「積立NISAでオールカントリー買っておけば安心」
そう思っていませんか?
実は、世界の富裕層や年金基金が実践している資産運用は、もっと奥が深いんです。
スイス人の家計金融資産は日本人の約2倍。アメリカ人はさらにその上を行きます。でも、彼らが特別な金融知識を持っているわけではありません。
違いは「文化」と「ポートフォリオの組み方」にあります。
私は運用歴30年超のプロから直接話を聞く機会がありました。そこで衝撃を受けたのが「インデックス投資の限界」と「攻めと守りを分ける」という考え方です。
この記事では、日本人が知らない世界標準の資産の増やし方を、初心者でも実践できる形で完全解説します。
読み終わる頃には、あなたの投資戦略が確実にレベルアップしているはずです。
なぜ日本人の資産は増えないのか?スイス・アメリカとの決定的な違い

Q: 日本とスイス・アメリカで家計資産に差がつく理由は?
A: 現金比率の違いと、株式・海外資産への分散投資の習慣化です。日本は現金が54%、米国は13%程度しかありません。
実際に各国のデータを見ると驚きます。
2024年時点で、日本人の家計金融資産のうち現金・預金が占める割合は約54%。一方、アメリカは13%前後、スイスでも30%程度です。
「貯金は美徳」という価値観が染み付いている日本人。でも、それが資産形成の足を引っ張っているとしたら?
各国の家計金融資産の伸び率を比較してわかったこと
過去30年間で、アメリカの家計金融資産は約3.4倍に成長しました。
スイスも約2.7倍。
では日本は?
わずか1.4倍です。
同じ先進国なのに、この差は何なのでしょうか。
答えは明快です。アメリカやスイスは株式市場の成長を個人資産に直結させる仕組みを持っているからです。
特にアメリカでは、GoogleやAmazonといった巨大企業が次々と誕生し、株式投資をしていた人々の資産を押し上げました。でもスイスには、そこまで劇的な経済成長はありません。
それでも豊かなのは、国際分散投資を文化として根付かせているからです。
日本人の「現金比率54%」は異常?世界と比べた資産構成
日本より現金比率が高い国はどこか。
トルコやギリシャなど、金融インフラが未発達な国々です。
つまり、先進国の中では日本が突出して高いのです。
「なぜこんなに現金を持っているの?」
理由はシンプル。デフレ時代が長すぎたからです。
物価が下がり続ける環境では、現金を持っているだけで実質的な価値が上がります。株式投資をしても損をする人が多かった。だから「貯金が一番安全」という思考が定着したんです。
でも、時代は変わりました。
2022年以降、日本もインフレ局面に入っています。現金を持ち続けることは、むしろリスクになり始めているのです。
スイス人が実践する「国際分散投資」の本質
スイスには、国がなくなるかもしれないという歴史的恐怖があります。
ヨーロッパでは、戦争で国境が変わり、資産が没収されることが何度もありました。
だからこそ、一箇所に資産を置かないという考え方が徹底されています。
「でも、スイス人はみんな金融のプロなんでしょ?」
いいえ、違います。
実は彼らも、特別高度な金融教育を受けているわけではありません。学ぶのは「分散投資の重要性」という基礎的なことだけ。
それが文化として根付いているから、自然と実践できているんです。
日本人だって、同じことができます。必要なのは、知識より習慣なんです。
アメリカ人が豊かな理由は「企業の仕組み」にあり
アメリカ企業には、従業員に自社株を持たせる文化があります。
ストックオプションや従業員持株制度を通じて、従業員全員が株主になる仕組みです。
会社の業績が上がれば、自分の資産も増える。だから社員は本気で働きます。
日本でもソニーなど一部の企業が導入し始めていますが、まだまだ少数派です。
特に日本では、役員クラスだけが株式報酬を受け取るケースが多い。従業員全体に広がっていないんですね。
でも、アメリカでは違います。平社員でも自社株を保有し、株価上昇の恩恵を受けられる。
これが、個人資産を押し上げる大きな要因になっています。
あなたの会社にも、こんな制度があったらいいと思いませんか?
「長期・分散・積立」だけでは不十分?オルカンの限界を知る

Q: オールカントリー(オルカン)は完璧な投資先?
