの」「お金儲けは悪いこと」「働くことは美徳」という価値観が今でも強く残っています。一方、アメリカは良くも悪くも資本主義の猛者で、お金稼ぎに対して極めて合理的なのです。
この価値観の違いは投資環境にも大きく影響します。日本で投資をしている人は未だに20%程度しかいませんが、アメリカでは投資が当たり前の文化として根付いているからです。効率化や合理性を重視するアメリカの方が、経済成長において圧倒的に有利なのは明白です。
具体的には、日本の「我慢は美徳」という考え方がブラック企業を生み出し、経済の足を引っ張っている現実があります。
資本主義の猛者アメリカ vs 衰退する日本経済
過去30年間の経済成長を見れば、アメリカと日本のどちらに投資すべきかは一目瞭然です。
日本経済は30年以上もほぼ横ばいで成長していない一方、アメリカは資本主義を合理的に徹底しており、継続的な成長を実現しています。特に金利政策の対応スピードが全く違い、アメリカは経済状況に応じて素早く金利を上げ下げして経済を調整するのに対し、日本の対応は非常に遅いのが現実です。
頻繁な差が広がるデメリットはあるものの、資本主義を徹底している国の方が政策対応も早く、経済成長の要素が圧倒的に大きいから米国投資を選択したのです。この判断が8000万円達成の大きな要因となりました。
このように、アメリカの連邦準備制度理事会は経済状況に応じて機敏に政策を変更しますが、日本の日本銀行の対応は常に後手に回っているのが実情です。
投資システムの整備状況:なぜアメリカが有利なのか
投資環境の充実度を比較すると、アメリカと日本では雲泥の差があることが分かります。
アメリカは投資のシステムやマネーゲームの仕組みが圧倒的に整備されており、個人投資家でも多様な投資商品にアクセスできる環境が整っています。一方、日本では投資がブームになっているとはいえ、実際に投資を行っている人はまだまだ少数派なのが現状です。
この差が生まれる理由は明確です。アメリカでは投資が文化として根付いているため、制度やツールの開発が進んでいるからです。投資信託の種類、手数料の安さ、税制優遇制度など、あらゆる面でアメリカの方が投資家にとって有利な環境が整っています。
ほかにも、アメリカでは企業の株主還元意識が非常に高く、配当や自社株買いによって投資家に利益を還元する文化が定着しています。
現在のポートフォリオ:SBI・楽天・マネックス証券の内訳
実際の投資配分を公開することで、米国投資への完全シフトの実態をお見せします。
SBI証券では複数のファンドに分散投資し、楽天証券では全米株式やエマクシスなど3つの商品、マネックス証券ではアイフリーやSBI-V S&P500などに投資しています。全ての証券会社で共通しているのは、米国株式を中心としたインデックス投資に集中している点です。
当時の名残りで一部に先進国ファンドも残っていますが、新規投資は全て米国投資に振り向けています。この配分により、8000万円超えの資産形成を実現できたのです。複数の証券会社を使い分けることで、それぞれの特色を活かした効率的な投資が可能になります。
例えば、各証券会社の強みを活かすため、SBI証券では低コストファンド、楽天証券では楽天経済圏との連携メリットを重視した商品選択を行っています。
99%フルインベストメントって危険じゃないの?リスクと理由

現金をたった1%しか持たないって、正直かなり極端だと思います。でも長期のインデックス投資なら、過去の実績から見て90%の確率で右肩上がりになるんです。
このセクションでは、なぜこんなリスクを取れるのか、暴落時の心構えや実際の生活費の話まで赤裸々にお話しします。フルインベストメントのメリットとデメリットを知って、あなたに合った投資スタイルを見つけてくださいね。
現金1%、投資99%の極端な資産配分を選ぶ理由
現金をほとんど持たずに投資に全振りする理由は、資産を最大限増やしたいという強い目標があるからです。なぜなら証券口座に入れた資金は生活に支障のない余裕資金のはずで、現金にもインフレリスクがあるからです。
フルインベストメントなら相場上昇時の利益をほぼ全て享受でき、長期投資では90%の確率で右肩上がりになる実績があります。極端に見えても、実は生活資金とは完全に分けているので安全性は確保されているのです。
例えば、1000万円の投資資金があっても、生活費は別に200万円の現金で確保しています。このように完全に資金を分離することで、投資部分では思い切りリスクを取れるようになります。
フルインベストメントのメリット・デメリット
投資対象の価格が上昇局面にある場合は上昇分の利益をほぼ全て享受できるメリットがある一方で、相場が下落局面にある場合は損失額が膨らむデメリットがあります。なぜなら現金の緩衝材がないからです。
メリットは資産の成長速度が最大化されること、デメリットは暴落時の精神的負担が大きいことです。しかし長期投資なら一時的な下落は必ず回復するという歴史的事実があるので、この戦略が成り立ちます。
具体的には、コロナショック時に資産が半減しても、その後の回復で8000万円まで増加した実例があります。このように短期的な損失を恐れず、長期的な成長に集中することが成功の鍵となります。
暴落時の心構え:コロナショック時代の証券口座を見なかった話
暴落時の最善策は証券口座を一切見ないことです。なぜなら下落している様子を見ても気分が悪くなるだけで、何の解決にもならないからです。
