デスマーチしている

デスマーチとは集団的な労働時間が長いことです。
大手は流石に最近はニュース等でバッシングされたりして対策されてきていますが、製造業とかで、残業時間が長いとかサービス残業が多い、社員に一度退出ログを取らせその後継続的にサービス残業させたりなどの労働時間をごまかしていたりといったことは聞いたことがありませんか?
これが、開発末期の数ヶ月とかであればまだマシですが、これが何年もずっとそんな状態の会社は経営者が「長時間労働が悪いことだと思っていない」もしくは「あえて意図的にやっている」と考えています。
悪いと思っていたら、辞める努力をしますよね。人を増やすとか、スケジュールに余裕を持たせるとか。そういうことを一切していないという証拠ですので、そういう会社で働いていても使い潰されるだけです。
新人研修がテキトー
なんとなく新入社員の1、2年上の先輩に「これ見といてー、これ教えてあげて」とか、会社として決まった研修がほとんどなくて、なんとなーくフワッとした新人研修をやっている会社はヤバイです。
そういう会社は、社員を育てようという意識がなくて、若い人がどんどん辞めていきます。
実は1部の大手企業にもあるこの実態ですが、簡単な見分け方があります。
全社員の平均年齢が、どんどん上がっていっている
こういう会社は、未来がないので辞めておいたほうが良いでしょう。
新しいことをしない

新しいことをせずに、今ある仕事に執着している会社です。
IT業界やゲーム業界にあるあるですが、この業界は移り変わりが激しいので、ずーっと同じ商品・サービスを作っている会社はどんどん淘汰されていきます。
90年代前半(ゲームが2D→3D)、最近(テレビゲームオンリー→スマホゲームの普及)
最近だとこれまで数十年変化のなかった自動車業界に、EVやITネットワーク化など新しい風が吹いていますね。
大手企業も同じかもっと悪いかもしれません。大きく古い会社ほど対応が遅く、そんな簡単に企業体質は変わるものではありません(古い大きい会社でもちゃんとしている所は実際存在します)
時代や技術が変わるということは、設備も変わります。スペックの古いPCをずっと使い続けさせて新しい機材の導入に後ろ向き、技術開発もしない、一人の社員がいっている世の中では当たり前の潮流に耳を傾けようとしない会社は、未来がないので辞めた方が良いと思います。
他社の尻拭いばかり
他社の尻拭いばかりをやっている会社、つまり他の会社が投げ出したような案件とか、誰も引き受けなかった案件が回ってきているということです。
そういう会社は開発費を、とても安く請け負っている場合が多く、開発費が安いってことは、社員の給料も安いということになりますよね。
給料も安いということは、ずっといても昇給がしないということです。
ですので、そういった会社はすぐ見限って他の会社に行った方がいいです。
開発機材が古い

主にパソコンの寿命は4年くらいです。これは、ITが進化しているので、そのスペックに合わせる必要があるためです。
パソコン以外にも、製造業だと工場やその設備などがあてはまります。
それを、「まだ使えるから」といってずーーっと古いまま放置している会社って、明らかにお金がないのか社員の意見を聞いていない、危機感がないことの証拠です。
あと、事務椅子が安いと言うのもダメな典型例です。
開発職の椅子は、寿命を左右するとも言われていて、オフィス用カタログを見て一番安い椅子が適用されている場合は、人材を雑に扱っている証拠です。
清掃費をケチる
会社が掃除のお金をケチり始めたら、会社にだいぶお金がない証拠です。
社員が働く環境が清潔な状態で保たれているのは、当たり前のことですね。
小さい会社や若い会社は社員みんなで掃除していたりしますが、従業員100人を超える会社だと普通は業者に任せるものです。
それが、いつの間にか掃除の質が落ちていたら、いよいよなので警戒すべきです。
上司が多すぎる