A: いいえ。約50%が米国株で、新興国比率は低く、真の世界分散とは言えません。補完が必要です。
私も最初は「オルカン一本でいい」と思っていました。でも、運用のプロから話を聞いて考えが変わりました。
オルカンは確かに優れた商品です。でも、万能ではないんです。
オールカントリー(オルカン)は本当に"世界分散"なのか
オルカンの正式名称は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」。
世界中の株式に分散投資できる、というのが売り文句です。
でも、中身を見てください。
約50%がアメリカ株です。
日本が約5%、イギリスが3%程度。そして新興国全体でも10%程度しかありません。
「世界経済の成長を取り込む」と聞いて、多くの人がイメージするのは、中国やインドといった新興国の成長ですよね?
でも実際には、その恩恵はほとんど受けられない構造になっているんです。
つまり、オルカンに投資するということは、ほぼアメリカ株に投資するのと同じなんです。
これで本当に「世界分散」と言えるでしょうか?
長期投資の落とし穴:バブル高値で買った日本株の教訓
「長期で持てば安心」
本当にそうでしょうか?
1989年、日経平均は3万8915円の史上最高値をつけました。
その時に日本株を買った人は、どうなったでしょう?
25年間、ずっとマイナスでした。
2014年にようやく損益がプラスに転じたんです。
四半世紀ですよ。
人生で一番大事な時期を、含み損を抱えたまま過ごすことになったんです。
ここから学ぶべき教訓は明確です。
「長期で持てば安心」ではなく、「長期で上がるものを選ぶ」が正解なんです。
世界標準が重視する「分散と集中のバランス」とは
運用のプロが教えてくれた、最も衝撃的な考え方がこれです。
「守りは分散、攻めは集中」
一見矛盾しているように聞こえますよね?
でも、これが世界標準なんです。
例えば、あなたの資産を2つに分けて考えてみてください。
1つ目は「守りの資産」。これは積立NISAやiDeCoで、世界分散型のインデックスファンドに投資します。毎月コツコツ、淡々と。リスクを抑えて、確実に増やす部分です。
2つ目は「攻めの資産」。これは、自分が「絶対に伸びる」と確信できる個別株やオルタナティブ資産に集中投資します。
バフェットも言っています。「分散は無知に対するヘッジだ」と。
本当に理解しているものがあるなら、そこに集中すべきなんです。
でも、全財産を賭けるのは危険。だから守りと攻めを分けるんです。
これがアメフト型のポートフォリオです。
ラグビーのように、全員が守りも攻めもやるのではなく、役割を明確に分ける。
この考え方、目から鱗でした。
認識ギャップを見つけることが個人投資家の武器になる
「認識ギャップ」
これが、個人投資家が勝つための最強の武器です。
認識ギャップとは、「市場が思っていることと、現実にズレがあること」を指します。
例えば、2020年頃。
「トヨタは終わった。これからはEVの時代だ」
市場はそう考えていました。テスラの株価は急騰し、トヨタは売られました。
でも、どうなりましたか?
2024年現在、トヨタのハイブリッド車は世界中で売れまくっています。株価も大きく上昇しました。
これが認識ギャップです。
プロの投資家は、四半期ごとに成績を報告しなければなりません。だから、短期的に下がるものには手を出しにくい。
でも、個人投資家は違います。
2〜3年寝かせておいても、誰にも文句を言われません。
これが個人の強みなんです。
市場が気づいていない価値を見つけて、じっくり待つ。
そして市場が気づいた時、株価は大きく跳ねます。
あなたの周りにも、認識ギャップは転がっています。探してみてください。
オルタナティブ資産とは?なぜ今、世界の富裕層が注目するのか

Q: オルタナティブ資産って何ですか?