コロナショック時は3ヶ月から半年も証券口座にログインしませんでした。見ても下がっているだけでうんざりするので、完全に放置して生活に集中したのです。この判断が結果的に正解で、その後の回復で大きな利益を得られました。
ほかにも、暴落時は投資関連のニュースも一切見ないようにしています。このように情報を遮断することで、感情的な判断を避けて冷静さを保てるようになります。
月10-15万円あれば生活できる!ミニマル生活のコツ
一人暮らしの平均生活費は月15万円前後と言われていますが、工夫次第で月10万円にまで抑えることも可能です。なぜなら固定費を徹底的に削減すれば、驚くほど生活費は下げられるからです。
車を手放し、家賃の安い場所に引っ越し、外食を控えることで月10万円生活を実現しました。浪費する趣味もなく、もともと節約家だったこともプラスに働いています。これにより投資資金を最大化できるのです。
このように、リタイア後は都心から地方に移住し、公共交通機関を活用することで車の維持費年間50万円を削減しました。食費も自炊中心にして月2万円以内に抑えています。
資本主義の波に乗って生きていくという覚悟
資本主義の波に乗るとは、お金にお金を稼がせる仕組みを最大限活用することです。なぜなら労働だけでは限界があり、投資による複利効果で資産を大きく増やせるからです。
働くことが美徳という日本の価値観から脱却し、合理的にお金を増やすアメリカ式の考え方を採用しました。資産が半減しても普通に生活できる覚悟があるからこそ、この戦略が成り立っています。
具体的には、サラリーマン時代の給料だけでは30年働いても3000万円程度ですが、投資により8000万円まで資産を増やせました。このように資本主義を味方につけることで、人生の自由度が格段に高まります。
投資で失敗しないための具体的な実践方法

投資で一番大切なのは「買ったら放置で売らない」こと。証券口座を毎日チェックするのは逆効果で、時には3ヶ月も見ない時期がありました。
ここでは実際に8000万円まで資産を増やした具体的な投資方法を詳しく解説します。つみたてNISAの活用法から、他の投資方法との比較まで、あなたの投資成功に直結する実践的なノウハウをお伝えしますね。
買ったら放置で売らない!投資の基本ルール
売らずに持ち続ける姿勢が投資成功の絶対条件です。
投資信託を積み立て購入したら、基本的に売却しないのが鉄則です。なぜなら短期的な値動きに惑わされて売買を繰り返すと、手数料で損をするだけでなく、長期的な複利効果を失うからです。
実際に8000万円まで資産を増やした実践者も「買ったら放置で売らない」を徹底していました。現金が必要な緊急時以外は絶対に売却しないという強い意志が重要です。
例えば、2020年のコロナショックで一時的に資産が大幅に下落しても、売却せずに放置した結果、その後の回復で資産が大きく増加しました。
証券口座を頻繁に見ない理由:3ヶ月放置も当たり前
証券口座の確認頻度を抑えることで感情的な投資判断を防げます。
投資額を頻繁にチェックすると、日々の値動きに一喜一憂してしまい、冷静な判断ができなくなるリスクがあります。なぜなら人間は損失を過度に恐れる心理があり、短期的な下落を見ると売りたくなってしまうからです。
月に1回の確認で十分で、調子が悪い時期は3ヶ月から半年間も口座を見ないことが成功の秘訣です。
具体的には、2020年の暴落時期も証券会社にログインせず完全放置することで、精神的なストレスを避けながら長期投資を継続できました。
つみたてNISAを活用した効率的な投資戦略
つみたてNISAの非課税枠を最大活用することで投資効率が格段に向上します。
つみたてNISAは年間40万円まで投資でき、20年間の運用益が非課税になる制度です。なぜなら通常20.315%かかる税金がゼロになるため、長期投資において圧倒的に有利だからです。
現金がある場合でも一括投資せず、毎月コツコツ積み立てることで時間分散効果も得られ、リスクを抑えながら資産を増やせます。
ほかにも、つみたてNISAなら金融庁が選定した優良なインデックスファンドから選べるため、初心者でも安心して投資を始められます。
4%ルールとセミリタイア実現の関係性
年間支出の25倍の資産があれば、4%ルールでセミリタイアが可能です。
4%ルールとは、投資資産の4%を年間生活費として取り崩しても、元本を維持しながら生活できるという理論です。なぜなら株式市場の長期平均リターンが年7%程度あり、インフレ率3%を差し引いても4%の取り崩しなら資産が減らないからです。
例えば年間400万円で生活するなら1億円の資産が必要ですが、生活費を抑えることで必要資産額を大幅に削減できます。
このように、月15万円の生活費なら年180万円×25倍=4500万円の資産でセミリタイアが理論上可能になります。
他の投資方法との比較:なぜインデックス投資一択なのか
インデックス投資の優位性は手数料の安さと長期安定性にあります。
個別株投資は企業分析が必要で時間がかかり、デイトレードはプロでも利益を出すのが困難な世界です。なぜならウォール街の天才トレーダーでさえ苦戦する短期売買を、一般投資家が勝ち続けるのは現実的ではないからです。
対してインデックス投資は市場全体に分散投資でき、個別企業のリスクを回避しながら経済成長の恩恵を受けられます。
例えば、S&P500は過去の実績で10年から20年の長期投資なら90%の確率で右肩上がりの成果を出しており、堅実な資産形成に最適です。