新興国に流れる資産
2021年か2022年以降、新興国株の時代が本格的に到来すると言われています。その理由は、世界の投資マネーの流れが大きく変わる兆候が現れているからです。
CNBCの記事によると、2021年は中国などの新興国がS&P500(米国)をアウトパフォームする公算が大きいようです。
Bloombergの記事でも中国やインド、東南アジア、南米などの強い成長が予測されています。
下のチャートは、「S&P500指数と新興国株ETF」を割って求めたものです。過去10年間は新興国株に対して米国株が一貫してアウトパフォームしてきましたが、そのトレンド転換が始まっているように見えます。
一度トレンド転換が始まると、2000年〜2010年の期間のように、新興国株が米国株をアウトパフォームする期間が一定期間続く公算が高くなります。
また下の表はそれぞれのETFのどれが過去10年間の間で強かったのかを示した表です。2011-2020年の10年間での順位は次の通りです。
- 米国株
- 日本株
- REIT
- 金
- 中国株
- ロシア株
- ブラジル株
- インド株
- コモディティ
米国以外
VEA(先進国 米除く)0.05%
EEM
新興国(アルゼンチン、ブラジル、チリを始めとする計26ヶ国のエマージング・マーケットの指数)に投資するETF
EEMS
新興国(アルゼンチン、ブラジル、チリを始めとする計26ヶ国のエマージング・マーケットの指数)の小型株に投資するETF
FM
フロンティア マーケット(新興国より未発達な株式市場が未発達な国)ETF
VGK(ヨーロッパETF)
中国ETF
KGRN
連動インデックス | 運用会社 | 経費率 | 運用額(ドル) | 銘柄数 |
---|---|---|---|---|
MSCI China IMI Environment 25/50 Index | CICC | 0.80% | 61.3M | 41 |
投資対象 | 投資エリア | 🇺🇸米国比率 | 🇨🇳中国比率 | EV | 1Yリターン |
---|---|---|---|---|---|
全般 | 中国 | 0% | 100% | あり | 138.6% |
インドETF
INDA
EPI
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