A: 株式・債券・現金以外のすべての投資対象です。不動産、金、プライベートエクイティ、暗号資産などが含まれます。
正直、私も最初は「怪しいもの」だと思っていました。でも調べてみると、世界の大学基金や年金基金が積極的に投資していることを知って驚きました。
オルタナティブ資産の定義と代表例
オルタナティブ(Alternative)は「代替」という意味です。
つまり、伝統的な資産の代わりになるもの、という意味ですね。
具体的には以下のようなものがあります。
- 不動産(REITではなく実物不動産)
- プライベートエクイティ(未上場企業への投資)
- ベンチャーキャピタル(スタートアップへの投資)
- ヘッジファンド(様々な戦略を使うファンド)
- コモディティ(金、銀、石油、農産物など)
- インフラ(空港、道路、再生可能エネルギー施設など)
- コレクティブル(美術品、ワイン、クラシックカー、希少切手など)
- 暗号資産(ビットコイン、イーサリアムなど)
こうして見ると、幅広いですよね。
これらに共通するのは、株式市場とは異なる値動きをするということです。
株が下がっても、金は上がるかもしれない。不動産は安定しているかもしれない。
だから、分散効果が高いんです。
ビットコインは「オルタナティブ資産」として認められ始めている
「ビットコインって、ギャンブルでしょ?」
以前はそう思われていました。
でも、状況は変わっています。
2024年、アメリカでビットコインETFが承認されました。Fidelity(フィデリティ)、BlackRock(ブラックロック)、Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)といった世界的な金融機関が、ビットコインをオルタナティブ資産として正式に位置づけています。
Grayscaleの2026年展望レポートでは、暗号資産を「中規模のオルタナティブ資産クラス」と明記しています。
つまり、もはや「怪しいもの」ではなく、ポートフォリオに組み込むべき正式な資産クラスとして認識され始めているんです。
日本でも日興アセットマネジメントが、オルタナティブ投資の例として暗号資産を紹介しています。
もちろん、価格変動は大きいです。リスクもあります。
でも、少額を分散の一部として持つのは、もはや非常識ではないんです。
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大学基金や財団が取り入れるオルタナティブ投資の実績
ハーバード大学やイェール大学。
これらの大学基金は、驚異的な運用成績を誇っています。
年平均リターンは10%を超えることも珍しくありません。
その秘密が、オルタナティブ投資です。
彼らのポートフォリオを見ると、オルタナティブ資産の比率が30%を超えていることも珍しくありません。
「でも、彼らはプロ中のプロでしょ?」
確かにそうです。でも、実は彼ら自身が運用しているわけではありません。
すべて外部のファンドに任せているんです。
彼らがやっているのは、「どのファンドに任せるか」を選ぶことだけ。
そして、年に1回しか報告を受けません。
短期的な成績には目もくれず、長期的に信頼できるファンドを選んで任せる。
このスタンス、個人投資家も真似できますよね?
日本ではまだ個人がアクセスしにくい現状
残念ながら、日本ではまだオルタナティブ投資へのアクセスが限られています。
理由は、規制当局の慎重な姿勢です。
「個人投資家に危険なものを売るわけにはいかない」
そういう考え方が根強いんです。
確かに、詐欺的な商品から個人を守ることは大切です。
でも、それが過保護になりすぎて、チャンスを奪っているという側面もあります。
ただ、状況は変わりつつあります。
不動産クラウドファンディングや、トークン化された資産など、新しい形でのアクセス手段が増えてきています。
NISAの拡充も追い風です。
今は過渡期。
だからこそ、今のうちに情報を集め、準備をしておくことが大切なんです。
世界標準に近づくための具体的ポートフォリオ戦略

Q: 現金比率は何%まで下げるべき?
A: 日本人の場合、現在の54%から、まずは30%程度を目指すのが現実的です。最終的には15〜20%が理想です。
私自身、以前は現金比率が60%近くありました。でも今は30%まで下げています。その分、株式と不動産クラウドファンディングに振り分けました。
現金比率は何%まで下げるべきか?
アメリカの財団は、30年前は日本と同じくらい現金や債券を多く持っていました。
でも今は、15〜20%程度まで下げています。
日本も同じ道をたどるはずです。
とはいえ、いきなり15%まで下げるのは怖いですよね。
まずは30%を目標にしてみてください。
残りの70%を、株式、不動産、オルタナティブ資産に分散させるんです。
現金を減らすことに抵抗がある人も多いでしょう。
でも考えてみてください。
インフレ率が年2%なら、現金の価値は年2%ずつ目減りしていきます。
10年で約20%も減るんです。
それなら、リスクを取って増やす努力をした方が、長期的には安全なんです。
債券は本当に必要?金利が低い日本国債の扱い方
「現金を減らすなら、債券に入れるべきでは?」
そう思う人もいるでしょう。
でも、日本の債券は金利が低すぎて魅力がありません。
長期保有しても、ほとんどリターンが見込めない。
それなら、現金で持っていた方がマシです。
なぜか?