次の中に当てはまるものが、上司が多すぎる会社です。
- 上司に似たような役職がたくさんある
- 上司が多く「この人とこの人どっちの方が偉いのか分からん」
- 部下が一人しかいない役職が連なっている(例:平社員ー係長ー課長ー部長)
このような場合、上が詰まっているという証拠になので、下の人がこれから出世できる可能性が低くなります。
なんでそうなっているかと言うと、ずっと長く会社にいる人に「ヒラのままじゃ可哀想だからなんか役職つけるか」といったことが横行しいるためです。
そんなずっとヒラで出世できないってことは、仕事もできないってことで、そんな人が長くいるといった理由だけで上に上がるのは、下からしてみれば堪ったものじゃありません。
そう言う会社は、降格がないのも特徴です。
偉くなった人が大失敗したり、明らかに何年もずっと結果を出していない、それなのにずっと降格しないと言うのは、責任の所在が不明確になり(意図してそうしている場合も多々)会社の業績に悪いことしかありません。
そういった状況で、下から人が入ってくるから、どんどん半ば自動的に上に役職者が溜まっていく構図になるのです。
そう言うことをしている会社は、社長や役員が実績よりも自分と仲が良いか、自分にとって都合が良いかだけで役職者を選んでいる場合が多く、そう言う会社はまともな評価をしてもらえず、頑張る意味がなく、自分のやる気もなくなってくるので、さっさと転職するべきです。
部下の成果は上司や会社の成果

これは、仕事に情熱を持っている人ほど辛いと感じると思います。
「これは私(上司)が考えました」といったアイディアの”個人的”搾取や「これは全部私がやりました」など公になっていないため立場を利用した搾取が横行してしまう会社があります。
これが当たり前になっているということは、その上の管理職が現場を全く把握していないか、見て見ぬ振りをしているということになります。

「見ているようで見ていない」上司、管理職が当たり前になっている会社は要注意。
良い会社は、「見ていないようで、見てくれている」上司がいるものです。
このいわゆる自分のキャリアにつながるような成果であったはずのものが、もしも会社に良い大きな影響を与えるものであったとしたら、その悔しさといったらありませんね(笑)
会社から搾取されることは当然だったとしても、個人的に分からないようにやるというのは未だに許せませんが、日本企業にはよくあることのようです。。
そういった、モチベーションが低い状態で仕事をしていると、自分の能力が伸びない状態になり何もいいことがありません。
何よりも、自身が仕事に没頭できる環境に身を置くことを最優先させましょう。
社長にやる気がない
社長に限らず役員や上司にも言えることですが、全然開発の現場に顔を出さなくて、(ずっと社長室とか個室にいて、経費でキャバクラに行っていて)といったことを感じたら要注意です。
会社を取り巻く状況が刻々と変わっているにも関わらず、別段経営手腕を振るうわけでもなく、自分が辞めるまで不祥事が出ないことを願い、社員の給料が安いのに、社内報などで社員にばかり押し付けてくるような社長はリーダーシップを発揮しているとも、会社を良くしようとしているとも思えないので、投資にも後ろ向き(必要に迫られなければやらない)でしょう。
会社が良くなる仕組みは、社長、役員はじめ経営者が作るもので、それを他人事のように表面的に扱っている会社は今後も社員、労働者ばかりが苦労することになるでしょう。
労働組合にやる気がない
大きめの企業にある労働組合というのは、本来組合員が健全に働けるように、給料や労働環境を是正する役割があります。
それを、会社と結託して、会社の言うことは全部丸呑みで、組合員にも許可を取らず勝手にやる様な労働組合は存在価値がありません。分かりやすい例でいうと
社員食堂が高くて不味い
食事というのは、社員のモチベーションを左右するといっても過言ではありません。ひどい会社では、食堂がまるで「豚舎」のように古く、そこで提供される食事もまるで「エサ」のようです。しかも、そのエサを自腹で他社よりも割高で与えられています。
そういう食堂は大体組合と食堂業者がズブズブの関係にあり「与えてやっているんだ、感謝しろ」と言わんばかりに、何も改善する気配も感じられないでしょう。
毎月組合員から強制徴収しているにも関わらず、勝手に高額な組合の建物を建てたり、無駄に貯金を貯めている労働組合がある会社で、働いていても今後も良いことはないでしょう。
給料の支払いが遅れる
労働組合のあるような大手企業ではまずないですが、これはもう1発アウトです。
支払いが遅れると言うことを、会社間の取引でやったら大問題ですよね。こんなことをやったら、業界内の信用を完全に失います。
そんなヤバイことを社員に平気でしてくる会社は、すぐ辞めましょう!!!

以上です!
ご覧いただきありがとうございます。
記事を読んで、「あれウチの会社じゃない?」と思われた方はいますぐ独立か転職を検討していただいた方がいいと思います。
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