現金なら、株価が暴落した時にすぐ買い増しできるからです。
2020年3月のコロナショック。株価が暴落しましたよね。
あの時、現金を持っていた人は、安値で買い増しできました。
債券だと、売却に時間がかかります。しかも、債券価格も下がっている可能性があります。
だから、現金の方が「攻めの現金」として機能するんです。
もちろん、米国債など金利が高い債券なら話は別です。
でも日本国債は、今のところ投資対象として魅力が薄いです。
初心者でも始められるオルタナティブ投資の窓口
「オルタナティブ投資って、富裕層向けでしょ?」
そう思っていませんか?
実は、今は個人でも少額から始められる手段が増えています。
不動産クラウドファンディング
1万円から不動産投資ができるサービスです。
などがあります。
想定利回りが4〜10%程度で、運用期間も数ヶ月から数年と選べます。
不動産という「実物資産」に投資できるので、株式とは異なる分散効果があります。
しかも、物件の管理は全部おまかせ。ほったらかしでOKです。
金・コモディティETF
金はインフレに強い資産として知られています。
日本でも、金ETFを通じて簡単に投資できます。
ビットコインETF、暗号資産取引所
ビットコインに少額投資するのも一つの手です。
ただし、値動きが激しいので、全体の5%以内に抑えるのが賢明です。
「攻め」と「守り」を明確に分ける重要性
繰り返しになりますが、これが最も大切です。
守り:積立NISA・iDeCoで世界分散インデックス
これは淡々と積み立てます。相場を見る必要もありません。
機械的に、毎月定額を投資し続けるだけです。
攻め:共感できる企業、認識ギャップのある個別株、オルタナティブ少額投資
ここは、自分の頭で考えて投資します。
「この会社、絶対伸びる」と確信できるものに集中投資するんです。
この2つを混ぜてはいけません。
守りで個別株を買ったり、攻めで分散しすぎたりすると、中途半端になります。
役割を明確に分けることで、精神的にも楽になります。
守りの部分で安心感を得つつ、攻めの部分でワクワクできるんです。
為替リスクをどう考えるか?円安時代の資産防衛
「海外資産を持つと、円高になった時に損するのでは?」
確かにそうです。
でも、逆に考えてみてください。
日本は資源を輸入に頼っています。円安になると、ガソリンも食料品も値上がりします。
つまり、円だけを持っていると、円安で生活コストが上がるリスクがあるんです。
一方、海外資産を持っていれば、円安で資産価値が上がります。
生活コストの上昇を、資産価値の上昇でカバーできるんです。
これは「守り」の考え方です。
為替リスクを避けるのではなく、為替リスクをヘッジするために海外資産を持つんです。
スイス人が国際分散投資をしているのも、同じ理由です。
自国通貨だけに依存するリスクを避けているんです。
あなたも、資産の半分くらいは海外に振り分けてみてはどうでしょうか?
失敗しない投資信託・ファンドの選び方【プロの視点】

Q: 投資信託を選ぶ時、何を最優先すべき?
A: 新商品に飛びつかず、運用報告書で「総費用」と「運用スタイルの一貫性」を確認することです。
私も過去に、キャッチーな新商品に飛びついて失敗した経験があります。表面的な信託報酬だけ見て選んだら、隠れコストが高くて全然儲からなかった…。
新商品に飛びつくのは危険。実績を見てから判断せよ
新しいファンドが出ると、つい興味を引かれますよね。
「今なら手数料無料!」「業界初の〇〇に投資!」
魅力的に聞こえます。
でも、ちょっと待ってください。
運用実績がないファンドは、本当にその戦略が機能するかわかりません。
バックテストでは良い成績でも、実際に運用すると全然ダメ、ということはよくあります。
プロの投資家は、こう言います。
「最初に投資してもらえるとありがたいけど、個人は実績を見てからでいい」
少なくとも、運用報告書が1回出るまで待ちましょう。
そこで「総費用」をチェックします。
信託報酬だけでなく、売買手数料や監査費用など、すべてのコストが記載されています。
思ったよりコストがかかっていることも多いんです。
運用会社の「ブレ」を見抜く方法
良いファンドと悪いファンドの違いは何か。
それは、運用スタイルを貫いているかどうかです。
相場が逆風の時、スタイルを変えてしまうファンドがあります。
一見、損失を減らして良さそうに見えますよね。
でも、これは危険信号なんです。
なぜか。
スタイルを変えるということは、そのファンドが何を目指しているのか曖昧になるということです。
グロース株ファンドが、逆風の時にバリュー株を買い始めたら?
それはもうグロース株ファンドではありません。
結果として、好調な時も中途半端な成績しか出せなくなります。
良いファンドは、逆風の時こそ下がります。
でも、順風が戻ってきた時に大きく跳ねます。
そういうファンドを選ぶべきなんです。
もう一つ、チェックすべきは人の入れ替わりです。
頻繁にファンドマネージャーが変わるファンドは、組織に問題がある可能性があります。
運用報告書や会社のニュースリリースを見て、確認しましょう。
大学基金に学ぶ「ほったらかし運用」の極意
アメリカの大学基金は、驚くべき運用スタイルを持っています。
年に1回しか報告を受けない。
日本では、四半期ごとに詳細な報告が当たり前ですよね。
でも、彼らは違います。
なぜか。
短期的な成績に惑わされないためです。
四半期ごとに報告を受けると、どうしても短期的な成績が気になります。
「今期はマイナスだった。大丈夫か?」
そうやって不安になり、ファンドを変えてしまう。
でも、それは長期的に見ると悪手なんです。
大学基金がチェックしているのは、運用スタイルが変わっていないか、ファンドマネージャーが辞めていないか、といった根本的な部分だけ。
短期的な成績は気にしません。
この姿勢、個人投資家も真似すべきです。
投資信託を買ったら、年に1回だけチェックする。
それ以外は、株価を見ない。
これができれば、精神的にも楽だし、長期的なリターンも向上します。
世界標準ポートフォリオを実現する具体的サービス
では、実際にどのサービスを使えばいいのか。
マネックス証券
私が一番おすすめするのはマネックス証券です。
理由は、取扱商品の豊富さと、米国株投資のしやすさ。
NISA口座も開設でき、手数料も業界最安水準です。
特に、米国株を買いたい人には最適です。
日本のオルカンだけでなく、自分で個別に米国の成長株を選びたい人にも向いています。
不動産クラウドファンディング
守りの資産として、不動産も一部組み込みたいですよね。
個人的にはCOZUCHI(コズチ)を使っています。
1万円から投資でき、想定利回りも4〜10%と魅力的です。
株式市場とは値動きが異なるので、分散効果があります。
ほかにもTECROWDやLSEEDなど、複数のサービスに分散するのもおすすめです。
【実践編】認識ギャップを見つけて"攻めの投資"を成功させる

Q: 認識ギャップはどうやって見つけるの?
A: 自分が良いと思った企業について、市場がまだ気づいていないかを確認します。証券会社のレポートでコンセンサスを把握するのが有効です。
私がトヨタ株を買ったのは、まさに「EV全盛でトヨタ終了」と言われていた時期でした。でも、ハイブリッドの技術力を信じていました。結果、大きく上昇しました。
共感できる企業を買うことから始めよう
「どの株を買えばいいかわからない」
そんな時は、自分が共感できる企業を選んでください。
ユニクロが好きなら、ファーストリテイリング。
トヨタ車に乗っているなら、トヨタ。
Appleのファンなら、Apple株。
「でも、高値掴みしちゃうかも…」
大丈夫です。
高値で買っても、下がった時に買い増せばいいんです。
そのプロセスで、「なぜ上がったのか」「なぜ下がったのか」を学べます。
これが、何よりの勉強になります。
共感できる企業なら、下がっても売りたくなりません。
むしろ、「安く買えるチャンス」と思えます。
これが、長期保有の秘訣なんです。
マーケットの「思い込み」を逆手に取る
市場には、根拠のない「思い込み」がたくさんあります。
例えば、「ホンダ株は3000円を超えない」というアノマリー。
1990年代、多くのトレーダーがそう信じていました。
でも、何の根拠もありません。
単なる過去の経験則です。
こういう思い込みがあると、株価が3000円に近づくと売りが出ます。
でも、企業の本質的な価値が上がっていれば、いずれ突破します。
そして、突破した瞬間に大きく跳ねるんです。
他にも、「この業界はオワコン」「この会社は成長しない」といった思い込みがあります。
でも、本当にそうでしょうか?
自分の目で確かめてください。
決算書を読む。店舗に行ってみる。商品を使ってみる。
そうすると、市場が見落としているポイントが見えてきます。
それが認識ギャップです。
証券会社レポートの正しい読み方
「証券会社のレポートって、信じていいの?」
答えは、「参考程度」です。
レポートは、市場のコンセンサス(共通認識)を知るためのツールです。
「今、市場はこの会社をこう見ている」
それを知るために読むんです。
信じて投資するためではありません。
例えば、あるレポートで「この会社は業績悪化で株価下落リスク」と書いてあったとします。
でも、あなた自身が調べてみたら、実は新規事業が好調だった。
これが認識ギャップです。
市場がまだ気づいていないポジティブ要素があるなら、そこにチャンスがあります。
レポートを鵜呑みにせず、自分の頭で考える。
これが大切です。
株価を見すぎない。年1回チェックで十分な理由
毎日株価をチェックしていませんか?
それ、やめた方がいいです。
なぜか。
短期的な値動きに、ほとんど意味がないからです。
株価は日々、理由もなく上下します。
それに一喜一憂していると、精神的に疲れます。
しかも、余計な売買をしてしまい、手数料やタイミングのミスで損をします。
プロの投資家は、こう言います。
「忙しい人の方が、投資成績が良い」
なぜか。
株価を見る時間がないから、余計な売買をしないんです。
だから、年に1回チェックするくらいで十分です。
その時に確認するのは、
- 会社の事業内容が変わっていないか
- 経営者が変わっていないか
- 自分が投資した理由が変わっていないか
この3点だけ。
株価が上がっているか下がっているかは、二の次です。
本質が変わっていなければ、保有継続。
変わっていたら、売却を検討。
シンプルですよね。
これが、長期投資の極意です。
よくある質問(FAQ)

投資初心者は何から始めればいい?
まずは積立NISAでオールカントリーを始めましょう。
月1万円からでOKです。
同時に、自分が共感できる企業の株を1つだけ買ってみてください。
少額でいいんです。
それで「投資している」という実感を持つことが大切です。
オルカンだけで本当にダメなの?
ダメではありません。
オルカンだけでも、何もしないよりは遥かに良いです。
ただ、世界標準には届かないということです。
余裕があれば、新興国株や不動産クラウドファンディングも組み合わせてみてください。
オルタナティブ投資は危険じゃない?
確かにリスクはあります。
でも、少額を分散して投資すれば、リスクは限定的です。
全財産を投じるのは危険ですが、全体の5〜10%程度なら、十分コントロール可能です。
30代・40代でも間に合う?
間に合います。
むしろ、30代・40代は投資資金も増えてくる時期です。
今から始めれば、60歳までに十分な資産を築けます。
大切なのは、今日始めることです。
GPIFの運用は参考になる?
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、日本最大の機関投資家です。
運用成績も良好で、参考になります。
ただ、彼らも「まだ細かすぎる」という指摘があります。
海外の財団のように、もっと本質に集中すれば、さらに成績が上がる可能性があります。
個人は、GPIFよりもっとシンプルに考えてOKです。
まとめ:世界標準の資産運用で「負けない投資家」になる
ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございます。
最後に、要点をまとめます。
1. 現金比率を下げ、株式・オルタナティブに分散
日本人の現金比率54%は高すぎます。
まずは30%を目標に下げましょう。
その分を、株式、不動産、オルタナティブ資産に振り分けてください。
2. 守りは分散、攻めは集中
積立NISAやiDeCoで世界分散インデックスを淡々と積み立てる(守り)。
同時に、自分が確信できる個別株やオルタナティブ資産に集中投資する(攻め)。
この2つを明確に分けることが、世界標準のポートフォリオです。
3. 認識ギャップを武器に、長期で勝てる資産を選ぶ
市場が気づいていない価値を見つけてください。
証券会社のレポートで市場のコンセンサスを把握し、自分の頭で考える。
そして、2〜3年寝かせる覚悟で投資する。
これが個人投資家の強みです。
4. 今日から始められる小さな一歩
- マネックス証券でNISA口座を開設
- COZUCHI(コズチ)で不動産クラウドファンディングを1万円から始める
- 自分が共感できる企業の株を1つだけ買ってみる
この3つを、今週中に実行してみてください。
あなたは、すでに一歩を踏み出しています。
この記事を最後まで読んだということは、「変わりたい」という意志がある証拠です。
世界標準の資産運用は、特別な知識がなくても実践できます。
必要なのは、正しい知識と、行動する勇気だけです。
スイス人やアメリカ人ができるなら、あなたにもできます。
さあ、今日から始めましょう。
10年後、20年後のあなたが、「あの時始めておいてよかった」と心から思える未来を作るために。

